#百合 #耳かき
今日は後輩が自分の家に泊まることになった。
後輩だけど、敬語とかを使うかたくるしさは、全くない。
根っからの仲良しだから。
一緒にずっとゲームをやって、とても楽しく、夜中まで二人で仲良くさわいでた。
両親は仕事にいったまま、何故か帰ってこないらしい。
とても心配にはなるが、注意されず、とにかくめいいっぱい自由に遊べるのがよかった。
二人きり。
それは誰にもこの時間を邪魔されない。
頭がとろけるほど、楽しかった。
夜中までゲームをやったあと、もう寝ようとなったが、どうしようと少し悩んだ。
暗闇。夜中。
何もしてなくても、それが家でもちょっとゾッとする。
ぎゅっ。
「ん?怖い?」
心配そうに私の顔を見つめる。
その通りだと素直にうなずいた。
「んーー。」
その後何か考え事をしてるようで頬杖をついた。
「ちょっと、いい?そういえばいいものがあった。あ、ちょっと手離すね。」
そう言うと、彼女はベットの上をよつんばいになって動き、前にあるタンスに手を伸ばした。
「あ、これこれ。」
タンスから何かを手に取ると、再び同じように戻ってきた。
暗くてよく分からなかったが、彼女は綿棒のようなものをもっていた。
「おいで。」