ブックマーク一覧 カテゴリ7 全5件
連載 485エピソード
久しぶりの休日、趣味のサバゲーを楽しんでいた社畜気味のアラサー警備員・深見真澄。夜は友人達と共に近くの山でキャンプをする予定が、何の前触れもなく異世界に迷い込んでしまう。 最近流行りの異世界転移かと思いきや、いきなり森の中で魔物に襲われるわ、助けてくれた女剣士に変態扱いされるわ、ローンが残っている愛車はタイヤのみを置いて消えるわでもう散々。 おまけに金なし、宿なし、知り合いなし、チートなんてもってのほか。 信じられるのは割と高めなバイタリティと器用な手先。そして自慢の秘密道具のみ? これは安定志向ながらも意外と大胆な男が、なんやかんやと冒険を楽しむ、ただそれだけのお話である。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月16日
連載 42エピソード
ファンタジー世界に転生してしまったらしい伯爵令息ロイドは、今日も今日とて王太子の愚痴に付き合っていた。 公爵令嬢で淑女の鑑と言われる程に完璧な婚約者。 彼女が家の権威を笠に着て男爵令嬢を貶し、あるいは人を使っていじめている、と彼らは思い込んでいたのだ。 定番だな、と彼は思う。どうやらここは乙女ゲームの世界、もしくはそれに似た世界らしい。 ただ、前世も男性だった彼は、そのタイトルもシナリオもわからない。 だから彼は、シナリオに忖度することなく王太子に異議を唱えた。「それはおかしくないか?」と。 家の力を使っているのは、彼らもである。 何しろ王太子に公爵・侯爵令息だ、家の力は婚約者に引けを取るわけがない。 プライドは高くもアホの子である彼らは、納得した。あっさりと。 家の力、すなわち王太子予算に手を付けることを諦めた彼らは、ならば男爵令嬢へのプレゼント代を稼ぐためにダンジョンの奥地へと向かう。 そこで彼らが見たもの、得たものとは……。 ※転生者である伯爵令息の目を通してみるドタバタ劇。 コメディタッチのお話です。 以前短編として投降した「まったくあの女は、家の力を使ってばかりで!」「いやまて、それおかしくね?」を長編向けに再構成したものになります。 そのため、設定を変更した部分がございます、ご了承ください。 R-15は念のためつけております。戦闘シーンなどで少々苦手な方は苦手なシーンがあるかも知れません。 ※11月3日、タイトルを変更いたしました。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年04月23日
連載 897エピソード
「あなたのような卑劣な手を使う者は、勇者さまのパーティにふさわしくありません」 魔王領に入る時、賢者と神官はそう言って盗賊を追い出した。 勇者の幼馴染である彼は、勇者と共に冒険し、ここまでやってきたが…… 勇者に惚れている賢者と神官に邪魔者扱いされて、勇者パーティを追放されてしまった。 手切れ金として渡されたのは大量の金塊と宝石。 ふらつく足で、盗賊はそれを背負い、故郷の街へと帰る。 そして出会ったのは、路地裏で生きる少女。 「よろしくお願いします、師匠!」 少女が切り出した勝負に負けた盗賊は、彼女を弟子にとり盗賊としての修行を始める。 それは少女が美しくも可愛い美少女であったのに加えて、盗賊のとある性癖のせいでもあった。 盗賊ギルドの依頼、領主からの依頼。 はたまた冒険者となって事件を解決する。 そして研究者たちが集う学園都市に赴いた盗賊は、 魔王直属の四天王である吸血鬼と出会ってしまった。 「あなた様のお名前を教えてくださいませんか?」 一目惚れする吸血鬼を加え、盗賊は本心を隠しつつ弟子を育てることになる。 追放されたパーティ。人類を救おうとする勇者。信者のいない神。 その全てを助けるために、ラブラブでほのぼので、どこか甘い盗賊ライフをおくる日々。 優しくとも卑劣な盗賊と、 明るく活発で寂しがり屋な弟子と、 退屈に殺された吸血鬼。 人と魔物と神の折りなす、勇者そっちのけのイチャ甘ほのぼの物語。 ※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写ありガールズラブ
最終更新日:2025年06月20日
連載 140エピソード
レイは子爵家の嫡男である。 この春に王都にあるワシントス王立学院に入学する為、故郷であるクロイツェル領を離れる事になっている。領地持ちに子爵家嫡男とはいえ、その領地は王国でも辺境であり、所詮は子爵家。上級貴族やましてや王族などには縁がない家格である。領地も辺境の為、王都で権勢を誇ろう、家格を上げようなどとは全く考えていない。むしろ興味がない。自領の運営だけで十分なのだ。 なのにどうした事だろう。入学前には公爵令嬢、伯爵令嬢、入学してからは王子にまで話かけられる。おかしい、たかだか子爵嫡男である。みんな気安く話かけ過ぎではないだろうか?話かけられる身分の低い側は正直困ってしまう。それはそうだろう、だってうちは子爵家である。 だからレイは本当に思う。「勘弁して欲しい」と。 出世欲のない、ただの子爵嫡男が、気が付けば、注目される存在になり、気が付けば、英雄と呼ばれる存在にまで、本人の意図とは別にのぼり詰める話。 舞台はゲーム類似世界で異世界転生要素あり。ただし主人公は転生者ではありません。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年09月11日
短編
「まったく、あの女はいつも家の力を使ってばかりで!」  王立学院に入ってから知り合った男爵令嬢に熱を上げている王太子は、今日も今日とて執務室で側近達を相手に婚約者の愚痴を零していた。  公爵令嬢で淑女の鑑と言われる程に完璧な婚約者。  彼女が家の権威を笠に着て男爵令嬢を貶し、あるいは人を使っていじめている、と彼らは思い込んでいた。  そこに、側近の一人である伯爵令息から声が異議が上がる。  家の力を使っているのは、彼らもではないか。  何しろ王太子に公爵・侯爵令息だ、家の力は婚約者に引けを取るわけがない。  プライドは高くもアホの子である彼らは、納得した。あっさりと。  家の力、すなわち王太子予算に手を付けることを諦めた彼らは、ならば男爵令嬢へのプレゼント代を稼ぐためにダンジョンの奥地へと向かう。  そこで彼らが見たもの、得たものとは……。  転生者である伯爵令息の目を通してみるドタバタ劇。  コメディタッチのお話です。 ※8/23・24、日間異世界転生/転移ランキング 恋愛ジャンルでなんと1位をいただきました!  また、8/24日間総合ランキング5位に入ることができました!  読んでくださった皆様、本当にありがとうございます!
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2022年08月21日