【本編・番外編完結】
ブラック企業の限界社畜予備軍、久楽下灯花(くらした とうか)は賑やかな金曜夜の駅前から突如異世界へと飛ばされた。
現地で辺境伯エドガルドに保護され、言葉も通じない異世界で懸命に学ぶ灯花は「漂流人」と呼ばれる異物である自分の居場所を探すことにする。
そうして赴いた王城で、灯花は同じく漂流人である『聖女』さまに出会うことになるが――
無能のオマケと囁かれ気が滅入っていたら『聖女』さまが死んだ!?
王城は魔窟の気配、もう長居は辛いかもしれない……じゃあどうしよう。
そんな疲れ果てた主人公が幸せを目指す物語。
※1話が1500~2000字でさっくり読めます(後半は2000字超えが普通になります)