ブックマーク一覧 カテゴリ1 全760件
連載 完結済 62エピソード
公爵領の街、サグラードの孤児院で育ったディアは、孤児でも大切にしてくれる公爵領に貢献して生きていきたいと思っていた。 しかしある日、目の前が真っ白になり、突然瞳の色が金色に変わる。 ――私が聖女? 嘘でしょう? 神官達に連れられ王都に来てみれば、ディアは一切歓迎されなかった。 聖女に選ばれるのは貴族の娘だと信じて疑っていなかった貴族達や、聖女を婚約者にと考えていた王太子にとって、青天の霹靂だったらしい。 ――でもそれ、私だって同じなんだけど? 離れたくなかった公爵領から無理やり連れてきておいて、なんでこんな扱いを受けなきゃいけないの!? そんな鬱屈した気持ちを抑制しながら、大神殿で聖女の役目を果たしていたディアだったが、聖女の力を学んでいくうちに悪巧みを始め……? 元気いっぱいの明るいディアと、口は悪いけど実は優しいライが、お馬鹿な王侯貴族をフルボッコするざまぁ物語です!(毎週末更新予定)
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異世界[恋愛] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月21日
連載 完結済 51エピソード
伯爵令嬢のリリアナは、婚約者のエドワードに「空気のようでつまらない」と言われ、別の令嬢と仲睦まじい様子を目の前で見せつけられた。 長年、婚約者のエドワードに「控えめにしろ、慎ましくしろ」と言われ続け、自分を押し殺してきた彼女だったが、これを機にある決意をする。 ――ならば、私は本当に「空気」になってみせます。 婚約を解消したリリアナは魔術の道へ進み、新しい環境で自分の力を伸ばすことに。 だが、浮気していたはずの元婚約者がリリアナに歪んだ執着を見せ始めて…… ”空気のような存在”だったリリアナが、誰かの特別へと変わっていく物語 〇他サイトにも掲載しています 〇2025.6.21 完結しました! 〇2025.6.24 日間総合完結1位
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月21日
連載 完結済 41エピソード
平民上がりの少女アルマは、聖女として王城で勤めていた。国中の“穢れ”を払う聖女の仕事は大変だったが、アルマはいつも励ましてくれる第一王子のサディアスに、いつしか淡い恋心を抱いていた。 しかしある日、サディアスから「第二の聖女になってくれ」と言われる。それは、アルマがサディアスの恋人であるエスメラルダの補佐に回るということを意味していた。 聖女は一人しかいてはいけないのに? しかも、ぽっと出の女が第一の聖女? 頭にきたアルマは聖女を辞め、隣国で新たな人生を歩むことにした。 アルマは隣国でも呪いのアイテムを浄化し、道具屋を開いたり、強盗団を捕まえたり……と持ち前の聖女の力をいかんなく発揮する。 すると、アルマの規格外な力は徐々に周囲に知れ渡り、やがて隣国の王子も彼女に目をつけ……!?
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異世界[恋愛] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月17日
連載 完結済 26エピソード
結婚式当日、夫のトマスに逃げられた花嫁「ヴィオラ」は、その後放り投げられた貴族社会での地位の確立や義両親の介護、没落寸前だった家の立て直しに十年の月日を消費させられた。若かった彼女ももう三十手前、そんな時に書類上の夫トマスが現伯爵の死期を知って戻って来た。子供連れで戻って来たトマスは父の死後に家を継ぐのは自分だし、この子供は貴族として与えられる幸せを全て得る権利があると主張し、これまでヴィオラを「貴方は本当の娘のよう」「君が娘ならよかったのに」と可愛がってくれた義両親も実の息子と孫可愛さにヴィオラを「他人」と扱い始める。「わたしの十年はなんだったの?」ショックで倒れたヴィオラは自身のベッドで目覚め、「2025年の日本人女性なら絶対に泣き寝入りしないからな」と庭でバーベキューを始める。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月16日
連載 完結済 62エピソード
4月にスターツ出版ベリーズファンタジー様にて書籍発売予定です♡ どうぞよろしくお願いします(*^^*) 私は芹沢 杏奈、二十八歳。 ……改め、マリアンナ・アルストロメリア、二十歳。 そう、私は異世界転生をした。 前世では多忙な薬剤師だった私だが、それなりにやりがいを持って仕事に打ち込んできた。 けれど、彼氏は気が強くて仕事に明け暮れる私に嫌気が差したらしく、つい先日別れを告げられてしまった。 くそ、あんな奴……と思いながらとりあえず帰って疲れた体を休めようと歩いていた時にトラックにドーン! そんな記憶を取り戻した私ことマリアンナは、王宮薬剤室で薬師として働いている。 しかしこれが見事なブラック企業。 陰険眼鏡な上司から解雇を告げられ、こんなところこっちから願い下げよ!と辞職。 これからは私のやりたいことをして、薬の大切さを広めていこうと辺境の地、ダイアンサス辺境伯領に移り住む。 優しい人達に囲まれて新しい仕事も順調、と思っていたら、イケメンだけと口の悪いムカつく男が現れた。 もちろん馬が合うわけがなく、最初は反発していたのだけれど――――? チート薬師として活躍するマリアンナの、お仕事と恋愛を描いた物語です。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2023年05月13日
連載 完結済 12エピソード
「君を愛することはない」 幾度となく使われた常套句が、型通りのクッキーのように残念な夫の口から今宵も吐き出される。 あるあるスタートの、あるある浅慮で、あるあるなざまぁというスタンダードな道を真っ直ぐ進むだけのお話です。 短編で投稿していた同名作品の連載版となります。 毎朝投稿の予定でしたが、間違えて全部投稿しました。実に愚か。 三話までは短編と同じ内容です。 いつもながら誤字報告をしてくださる職人様達のお陰で誤字が駆逐されています。大変お世話になっています。 2025/6/10 [日間] 異世界〔恋愛〕ランキング - 完結済で2位!ありがとうございます!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月19日
連載 完結済 51エピソード
私キルステン・ガーフィールドが夫である、ジョージと結婚したのは、もう三年前だ。 政略結婚ではあったものの、私と夫はとても上手くいっていた。……ただ、まだ子宝には恵まれていない。 私はまだ微かに痛む下腹部へ、もう一方の手をそっと添えた。月のものが来る度に私は絶望する。そんな私に夫はいつも優しく『焦らなくても良い。まだ僕たちは若いんだから』と慰めてくれた。 そう、私達は上手くいっていた。 ーあの人が帰ってくるまで。 ※私の頭の中の異世界のお話です。史実に則っているわけてはありません ※直接的な描写はありませんが、性的な行為を匂わせる表現が出てきます。苦手な方はお気をつけ下さい ※こちらは「カクヨム」でも掲載しております
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年06月11日
連載 完結済 21エピソード
リディアーヌにはモーリスという幼馴染がいる。婚約こそしていなかったものの、将来二人は結婚するのだろうと、周囲の誰もが思っていた。リディアーヌ自身も当たり前のようにそう思っていたが、ある日、モーリスと友人の会話を聞いてしまい、その将来が音を立てて崩れていった。リディアーヌは彼の婚約者ではないし、親同士が仲が良いだけで将来を誓い合った仲でもない。そのことに気が付いたリディアーヌは、モーリスから離れることを決意した。周囲が思う当たり前に逆らうことを決めたリディアーヌは、同じ皇宮仕えをしているドロシーに成り行きで男性を紹介してもらうことになったのだった。GW中の完結を目指しています。←すみません、無理でした。延長します。電子書籍化が決定いたしました。詳細はまたお知らせいたします。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月18日
連載 完結済 24エピソード
【一番嫌いなタイプの人間に転生してしまった】 可愛い娘に看取られ最期の時を迎えようとしていた私は、走馬灯を見ていた。 姑にはいびられ、「一生大切にする」と言った夫は助けてくれないし、同居なのにひとりで子育て…… 娘が生まれたこと以外、ろくな人生じゃなかった。 『自分ならあんな意地悪な姑にはならないし、夫のようなマザコン息子に育てたりはしないのに……』 まあ、苦労も多かったが、これでやっと静かに眠れると思ったのも束の間。 『待って! これって死んだ先で姑と夫と再会パターン!? そんなの無理! 神様、ここまで頑張ってきたんだから、地獄でもどこでもいいからあの二人のいない場所に連れてってください!』 ――なんて、祈ったからだろうか。 目が覚めたら、異世界の貴族に転生していた。 貴族夫人に転生したの!? 待ってそれって最高じゃない!  優雅にスローライフな第二の人生……前世頑張ったから神様からのご褒美なのね、なんて思ったのに…… 『フィフィー! 母様より先に起きて身支度を手伝うのが嫁というものだろう! まったく使えない奴だな。ねえ、母様もそう思い――』 『息子、歯を食いしばりあそばせ』 『――フゴッ!!』 転生先は、私が一番嫌いなタイプの姑でした。 『こうなったら息子を再教育して、私が嫁を守ってやる』 嫁に私と同じ思いはさせない! そうして、再教育(拳含む)の甲斐あって、 息子は母を大切にしながら嫁を愛するようになるし、姑怯えていた嫁も私や息子を慕ってくるようになり、 私は息子と嫁が段々夫婦っぽくなっていくのを、ニヤニヤして眺める出歯亀になっていくのであった。 あ~最高!!!!!!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月12日
連載 完結済 45エピソード
「──ローズマリー・リィーズを国外追放とするっ」 この国の王太子で婚約者のクリストフの近衛騎士が容赦なくローズマリーを引きずっていく。 嘘を吐き、ローズマリーを貶めた公爵令嬢ミシュリーヌの唇が大きな弧を描いていた。 その光景を最後にローズマリーは狭い箱に閉じ込められて何も見えなくなった。 蓋をどんなに押しても叩いても、箱の中から出ることはできない。 今まで聖女として魔法樹を癒して、平民出身だからと見下されていたことに我慢していたが何一つ報われない。 ご飯がいっぱい食べられるからと聖女になったはずなのに、空腹がローズマリーを極限まで追い詰めていく。 絶望しながらも、ふと箱の蓋が開いている。 そのことに気づいた瞬間、今まで感じたことのない怒りがローズマリーの感情を支配する。 「──このクソ野郎ども! ぶっ潰してやるからな」 なんと追放先は隣国のカールナルド国王と王太子のリオネルの前だったのだ。 (あっ……わたしの人生が終わりました) サッと波のように血の気が引いていく。 ローズマリーはぐぅと鳴るお腹を押さえて極度の空腹に絶望しながら、牢の中に投げ込まれる未来を想像していたのだが──。 *他サイトでも連載中
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月09日
連載 完結済 5エピソード
彼を解放してあげてください!お金で縛り付けるなんて最低です! そう、いきなり目の前の少女に叫ばれたルーナ。 婚約者がこの婚約に不満を感じているのは知っていた。 ルーナにはお金はあるが、婚約者への愛は無い。 その名前だけで黄金と同価値と言われるほどのルーナの家との繋がりを切ってでも愛を選びたいと言うのなら、別に構わなかった。 彼をお金で買ったというのは、まあ事実と言えるだろう。だからルーナは買ってあげた婚約者を返品することにした。 ※勢いだけでざまぁが書きたかっただけの話 ざまぁ要素薄め、恋愛要素も薄め アルファポリス様にも投稿しております
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月10日
連載 完結済 17エピソード
「クローディア・オットー侯爵令嬢!貴様によるメアリへの度重なる問題行動はもはや看過できない!───よって、この場をもって婚約を解消させてもらう!」 留学から帰って来たばかりのモブ令嬢(元日本人)シャーロット・ベイルは学年別慰労パーティーで勃発した断罪イベントに目を丸くする。 どうやら自分の留学中に侯爵令嬢──もとい悪役令嬢が婚約者の王子と仲睦まじい男爵令嬢メアリに嫉妬して嫌がらせをしていたらしい。 そんな断罪イベントを遠巻きに見守っていたシャーロットは、突如悪役令嬢クローディアによって巻き込まれる。 「───では、『学園裁判』を行いましょう。判事役となる『最終判定者』にシャーロット・ベイル伯爵令嬢を指名いたします」 「へ?」 今世の父が国の最高判事であること、また騒動の期間中留学をしていたため事件をより中立的な立場で見られるとの理由で抜擢されたわけである。 裁判を進めていくにつれて、第一王子や男爵令嬢から提出される杜撰な証拠の数々にシャーロットは眩暈がして─── ◇ ※異世界学園裁判ものなので、実際の裁判とは異なる点(役職名や進行等)が多くあります。
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月05日
連載 完結済 149エピソード
ダンジョンの存在する現代日本。 どこにでもいるごく普通のダメ人間――朝霧那由多は会社を辞めて無職になった。 そしてソシャゲにハマって貯金を使い果たすと、家賃を払えず大家から立ち退きを迫られる。 じゃあダンジョンとやらに行って金稼ぐしかねーだろ! というアホな思考で、ナユタは意気揚々とダンジョンに潜って――そして死んだ。 が、あらゆる偶然が重なり、ナユタは一緒に潜った陰キャ少女の死体(ゾンビ)に乗り移る形で蘇る。 しかし少女は、男にモテなさそうな要素をこれでもかと詰め込んだような、いわゆる底辺喪女だった。 それでもナユタは挫けない。 少女の体に秘められし特殊能力を覚醒させ、最強無敵の美少女に成り上がれ! これは底辺喪女ゾンビにTSしてしまった俺が、最強で最高の美少女を目指す物語である! ※TSは5話から。4話まで男主人公です。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年12月15日
連載 完結済 33エピソード
瘴気を浄化する力を持つ公爵令嬢アストリア。 しかし妹のシェリルがより高い浄化能力を持つため、アストリアは「無能な出来損ないだ」と国中から虐げられていた。 そしてアストリアは、この国の王太子であり婚約者であるジェフリーの生誕祭で、彼から婚約破棄を言い渡される。彼はどうやら妹と結婚するようだ。 ここまでは予想の範囲内だったが、あろうことか、その場で父から勘当を言い渡されてしまう。 皆から笑いものにされ、呆然とするアストリア。 しかし、以前出会った不思議な青年が生誕祭に乗り込んできて、アストリアを攫っていくのだった。 一方、アストリアが去った後、王国は破滅の一途をたどることになる。 虐げられ少女がスパダリに溺愛される物語です。 ※R15は保険です。 ※全33話(執筆済み) 【感謝御礼】25.06.04. 日間恋愛異世界完結6位
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年05月30日
連載 完結済 35エピソード
アシュリーは騎士団長だった父アレンを亡くし、叔父一家に屋敷から追い出され、婚約も破棄されてしまい、王都の森の騎士団本部に事務員として就職することにした。 「騎士」に憧れていたアシュリーだったが自身は何の才能も持ち合わせていなかった。立派な騎士団長だった父に失望され、辺境の貴族学院へ追いやられていたほどだ。 せめてこれからは憧れの騎士団で事務仕事をして役に立とうと、アシュリーは必死に働く。 そんな中、長い前髪と目深に被ったフードで顔を隠している騎士のレイと知り合い、一緒に昼食をとるようになった。 彼といると、ほっと一息つける……と思っていたが。 アシュリーはまだ知らない。 レイが実は、アシュリー自身も大ファンである騎士団本部のスター「緑陰の騎士」レナードだということを。 ただの事務員のアシュリーと、普段は顔を隠しているけれど実はスター騎士なレイの恋物語です。 ※ゆるふわ設定です ※カクヨムにも掲載しています
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月29日
連載 完結済 61エピソード
※書籍化決定しました! 詳細はまた後日、ご報告させていただきます。 目が覚めた私は、ぼんやりする頭で考えた。 生まれた息子は乳母と義母、父親である夫には懐いている。私のことは、無関心。むしろ馬鹿にする対象でしかない。 夫は、私の実家の資産にしか興味は無い。 なら、私は何に興味を持てばいいのかしら。 きっと、私が生きているのが邪魔な人がいるんでしょうね。 お生憎様、死んでやるつもりなんてないの。 やっと、私は『私』をやり直せる。 死の淵から舞い戻った私は、遅ればせながら『自分』をやり直して楽しく生きていきましょう。 ※カクヨム様でも掲載しております
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月30日
連載 完結済 33エピソード
 ハーベイ伯爵令嬢のアリスは、王太子妃だった。  ……一か月前までは。 『運命の女性に出会ってしまった。彼女を王太子妃にしようと思う』  王太子リシェルにそう言われ、その座をスー・ミラに奪われてしまう。  二度目の婚約式を抜け出し、王城の庭で飲んだくれていたアリスに声をかけたのは、ニールド公爵領を治めるカレアム。彼はリシェルとは異母弟にあたる存在だ。 「君に提案がある」  彼はそう言い、結婚しようと言い出した。  理由を尋ねれば、「王太子に一発くらわせたい」という。  アリスは有能な魔石の浄化師でもある。  その有能な彼女が結婚と共に王都を離れたらリシェルはきっと困るだろう、と。 「君だって王太子にざまぁをくらわせたいだろう?」  カレアムに言われ、アリスは決意した。  元婚約者をぶちかますため、アリスはカレアムと結婚してやる。  これは。  アリスとカレアムがちゃんとした夫婦になるための長い長いみちのりのお話である。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月23日
連載 完結済 69エピソード
★書籍化進行中です★  ハートネル侯爵家の長女エリッサは、フルヴィオ王太子の婚約者。やがては王太子妃となりフルヴィオを支えるために、幼い頃から自己研鑚を重ねてきた。外交が苦手なフルヴィオをフォローするためにと、エリッサは学園を休学しながら近隣諸国を飛び回り、外交や異文化の勉強に努め、次期王太子妃として人脈も広げていた。  そんなある日、国外にいたエリッサの元に国王陛下崩御の知らせが。慌てて帰国すると、自分の婚約者であるはずのフルヴィオ王太子の隣には、エリッサの実妹キャロルが寄り添っていた──── 「君がこの国にいない間、キャロルはいつも俺のそばで、俺を支えてくれていた」「フルヴィオ様があたしを必要だと言うの。ごめんなさい、お姉様……!」  自分が国外を飛び回っていたのは全てフルヴィオのためだった。そう訴えるエリッサに、フルヴィオと妹キャロルのみならず、両親までもエリッサを咎める。 「承知いたしました。殿下、私を解放していただきます」  これからは自分のための人生を生きよう。そう思い再び国を出たエリッサの元に、両親から縁談の知らせが届き──── ※いつもの全てがファンタジーな世界です。何もかもファンタジーです。現代風にアレンジしてある箇所も多々ございます。ご都合主義なお話です。 ※この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿予定です。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月21日
連載 完結済 31エピソード
「来たりくる厄災から、王国を救う娘が生まれる。娘の左手甲には星印が刻まれている」 ――女神の神託により、王国は「星印の聖女」を待ち望んでいた。 完璧な星印を持つ子爵令嬢アニエスと、不完全な星印しか持たない公爵令嬢レティーナ。 人々はこぞってアニエスを“救いの聖女”と讃え、レティーナを虐げた。 だが、本当に王国を救うのは、誰なのか。 そして、誰にも愛されずに生きてきたレティーナの心を誰が救うのか。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月28日
連載 完結済 999エピソード
春の国チェラズスフロウレス。 とても温かな気候で、一年中桜の花が咲き誇る平和な国。 その国の東に位置する辺境の村には、ミア=スカーレット=シダレと言う名の五歳になったばかりの美少女が住んでいた。 ただ、美少女であるミアには一目……いいや。一聞きで分かる変な特徴があった。 それは、喋り方がお年寄りっぽいのと、一人称が「ワシ」な事。 容姿に見合って声が可愛いのに、まるでお爺さんの様な喋り方なのだ。 そして、ミアには将来の夢がある。 それは結婚もせずに、のんびりとした引きこもりスローライフを送る夢。 とても残念極まりない夢ではあるが、ミアは大真面目だ。 しかし、そんなミアには、夢を目指す為には隠し通さなければならない秘密がある。 それはミアがTS転生者であり、その昔この世界に平和をもたらした“聖女”と同じ魔法が使えると言う事。 TS転生者の方は隠しても隠さなくても変わりないように思えるが、聖女と同じ魔法は大きな問題だ。 この世界は新たな聖女の誕生を待ち続けていて、もしミアが同じ魔法を使えるとなると、間違いなく聖女として表舞台に担ぎ上げられてしまうだろう。 だと言うのに、とある事件をきっかけにして、ミアは表舞台に引きずり出される事になってしまう。 この物語は、引きこもりしたいTS転生のじゃロリじじい聖女の波瀾万丈な物語である。 ※他の小説投稿サイト『ノベルアップ+』様でも掲載している作品です。 ※作者更新報告用Twitter →  https://twitter.com/kon_guma
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写ありガールズラブ
最終更新日:2025年02月24日