「彼女は二度、目の前から姿を消した。一度目は、ある年の春。二度目は、同じ年の夏の終わりだった。」・・・東京郊外の街、相模原・町田を舞台にした青春小説(長編373枚)。
〈あらすじ/イントロダクション〉
2000年の春。現役生としての受験に失敗したヤマトは、浪人生活を始めた。ヤマトは、同じ予備校に入学した五星塔子と知り合う。塔子に恋心を抱きながらも、互いに受験生であるという自覚から、ヤマトは自らの欲望を抑えつけようとする。一方でヤマトは、楽器店のバイト店員・菊原美月と出会い……。
〈作品の紹介〉
東京郊外の街、相模原・町田を舞台にした青春小説(長編373枚)です。原題の『五差路の物語』で、第24回小説すばる新人賞・一次選考通過(2011年)。大幅な改訂・改題後の『ユレルサンカク』で、第13回小説現代長編新人賞・一次選考通過(2018年)。文学賞の予選通過の参考にもしていただければ。
横書き(スマホ、PC)向けに、改行多めで読みやすくアレンジしてお届けします。時代設定は2000~01年の世紀をまたぐ頃ですが、普遍的な題材であるため、年代を問わずお楽しみいただけます。全39回。2019年3月24日連載開始~2019年7月31日完結。
◆いつまで公開状態にしておくか分かりませんので、ぜひ早めにお楽しみください。◆
〈著者・秋沢一文(あきさわ・ひとふみ)のプロフィール〉
コピーライター、作家、エッセイスト。秋沢一氏(あきさわ・ひとし)/秋沢ヒトシと同一人物。小説『見えない光の夏』で第3回立川文学賞・佳作。ラジオCMコンテストでの受賞歴少々。「言葉の仕事」全般。お問い合わせは、ウェブサイトのフォームから。https://akisawa14.jimdofree.com/