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連載 348エピソード
 ローリー・ガールドは王宮に勤める事務員。 就職して一年程経った頃、学園の頃からの男友達で王宮の別部署に勤めているユーヴェン・グランドが、ローリーの同僚であるカリナ・メーベルに好意を寄せる。 ローリーはカリナの踏み台になってもらおうとユーヴェンをカリナに紹介する。 しかし、カリナとユーヴェンが仲良くなっていくにつれてローリーは気持ちが落ち込んでいった。 そして気づく、自分がユーヴェンを好きだった事に。 ユーヴェンがカリナに好意を持っているのは明らかで、気づいたと同時に叶わない想いに涙を流した。  -*-  一方、ユーヴェンの親友でローリーとも学園の頃からの友人である見習い騎士のアリオン・ブライトは、学園時代の出来事の負い目からいつもローリーに過保護にしていた。 ずっとローリーを見ていたアリオンはローリーがユーヴェンを好きだと思っていたが、紹介の話をしたローリーに聞いて否定される。 思い込んでいた事を反省していた時に、ローリーが涙を流している所を目撃してしまう。 そしてアリオンも気づく。自分がローリーを好きだった事に。 その後接したローリーの態度でローリーがユーヴェンを好きだと気づいた事を知りながら、それでも諦めきれないローリーへの想いを表すように行動し始める。   -*-    アリオンの想いを知ったローリーは、叶わない想いから解放されたいとアリオンに願う。   アリオンの昔からの過保護が、ただ自分を溺愛していた事に気づいて翻弄されるローリーと、ローリーを好きだと言葉と行動で示していくアリオンの溺愛ラブストーリー。   -*-    ※魔法がある世界での恋愛ストーリーになっています。 ※貴族がいる国ですが、ヒロインもヒーローも平民です。 ※ヒロイン視点とヒーロー視点の両方を書いていますが、ヒロイン視点のほうが多いです。   **無自覚鈍感ヒロインと純情溺愛ヒーローの物語**
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年07月12日
連載 102エピソード
その国は、青い桜の森に侵食されていた。 年に二回しか花を散らさない、不思議な青い桜。 その花は毒を含む白い霧を放出している為、国内は三つの区画に分断を余儀なくされている。 森の中を通り抜ける事が出来るのは、伝言局と呼ばれる組織に所属する、毒素の抗体を持った特殊な配達員達だけ。 彼らは日々、国民達の唯一の連絡ツールであるメッセージカードを届ける為に、毒の森の中を行き来している。 主人公のリグレットは、伝言局に所属する新人の特殊配達員。 周囲の人々に見守れられ、少しずつ成長していく彼女は、次第に桜の木とそれにまつわる出来事に巻き込まれていく。 ▼2025.2 人物紹介のイラストを新しくしました。 ▼毎週金曜日の20時頃更新予定です。 ▼この話はカクヨムにも投稿しています。
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ヒューマンドラマ[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月25日
連載 完結済 38エピソード
国の大公が処刑された数日後。大公家の一人娘だったミリィは、怒りに満ちた『自称・悪役令嬢』のアンジェリーナに杖を向けられていた。 「全部終わったはずなのに、ハッピーエンドになんないのは『ラスボス』のあんたが生きてるからじゃないの!?」 叫ばれた言葉の意味を理解できない中、アンジェリーナに殺されてしまったミリィ。 しかし、目が覚めると彼女は3年前に回帰していた。 「『悪役令嬢』、だったかしら。…………絶対に許してあげない」 そうして始まった第二の人生を好きに過ごしていくうちに、少しずつ周囲にも変化が見え初め……。 時が巻き戻った世界で、不器用な『ラスボス』ミリィが、図らずも充実した学園生活を送ってしまう物語。 ※旧タイトル「私をラスボスと呼ぶ『自称・悪役令嬢』に殺されました。絶対に許しません。」
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異世界[恋愛]
最終更新日:2023年11月09日
連載 119エピソード
私の名前はミリセント・アグエッドス。アグエッドス公爵家の娘。——そして七歳の今日、自分が乙女ゲームの悪役令嬢だと気づいた。 「……婚約者と仲良くならないと!! そうだわ!! 交換日記をしましょう」 悪役令嬢は、自分の破滅フラグをへし折るために婚約者と交換日記をすることを決意する。 僕の名前はティモ・リードレ。リードレ王国の第一王子。——七歳の時に急に婚約者の様子がおかしくなった。 「……ミリーと交換日記ねぇ? まぁ、面白そうだからいいか」 婚約者は面白そうだからとその交換日記を受け入れる。 ――これは、悪役令嬢として生まれ変わった少女と、その婚約者の交換日記である。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月11日
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