【あらすじ】かつて日本で生きていた少年は異世界で魔王を封印し、魔王封印の楔として永遠の時の牢獄に囚われる事になった。しかし二千年程の時が経ち、幸運にも魔王の浄化を終えて再び目を覚ます事となった少年は、楔として女神の力を受け続けた事によって魂が変質して力を得た事から、女神イシュトアより神として生きる事を提案される。そんな彼に与えられた神としての修行内容は――「アンチヒーローとか、陰の実力者とか、そういう立場になって世界を救うお手伝い」であった。 ◆ 最初の行き先は、かつて生きていた日本と酷似した平行世界。「魔法少女のコスチュームとかヒラヒラしすぎて戦いに不向きじゃない?」と思いつつも、行き当たりばったりのアンチヒーロー現人神生活が今、始まる。