親の再婚により、一緒に暮らすこととなった容姿端麗・成績優秀な義理の兄"三枝湊”と、
美術部員で国語が得意な事以外至って普通な私”唯花”はお互いにあまり干渉せず一定心の距離を保ち生活していた。
どちらかが家を出ていくまで、ずっとこの距離感は保たれるのだろう。
そう思っていたのに、スーパーに買い物に出掛けていた兄を傘を持って迎えに行ったあの日から、私たちの関係性は少しずつ変わっていく。
そんな二人の恋と友情の高校生活物語。
*モーニングスター大賞一次選考通過しました。
第5回ネット小説大賞の一次選考通過しました。