多くの人族が死に絶え、星を焼かれ、いかなる希望すらも撃ち砕かれた『戦争』があった。
5年前、尊き勇者の死によって戦争は終結した。されど、”最強”たるロイは生きていた。
身を焦がし、己の心を焼いた『戦争』はもう無い。だからだろうか。生きるために働くことが彼には出来なかった。
そんなある日、父親が死んだ。流行り病であっさり死んだ。
これからどうしようと悩んでいると、彼の脳裏に閃くものがあった。
そうだ、父親の田舎にいって自給自足で暮らしてみよう! と。
ということで彼はすぐさま妹と2人で父親の村へと旅立つことにしたのだった。
勇者亡き世界で”最強”が往く王道ファンタジーを見逃すな!!
(タイトルは試行錯誤中)