ごく普通の男子高校生だった俺は、転校初日 超絶美少女の元カノ「天野怜」に、全校生徒の前での告白という災難に見舞われる。当然のように彼女の告白を断った俺に怒る【怜親衛隊】もとい、男子たちだが、その理由を聞けば全員納得。彼女はあまりにも「重すぎる女」だった。毎日俺のために弁当を作り、朝は一番にメール、寝る前に毎日電話、はてには毎朝家まで起こしに来る。束縛大好きの怜に俺はもう限界。俺の転校を機に別れを切り出したのが中二の夏。にもかかわらず、怜は俺を高校2年生になるまで愛し続けていた。
逃げ惑う俺。これまでの愛を示すかのようにアピールしてくる怜。そこに昔仲がよかった幼馴染との再会や、一つ下の妹との復縁が重なっててんやわんや。
嫉妬の加速する怜。ここぞとばかりにアピールしてくる幼馴染。昔の分も甘えようとしてくる妹。
俺の平凡な日常は果たして帰って来るのか!