※角川ビーンズ文庫より書籍化・コンプエースにてコミカライズ
伯爵令嬢であるリューディアは、父親が王女に暴行したという罪で一家没落の危機に陥った。
だが、父の無罪を証明する人が現れた。子どもの頃に一度会ったっきりの闇魔術師・レジェスだ。
レジェスは優秀な魔術師であるが「根暗で陰気」だと言われており、性格にも問題がある。
しかし、彼がリューディアにだけ見せる優しさの欠片があり――
「……私にできる限り、あなたを守り幸せにします、リューディア嬢」
「ありがとう。私も、あなたを幸せにできるように努めるわ、レジェス」
光属性の令嬢と、やっと見つけた光を守りたいけれど素直になれない闇魔術師のお話。
※ヒーローは非イケメンで、イケメン化もしません。