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短編
金に困った祖父が金銀財宝と引き換えに交わしたのが、悪魔との契約。「お前の孫娘を私の花嫁とする」そう一方的に告げた悪魔の紋様は、双子の妹の手の平に浮かんでいる。だけど時々人知れず、双子の姉である私にもその紋様が浮かぶ。悪魔が迎えに来るのは十六となるまでで、いつかは分からない。そんな恐怖の中、両親は妹を育てている。さあ、悪魔が花嫁として連れ去られるのは誰?妹?それとも私?そして十六となる直前、悪魔は約束通り花嫁を連れ去った……。
作品情報
純文学[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2019年08月19日