ブックマーク一覧 短編 全3件
短編
 わたしは可哀想なものが好きだ。  怪我をして飛べない小鳥に、歳をとって仕事が出来なくなった猟犬、臆病で人を乗せられない馬。そんな誰からも見捨てられるような可哀想な子たちにわたしは愛を注ぐ。  十歳のときに見つけた新たな「可哀想なもの」は王子様だった。動物たちのように自分のものにすることは出来ないが、一方的に愛を注ぐことは出来る。そう考えたわたしは、ことあるごとに王子様に愛を囁き続け――。  愛情深い令嬢が王子様を無自覚に口説くような、そんなお話。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2019年06月01日
短編
幼い頃、彼女は僕に言った。「笑いなさい、コンラッド。面白くなくても、悲しくても、退屈でも、貴方は笑わないといけないの」 と。また、別の人は僕に言った。「無理をして笑わないでください」 と。どちらに従うかなんて、そんなの考えるまでもない。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2015年08月04日
短編
愛している王子が愛人を連れてきた。私も愛人をつくっていいと言われた。私は、あなたが好きなのに。 (アルファポリス様でも投稿しています)
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2016年10月28日