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短編
 マリアンヌ・オベール子爵令嬢は前向きな性格である。  彼女の夫となったエルネスト・セルヴァン伯爵は「妻は常に夫の命に従うべき」という持論の持ち主で、仕事一筋で家庭を顧みない。  それでも前向きに当主夫人の執務へ勤しむマリアンヌだったが、ある日エルネストの愛人という女性が訪れる。しかも彼女はエルネストの子供を身籠っているらしい。 「旦那様は、子供のいない私を離縁するつもりなのね」  夫の命に従うべく、マリアンヌは離縁の準備を始めた。前向きに。  設定はゆるふわです。 ☆コミカライズ版がブシロードワークス様より2025年8月8日発売の 「粗末に扱われておりますが、このまま悲劇の令嬢になるつもりはありません!アンソロジーコミック」に収録されています。 ※ 9/16~9/17 日間総合ランキング1位、9/19~21 週間総合ランキング2位になりました。ありがとうございます! ※ 9/16 誤字修正しました。ご指摘ありがとうございました。 ※ アルファポリスにも投稿しています。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2024年09月13日