ブックマーク一覧 短編7/夫婦親子姉妹兄弟 全38件
短編
仕事で半年ほど家をあけていた夫が、女を連れて帰って来た。 女の家は貧しく、それを不憫に思った夫は「この家でゆっくり休んでもらって、ゆくゆくは侍女の仕事でも紹介してあげようかと思って」と言っている。 妻は「優しいのね」と微笑み、特に気にした様子もない。 詮索されなかったことにホッとする夫だったが、そのすぐ後に離婚届を手渡され、狼狽する。 離婚は嫉妬ゆえの行動だと思ったけれど、妻が嫉妬している様子はなく……?
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月14日
短編
私、ソフィア・ユリマスと申します。 私の両親は野心家で、私が生まれた時には、私を将来の王妃にする事を考えていました。 その教育のための厳しい日々。 そして、王太子殿下の婚約者となった後の、殿下の執務を代行する日々。 ふと、目に入った、ストックホルム症候群、という言葉。 これ、私の事じゃないかしら。   作中の「家庭内ストックホルム症候群」は実在のものです。 虐待された子供が保護された後も虐待していた相手と一緒に居たがるのを、美談ではなく、精神的ケアが必要、と思われる世の中になればいいなと思っています。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2023年05月24日
短編
ドアマットヒロインなのに自覚がなかった主人公が、虐待を受けていたと自覚したら即座に出奔したお話。 あるいはその先で、ひどい境遇の男の子を保護して大切に育てるお話。 あるいはその後、その男の子を親元に返すお話。 そしてその後、その男の子が大きくなって迎えに来るお話。 ざまぁはちょっと添えるくらい。 アルファポリス様でも投稿しています。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年02月08日
短編
ジェラルミン侯爵に一目惚れした田舎貴族の娘フレイアが、王命を盾に無理矢理嫁いで来た。侯爵には、愛する平民のレナがいるのに。フレイアは、ジェラルミン侯爵に「おまえを愛する事は無い」と言われ、侯爵家の使用人たちには「いくら虐めても王命で離縁出来ない女」と虐待されるのだが、その正体は……。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年02月11日
短編
未亡人となったエレンのこれまでとこれからのお話
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2023年11月09日
短編
 平凡な伯爵令嬢のミリアナには、二つ年下の美しい妹ユリアナがいる。両親はミリアナには無関心な一方、ユリアナを溺愛し、欲しいものは何でも与えてしまう。それが姉ミリアナの持ち物や婚約者であっても……。  ついには愛する恋人までも奪われたミリアナは、妹の異常性に気がつき、伯爵家を出ることを決意する。逃亡資金を貯めるため、ミリアナが始めたのはユリアナを利用した『人助け』だった。  奪われ続けてきた少女が柵を捨て、幸せになる話。
作品情報
異世界[恋愛] R15
最終更新日:2021年08月10日
短編
 とある小説の世界で、虐げられるまであとちょっと、というところで転生したことに気づいたヒロインの、ドアマットヒロイン脱却のためのリアルタイムアタックする話。倫理観はこの件に関しては捨てられてしまった。
作品情報
その他[その他] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年07月10日
短編
とある伯爵家の令嬢アリサは転生者である。薄々察していた未来が現実になる前に逃げおおせ、好き勝手生きる決意をキメていた彼女はサクッと家も故郷も捨てて旅立つ―― * アリサの旅のエピソードを一話完結型でお送りする連載始めてます。不定期連載ですが、よろしければどうぞ。→ https://ncode.syosetu.com/n3990je/
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年06月04日
短編
愛や幸福を知らなかった無垢な女の子が、愛情をたっぷりと与えられ幸福を知るお話。 女の子の実の両親がとてつもないクズですので、ご注意ください。とっても可哀想な女の子ですが、必ず幸せになります。 アルファポリス様でも投稿しています。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2023年11月30日
短編
モニカは思い出した。わたし、ネットで読んだドアマットヒロインが登場する作品のヒロインになってる。このままいくと壮絶な経験することになる…?絶対嫌だ。というわけで、回避するためにも行動することにしたのである。
作品情報
その他[その他]
最終更新日:2024年07月12日
短編
よくあるざまぁ?なお話です。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2024年07月28日
短編
男爵令嬢シャルロッテはトンプソン侯爵家の嫡男メイナードの婚約者だ。甘いマスクの彼にシャルロッテは胸をときめかせた。しかし嫁いだその日、彼は言った。 「ごめんね?君のことを愛することはないんだ。だって、僕にはすでに愛しい人がいるからさ」 メイドのマデリンが見せつけるようにまだ平らな下腹を撫でた。 どうやらこの結婚は平民であるマデリンが産んだ赤子をシャルロッテが産んだことにするための結婚だったようだ。 メイナードはいつまでも少女のように凹凸の少ない体の厚化粧のシャルロッテを冷遇した。 21年、シャルロッテはよく耐えた。 もう良くないか?離婚してやりたいことをやろう。 そんなシャルロッテにはある秘密があって……というお話です。 ⭐︎誤字脱字のご報告、ありがとうございます。  とても助かってます!
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2024年07月24日
短編
 近衛騎士の夫は出張の度に律儀に妻と息子にお土産を買ってくる。しかしそれはいつもおざなりで選んでいるありがた迷惑な物ばかり。  そこである日のこと妻は夫に、お金を使うのは勿体ないから、地方の役所で発行しているスペシャルカードをもらってきて欲しいとお願いする。それならただでもらえるからと。  ただし必ず二枚すつもらってきてねと。妻は美しいカードを集めるのが趣味だったのだ。  土産を買わなくて済むなら、その分酒や女遊びに使えると夫は喜んだ。  しかしそれから二年後、浮気旅行から戻ってくると、妻と息子はこつ然と姿を消していた。  探し回るが、見つからない。その後彼は上司と共にとある部署に呼びだされ……    噓に嘘を重ねる浮気クズ夫が突然ザマァされる話。
作品情報
異世界[恋愛] R15
最終更新日:2023年05月05日
短編
 ブリザードカップルと呼ばれる、ドータルダッド公爵令夫妻。  今日の夜会でも、アルカイックスマイルを浮かべながら見つめ合う。  しかし、会話をするわけでもなくただダンスを踊っている二人。  それを周りの人々がひそひそ話をしながら眺めている。    あの二人はいつ離縁するのだろうと、賭けをしている輩までいると聞く。  妻はもうそろそろ結論を出してもいいと思っているが、夫は一番効果的な時期を狙っているらしく、まだ実行しようとはしない。  必要書類は全て準備万端だというのにまだ行動を起こせないこの状態に、妻は正直なところうんざりしていた。  そこへ飛びきりの美人がやって来て、夫の耳元で何か囁くと、普段クールな表情を崩さない夫が嬉しそうに微笑んだ。  どうやらようやく夫は、真実を公にする気になったらしい。  妻はこれから始まる茶番劇に心躍らすのだった。これからこの夫婦は一体どうなるのか! 断罪されるのは誰なのか!
作品情報
異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年02月09日
短編
親の借金の形に子爵家に売られたサーヤ。親の借金を返すためだけに働き、わがまま放題の高飛車な子爵令嬢に仕え、毎日を必死に生きて、いつの間にか10年の歳月が経っていた。 サーヤの年齢は30歳近くになり、借金アリ、暇ナシ、恋人ナシの人生に疑問を抱くようになる。ただ借金はあと10年はここで働かないと返せない額が残っており、逃げた毒親の行方も分からず、頼るべき親類もいない。 八方塞がりのサーヤだが、ある日無理がたたって大切なお茶会の席で倒れてしまった。 大きな失態をしてしまい、わがまま令嬢からは叱責され、ついにはクビになって奴隷として金に変えられると覚悟をしていたが周囲の反応は思っていたのとは違って・・・ *恋愛要素は薄いです。 *主人公のサーヤは性格が少々歪んでます。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2022年10月01日
短編
死んだ令嬢からの最後の手紙が届いた。不治の病に冒された令嬢からの手紙によって、国王陛下をはじめとした大勢の人間が一斉に動き出す。死んだ彼女の代わりに罪人を裁くため。裏切り者に報いを与えるため、王国はかつてない混乱に包まれた!? はたして、その令嬢が送ってきた手紙の内容は!? そして、不治の病に冒されたはずの令嬢はどこに行ってしまったのか!? 手紙から始まる愛と復讐の物語。 カクヨムにも投稿しています。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2022年04月14日
短編
卒業式にて婚約者の王子に婚約破棄され義妹を殺そうとしたとして国外追放にされた公爵令嬢のリネットは一人残された国境にて微笑む。 「さようなら、私が生まれた国。  私を自由にしてくれたお礼に『魅了』が今後この国には効かないようにしてあげるね」 リネットが居なくなった国でリネットを追い出した者たちは国王の前に頭を垂れる── ◇婚約破棄の“後”の話です。 ◇転生チート。 ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇アルファポリスにも上げてます。 ◇返信に悩むので感想欄閉じました;^^ ◇誤字報告ありがとうございます。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2021年12月25日
短編
【祝 書籍化!!】 『私はもう、貴方を愛し続けることができなくなりました』 伯爵令嬢であるシェリルは、婚約者のヴォイドに別れを求める手紙を書いていた。 だが彼女は決して、彼に愛想を尽かしたからではなかった。 「叔母上……」 「グレイ、大丈夫。貴方は私が護るから……」 婚約破棄の理由はシェリルの姉の息子、グレイを引き取ることに決めたから。 姉は何者かによって殺され、義兄は甥を認知していない。 一人残された幼い彼をシェリルは見捨てることができなかった。 『建国パーティにて、私を手酷く婚約破棄してください。貴方への未練を断ち切るために――」 だがそのパーティで、ある人物が現れたことで事態は思わぬ方向に向かい始める。 2023.1.7に一迅社アイリスNEOよりアンソロジー本に掲載されました!
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2022年05月03日
短編
借金の形に結婚する事になってしまったアリスティアはしかし四年、夫であるアシュクロフトと顔を合わせる事がなかった。異世界転生をしていたアリスティアはそこで考える。旦那様は一体どんな人物なのだろう、と。前世の記憶があるせいでその思考はおかしな方向へ突き進んでいく。 ちなみに旦那であるアシュクロフトもまた転生者で、こちらもこちらで前世の記憶のせいで思い悩んでいた。 これは前世の記憶があるせいでいらんしがらみに囚われかけた転生者のお話。
作品情報
コメディー[文芸]
最終更新日:2022年09月03日
短編
父から呼び出された。 ああ、いや。父、と呼ぶと憎しみの籠る眼差しで、「彼女の命を奪ったお前に父などと呼ばれる謂われは無い。穢らわしい」と言われるので、わたしは彼のことを『侯爵様』と呼ぶべき相手か。 「……貴様の婚約が決まった。彼女の命を奪ったお前が幸せになることなど絶対に赦されることではないが、家の為だ。憎いお前が幸せになることは赦せんが、結婚して後継ぎを作れ」 単刀直入な言葉と共に、釣り書きが放り投げられた。 「婚約はお断り致します。というか、婚約はできません。わたしは、母の命を奪って生を受けた罪深い存在ですので。教会へ入り、祈りを捧げようと思います。わたしはこの家を継ぐつもりはありませんので、養子を迎え、その子へこの家を継がせてください」 「貴様、自分がなにを言っているのか判っているのかっ!? このわたしが、罪深い貴様にこの家を継がせてやると言っているんだぞっ!? 有難く思えっ!!」 「いえ、わたしは自分の罪深さを自覚しておりますので。このようなわたしが、家を継ぐなど赦されないことです。常々侯爵様が仰っているではありませんか。『生かしておいているだけで有難いと思え。この罪人め』と。なので、罪人であるわたしは自分の罪を償い、母の冥福を祈る為、教会に参ります」 という感じの重めでダークな話。 設定はふわっと。 人によっては胸くそ。 アルファポリスに掲載。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年03月17日
前へ 12 次へ