ブックマーク一覧 カテゴリ4 全8件
短編
 結婚初夜。寝室に向かう男には胸に秘めた決意があった。 「この結婚は政略結婚だ。しかし、僕には愛すると決めた人が別に居る……」  残念ながら妻になったのは、最愛の人ではない。  しかし彼は愛を、最愛の人へ誓っていた。  それは世間的に言えば『愛人』と呼べる相手だったが……。  彼は妻となった女に告げようと誓っていた。  結婚初夜。寝室で粛々と自分の訪れを待っているだろう妻。  彼は寝室の扉を開くと共に告げた。 「僕が君を愛することはない! ……あれ?」  初夜を待っている筈の妻は……寝室には居なかった。どこへ?
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年04月26日
短編
マーガレット・グレイス公爵令嬢の婚約者、ルーク王子とその取り巻き達は『平民上がり』の男爵令嬢ルシールに首ったけ! そんな彼等と男爵令嬢にマーガレットが取った行動は?
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年08月27日
連載 完結済 56エピソード
 九歳の頃に父母を亡くし、子爵家の最後の跡取りとして残された一人娘のサーシャ=サルヴェニアには、子どもとしての自由な時間は少なかった。  子どもとして――というより、人としての余暇が少なかった。  子爵代理の叔父は、サーシャに事務を丸投げ。家令もそれに賛同する始末。  そして何より、サルヴェニア子爵領は、交通の便がよく、鉱山もある栄えた領地で、領民の気性が荒く、統治者にとっての難所だったのだ。  幼い頃から流されるままに、毎日のように領民に怒鳴られ、馬車馬のように働くサーシャ。  へとへとに疲れ果てた十八歳の誕生日の日、婚約者のウィリアムに統治について説教をされ、心がポッキリ折れてしまった。  ーー全部もう、要らないんじゃないかな?  こうして、子爵サーシャ=サルヴェニア(十八歳)は、全てをぶち壊すようにして失踪したのである。 ※苦境を脱して自分は幸せになり、軽く仕返しをする、割とシンプルなスカッとストーリーです。 ***** ツギクルブックス様にて書籍化されました。 応援してくださった皆様のおかげです、本当にありがとうございました! ※日間総合1位、週間総合1位、月間総合1位、四半期総合2位
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2024年08月18日
短編
余命宣告をされた千歳くんが、時折だけど日記を書いてみました。―――今日、路地裏で猫を拾った名前は"タマ"。そうだ、今日からタマと僕の事を日記につけてみよう…。
作品情報
ノンジャンル[ノンジャンル]
最終更新日:2013年12月18日
連載 4エピソード
「君はもう生きられない」 そう言われた…… 不思議となぜか恐怖などなく ワクワクが勝っていた なぜなら…… これは余命半年の少年が我慢をやめ 好き勝手精一杯半年を生きる物語 我慢を辞めた少年は誰にも止められない いじめっ子を倒し 時には芸能界に入ったみたり 人知れず命を救ってみたり 全力で半年を生きる少年の さよならじゃない物語
作品情報
現実世界[恋愛]
最終更新日:2022年05月24日
連載 1エピソード
余命宣告を受けた一般人が3日以内に魔王を倒さないとタヒぬだけ
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2022年06月08日
連載 完結済 53エピソード
戦いに敗れて死んでしまった勇者の亡骸。いつの間にか戻ってきているが、いったい誰が運んでいるのだろうか? あまり知られていないが、遺体を回収する専門の業者がいるらしい。 彼らは冒険者たちの間で葬儀屋と呼ばれていた。 葬儀屋を営む一人の青年は冒険者たちから差別的な扱いを受けながら、黙々と仕事に励んでいた。 隣国からお忍びで来ていた王太子が魔物の群れに襲われてダンジョンの深層で死亡し、遺体が置き去りにされてしまう。 遺体が見つからなければ隣国との国際問題に発展しかねない。 危機を回避するため、青年は仲間たちと共にダンジョンの奥底へ遺体を回収しに向かう。 全10万文字程度。 完結済み。 カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2023年05月05日
短編
通学路の途中の坂。そこにある速度制限40キロの道路標識。私は「彼」に恋をしている。
作品情報
純文学[文芸]
最終更新日:2022年04月03日