生まれたときから虚弱で大人になるまでは生きられないだろうと言われている凜。そんな凜を溺愛している双子の兄、清太郎。そして、凜を愛して止まない幼馴染たち。そんな彼らの何でもない日常の話。

私が前世というものを思い出したのは、まさしく義母に命を奪われそうになったそのときだった。私は、前世で読んでいた恋愛小説に出てくる悪役だったのだ。それに気づいた私は大いに絶望した。だって、私がこんなに苦しまなければいけないのはそのシナリオのせいだったのだ。何て酷い、何ておぞましい、何て悲しい。私は自分の人生を受け入れることができなかった。

カレンディラ・ユシュアン公爵令嬢。婚約者の恋人をいじめ、美貌の騎士に執着し、種違いの妹をいじめている。タチの悪い令嬢である。嫌われ者の彼女だが、別に好き好んでやってるわけではない。理由があった。自分勝手な理由が。彼女は拒否せず、引き受けた。今日も彼女は全力で、悪役をする。

異世界トリップとやらをして数年。 拾って貰った子爵家に恩義を返すため、伯爵と結婚したはいいものの、仮面夫婦ってこういう関係性を言うんだろうなひしひしと実感しています。 両手で数え切れないくらいの愛人がいる旦那と、そんな旦那に興味がない私。 ※１：不定期更新

憂鬱だった婚約を一方的に解消されて、喜びが隠し切れないレティシア。しかし静まるどころか騒々しくなった周囲に耐え切れず、兄とも慕う男の元へ逃げ出した…までは良かったのだが？

女の子が男の子から全力で逃げようとする話。 『最悪な～』の短編を集めて、後に連載形式にしたものです。 ＊＊＊ 本編は終了しましたが、番外編を更新する可能性があるので、連載中にしておきます。

魔王の妹。それは私の肩書。だれも、私の名前を呼ぶことはない。

ある日、美少女な友達ーゆうながここは乙女ゲームの世界だ、と言った。 そして、「逆ハーレムを作りたい！」と。 信じたくないけど、多分嘘じゃない。 攻略対象のイケメンとともに自称ヒロインに振り回される主人公。 日常が壊されるまで、後どれぐらい？ *あらすじ少し変えました。

どうやら異世界トリップしてしまった、周りをよく見ているけれど自分の事が絡むと鈍感になる女と、彼女を後宮に住まわせている陛下のお話。二人が良い所に落ち着くまで。 ＊＊＊ 異世界トリップものを描いてみたくなって描いてみました。もしかしたら他の作者様のお話と似通ったものがあるかもしれませんが、ご了承ください。更新は不定期になります。

「村一番の歌の名手になったら嫁にもらってやるよ」 歳の離れた幼馴染の言葉を信じて歌の練習に励んでいたイマだったが、ある時、自分の勘違いに気づいて……。 山間に暮らすとある民族の、少女と青年の恋の話。似非アジアン

容姿以外誇れるところがない令嬢と馬鹿が嫌いな宰相様。彼に嫌われたくない令嬢は遠くから眺めるだけの日々。そんな日々が終わりを告げたのは父より「婚約者が決まった」とのその言葉。このまま憧れだけで終わっていいの？そう思った令嬢が奮闘する話…になるはず

イケメン集団の生徒会を夢中にさせているのは美少女な転校生。まるで乙女ゲームのような展開。勿論そこには悪役も必要で。生徒会長のファンクラブ隊長、それが私の役目です。訳あって今日も悪役頑張ろうと思います。 ＊自サイトの小説を改変させて載せています。

ハッと思い出した。この世界は１８禁乙女ゲームの世界であることを。そして、私は攻略対象の妹であり、兄であるアランのルートでは可哀想な目に合うことを。ゲームの通りにはなりたくない。そして、貴族は総じてヤンデレらしい。よし、貴族ルートに入らないようにしよう。 ※１５禁要素を含みますので、ご注意ください。

真面目で責任感が強い後宮管理人のダリア。彼女の悩みは面倒臭がりの国王陛下が妃に興味を示さない事。いい加減正妃を迎えて欲しいと思っているのだが、なかなかどうして現実は厳しいものらしい。

わたくしがこの世界に生まれ１０歳になった年の誕生日に父親から二人の少年を紹介された。彼らにわたくしは初めて会う筈なのに既視感（デジャブ）を感じそして、突然の頭痛。そのまま意識を失ったわたくしは熱を出し寝込んでいたらしい。目覚めたわたくしは思い出していた。そう、ここが乙女ゲームの世界だと……。

『勇者と魔王はお隣同士』シリーズ。これまでの話は『勇者と魔王はお隣同士』短編を読んで下さい。ＧＷ編。前・中・後編になる予定。 前編：今日、明良と勇司は買い物中。道中、ずーっと女性陣の視線が二人に突き刺さる。が、気にせず買い物を続ける。そう、勇司と一緒に明良の水着を。 中編：勇者一家と魔王一家が魔界で勢ぞろい。勇司と明良は海ではしゃぐ。明良は広い海岸をほぼ独り占めに、勇司は明良の水着姿を独り占め。後編：ＧＷも終わって日本に帰ってきた勇者一家と魔王一家。クラスメイトにＧＷ何したか聞かれたけど、どう答えようか。間違っても『ちょっと魔界に』とは言えない。

ただの商家から貴族位を貰った新興男爵家の令嬢ツィアベル。 社交界では冷たく見られがちな彼女は、初めて行った茶会で、美しい少年に出会う。 　＊番外編追加中 6/19

気弱な見習い兵士の配属された大門には、午後のお茶の時間になると、妖精のようなお客様がやってくる。ロビー少年が見守る恋模様と、その他諸々。

信じれば、いつかは裏切られるもの。だから私は最初から信じる余地のない男と結婚したい。浮気癖が酷くたって良いし、何なら最初から愛人の居る男でも構わない。だって裏切られるのは、辛いから。 前世から引き摺ってきたトラウマを克服できずに居る伯爵令嬢と、トラウマの原因となった男の壮大な仲直り話。

狼の獣人のニイシャは、狩りが下手で美人でもなく、里で 役立たずと噂されていた。そんな情けない自分を 変えたくて 狩りの練習をしていた最中、狂暴な獣に襲われた。そこを助けてくれた同じく狼の獣人に一目惚れをしたが、その彼に ニイシャは「里の噂通り」だと言われてしまう。しかも、彼は妹に求愛してきた。諦めたいのに、諦められない。恋心を忘れられないニイシャは、幸せに なれるのか。 本編完結しましたが、番外編を連載していきます。