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連載 完結済 38エピソード
異能妃が記憶を食み、謎を解き明かす。 異能×謎解き×中華後宮ファンタジー 灯華国の中心にそびえる楓幻城には、広大な後宮が広がり、皇帝や妃たちが暮らしている。 その数多いる妃のうち、九嬪の最下位に属する麗殊は、ある特殊な血筋の出身だった。 彼女の一族、甜氏は辺境の神山に住み、稀に異能を持つ娘が産まれる。 その中でも麗殊は、食事行為を媒介として他者の記憶を読み取る"幻食"の力を持つ特別な存在だった。 一族に失われた名誉を取り戻すため、麗殊は後宮へと送り込まれた。 後宮入りから半年が過ぎたある日の早朝、麗殊と九嬪は、内廷にある皇帝の在所・黄瑞殿に呼び出される。 「竹妃様が亡くなられました」 九嬪の前でそう告げたのは、皇帝・朧鳴帝の側近だった。 高位の妃である四夫人の一人、竹妃の突然の死……その報告と共に、皇帝の厳命が下る。 ──竹妃の死の理由を突き止めよ。次の朔月までに最も早く真実へ辿り着いた者には、竹妃の穴を埋める四夫人の位を与える。 この勅命に、昇進の機会を渇望する九嬪たちは意気込み、死の真相を追い始める。 一方の麗殊も、一族の野望を果たし、自身の食欲を満たすべく、この異様な争いに身を投じる決意をする。 そんな彼女の前に現れたのは、謎めいた美青年の太医・朔。彼は皇帝直属の臣下であり、監視役として麗殊に宛てがわれた。 朧命帝の命のもと、麗殊は朔と共に真実を追い求める。 「依代は姿を映し、餐は心を解く。味わうは余情、探るは真意。汝の記憶、この身に宿らん」 竹妃の死の真相、皇帝の隠された意図、甜氏の過去、そして朔の正体とは──。 ◇◇◇ *カクヨムにて『後宮の幻食妃』として掲載しているものです。 *推理・解決方法はファンタジー色強めなのでご注意ください。 *中華後宮が舞台ですが、その制度・名称等に、オリジナル要素を多分に含みます。 *本作はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。
作品情報
推理[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月20日
連載 50エピソード
 ふくよかさが富の証と言われる祥国で、皇帝崇悠(すうゆう)は胃腸が弱い体質ゆえに痩身を維持していた。  五人の妃たちは皆、皇帝に相応しい立派な体格にするべく崇悠を太らせようと、脂っこい料理や大量の炭水化物を勧めてくる。  そんな毎日に嫌気がさしていたある日、六人目の妃を娶るという話が出る。  これ以上妃を増やされてはたまらない。縁談を断ろうと出かけた先で出会ったのは、絶世の美貌を持ち、胃に優しい料理を出す娘。  密かに心惹かれていたところ、娘は言う。 「わたくしは幽山を統べる一族が姫。黎 春柳《れい しゅんりゅう》と申します。陛下に嫁ぐ日を待ち遠しく思っております」   なんとこの娘こそ、崇悠の六人目の妃だった!  俄然うきうきして春柳が嫁いでくる日を心待ちにする崇悠。  しかし崇悠は知らなかった。  春柳は絶世の美貌で人を虜にし、類稀な好奇心で人々を振り回す、かなりの変人だということに!  あらゆるものを臆せず口にし、料理のためならなんでもする。  後宮の面倒なしきたりもなんのその、崇悠の食事改善に邁進し、ついでに他の妃に接触しては己の好奇心を満たす日々。  素材に萌えて、料理に恋する。  天女の面の皮を被った残念美人妃による後宮での皇帝食事改善物語が今、幕を開ける! ※本作はフィクションです。出てくる料理や効能に関して責任は負えません
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月23日
連載 完結済 304エピソード
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!などと言いながらも、日々を楽しくスライムライフ。 出来る事も増えて、下僕も増えて。ゆくゆくは魔王でも目指しちゃおうかな? そんな、どこかずれた天然主人公の異世界スライムライフです。 ※本編完結済み。  番外編は、人によっては蛇足。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年07月04日
連載 完結済 133エピソード
珊瑚の夢は、自分だけを想ってくれる人とたった1つの恋を貫くこと。しかし13歳で東宮(次期皇帝)に嫁いでしまった。東宮からの愛をウザいと感じつつ、ロイヤルライフを送る。塩政、密輸、世継。問題に巻き込まれ、ロイヤルライフからスピンアウト。流されながら、たった1つの恋を見つける。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月02日
連載 387エピソード
薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。 花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が明けるまでおとなしくしていようと思うのだが、彼女の好奇心と知識はそうはさせない。 ふとした事件を解決したことから帝の寵妃や宦官に目をつけられることになる。 早く市井に戻りたい、猫猫はきょうも洗濯籠を片手にため息をつくのだった。 旧蛇足編は、薬屋番外編のほうにおいてあります。 書籍化されました。 レイブックスさんにて全一巻、ヒーロー文庫さんで現在十五巻まででております。文庫版一巻はレイブックス版の一巻をもとに加筆修正しております。 ビッグガンガンさんとサンデーGXさんでそれぞれ、コミカライズ連載中です。
作品情報
推理[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年02月05日