私、楓(カエデ)は転生時に美少女にして欲しい、周りをイケメンだらけにして欲しいと散々注文を付けたら、“伝説の杖”にされてしまって、異世界の洞窟に放り出された。なんでもその洞窟に振ってくる魔道具は人型になれて、その所有者と伴侶になったりする世界らしい。そして私は“伝説の杖”であったために目の色を変えた男たちに追いかけまわされることに。だがそこである人物につかまり、指に指輪をつけられてしまう。これは所有者の証であるらしい。見知らぬ異世界で謎の男にそうされてしまった私だが、その人物はこの国の王子様であるレナードで、たまたまここにきていたら“伝説の杖”である私を保護してくれるらしい。そして私はレナードと一緒に住むことに。頭をなでられたり色々とレナードと一緒に住んでいた私は、ある日魔獣との戦闘に置いていかれてしまう。そして恋心を自覚した私はレナードの手助けをして、そして自分の気持ちを告げて、結ばれることになりました。