2016.6.15 タイトル変更しました。
(旧タイトル:マンチキン異世界再生録)
親友を失い、生きる希望を失ったボッチの少年は自らの生命を放棄した。
そんな彼を、神が拾い上げる。
「異世界へ行ってもらえないだろうか」
異世界から転生してくる魂と、交換する対象に選ばれたというのだ。
どうして自分が選ばれたのか。その問いに対する答えは残酷なものだった。
「世界の執着が最も薄かったからだ」
「今、死んだ多くの命の中で、お前は最も誰からも惜しまれない」
……異世界、行ってもいいかもしれない。
自分だけを特別に惜しんでくれる誰か。それを自分で作ってこなかった。なんという人生だろうか?
それくらいなら、本気で異世界に行ってやろうじゃないか。
今度こそ、誰かに惜しまれる人生を生きる為に。
王道異世界チート転生物語、ここに開幕。
テンプレだけど、一味違う物語を目指します。