その世界にある、とある湖の側に建つ一軒家には、ある数冊のノートが忘れ去れたかのように保管されていた。
そのノートの名前はのちに『白鷺ノート』と名付けられる物だった。
ちょっと前までその家で生活していた異世界人が書き記した、思いつきや趣味の結果を纏めたノートであった。
……だったのだが、そう思っているのは書いた本人のみで、その実態はちょっとヤバメな情報が満載されたノートだったりする。
そんなある日、そのノートが世に出てきてしまったのが騒動の始まりだった。
※ 本作は、前作『勇者の活躍(?)の裏側で生活してます』の続編……との間を繋ぐ息抜きみたいな後日譚・おまけ話です。
※ 前作の主人公は(名前ぐらいしか)登場しませんので、あしからずご了承ください。
※ 前作を読んでいないと分からない話になっているかもしれませんが、あしからずご了承ください。