発達した科学は、ある日、神話の痕跡を発掘した。
蜂の巣をつついたように地上へ飛び出す「妖精」たち。
はじめは小さな事件に過ぎなかった。
ところが神で利権を貪っていた組織が動き出すと、事態は大きな抗争へと発展し始めた。
翻弄し合う宗教団体、財界、そして国家。
「神」が復活する。
しかし現代社会には神話を受け入れられる環境が整っていない。もしいま強制的に起動すれば、それは大災害となるであろう。
小さな事件でメシを食っていただけの男は、この大きな潮流に巻き込まれてゆく。
(※注:特に無双もしませんし基本的におっさんしか出てきません。飲酒や喫煙の描写があります。人がすぐに死にますし、しばしば腕や足がもげます)
2017/04/08をもちまして完全リニューアルしました。