『それでも朝日は昇る』番外編。
大陸統一暦1000年。英雄王と賢者、二人の英雄によりアルバ王国は魔女の圧政から解放された。
しかし彼らは、決して歴史には残されぬ悲しい真実を背負っていた。
そんな英雄たちに出会った少女は、その真実を未来に伝えるためにある決意をする。
彼女の選んだ道は、やがて沢山の人たちの人生を左右する、大きなうねりとなっていく。
少女はいかようにして、未来へと送る光を生み出したのか。
英雄たちが去った後、遺された人々は、愛しい人のいないその後をいかに生きたのか。
本編読了前提、前番外編『彼方から届く一筋の光』の結末バレを含みます。
自サイト『miniature garden』より転載、完結済。