容姿端麗で文武両道、クラスの輪の中心に立ち、笑顔を浮かばす学園の人気者、渡口光。
そんな人気者の光と幼稚園からの付き合いがある幼馴染の男子、古坂太陽。
太陽は幼少の頃から光に好意を抱いていたが、容姿も成績も平凡で特出して良い所がない太陽とでは雲泥の差から友達以上の進展はなかった。
だが、友達のままでは後悔すると思い立った太陽は、中学2の夏に勇気を振り絞り光へと告白。
彼女はそれを受け入れ、晴れて二人は恋人の関係となった。
毎日が楽しかった。
平凡で代わり映えしない毎日だったが、この小さな幸せが永遠に続けばいい……太陽はそう思っていた。
だがその幸せは、彼らが中学を卒業する卒業式の日に突然と終わりを告げられる。
「……太陽……別れよ、私たち」
前に、あるサイトで二次創作として書いていた作品ですが、オリジナルとして投稿します。
こちらの作品はアルファポリス、ハーメルン、ノベルバの方でも掲載しております。