ブックマーク一覧 気になるもの 全349件
連載 完結済 60エピソード
『本の虫令嬢』 こんな通り名がつく様になったのは、いつの頃からだろうか?……もう随分前の事で忘れた。 私、マーガレット・ロビーには婚約者が居る。幼い頃に決められた婚約者、彼の名前はフェリックス・ハウエル侯爵令息。彼は私より二つ歳上の十九歳。いや、もうすぐ二十歳か。まだ新人だが、近衛騎士として王宮で働いている。 私は彼との初めての顔合せの時を思い出していた。あれはもう十年前だ。 『お前がマーガレットか。僕の名はフェリックスだ。僕は侯爵の息子、お前は伯爵の娘だから『フェリックス様』と呼ぶように」 十歳のフェリックス様から高圧的にそう言われた。まだ七つの私はなんだか威張った男の子だな……と思ったが『わかりました。フェリックス様』と素直に返事をした。 そして続けて、 『僕は将来立派な近衛騎士になって、ステファニーを守る。これは約束なんだ。だからお前よりステファニーを優先する事があっても文句を言うな』 挨拶もそこそこに彼の口から飛び出したのはこんな言葉だった。 ※中世ヨーロッパ風のお話ですが私の頭の中の異世界のお話です ※史実には則っておりませんのでご了承下さい ※相変わらずのゆるふわ設定です ※こちらの作品は「アルファポリス」「カクヨム」にも掲載中です
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年02月17日
連載 完結済 16エピソード
 伯爵令嬢ローザリアと隣の領地の伯爵令息オズモンドとサイラスの兄弟は幼馴染だっった。ローザリアとサイラスが八歳の時婚約が整った。ローザリアが意識し始めたのは貴族学院に入ってからである。しかし友人と話しているサイラスの言葉が心を抉った。 「ずっと一緒で飽きないのか」と聞かれ「まあな」と答えたのだ。 ある日馬車からサイラスが女性を連れて歩いているのを見て落ち込むが、更に同じ女性に縋りつかれながら連れ込み宿のある横道に入っていくのを目撃したローザリアは別れを覚悟した。恋を諦めかけた令嬢とヘタレ男のじれじれ恋愛ファンタジー。 誤字報告ありがとうございます。 4月15日 今日の一冊に選んでいただきました‼
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年01月30日
連載 完結済 46エピソード
前世の私は昭和生まれのアラフォー突入の冴えないOL。 ぶ厚い眼鏡にビシッと決めたパンツスーツに身を包み、まだ男社会の厳しい時代から、会社の中で必死で戦ってきた、いわゆる社畜人間と呼ばれる人間なのだが、ある日信号無視のトラックにひかれて、あっけなく命を落とした。 そして気付けば私は、異世界に転生してしまった。 今世の私の名前は、《フィオナ=カルディアリアム》。前カルディアリアム伯爵の一人娘であり、今は夫である《ローレイ》が、カルディアリアム伯爵の座を継いでいて、いわゆる、伯爵夫人だ。 なのに、そんな私は夫に冷遇されていて、浮気相手を家に連れ込み、この家の女夫人である私に対してふざけた真似ばっかりしている。 領主としても滅茶苦茶に好き勝手している旦那様。 うん、こんな旦那、いらないな。 言っておくけど、以前までの私とは違って、今の私は、やられっぱなしのか弱いお嬢様じゃないの。 私に舐めた真似をしてきたこと、死ぬほど後悔させてやるから、覚悟してね。 男社会を必死で生き抜いてきた独身アラフォーのバリキャリ女を舐めんなよ。 不定期更新。 誤字脱字報告いつも感謝しています。ありがとうございます。 この作品は私の考えた世界の話です。魔法あります。設定ゆるゆるです。よろしくお願いします。 アルファポリス様でも掲載しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年01月30日
連載 完結済 55エピソード
「もう、無理です!」 伯爵令嬢である私、アンナ・ディストリーは屋根裏部屋で叫びました。 男の子がほしかったのに生まれたのが私だったという理由で家族から嫌われていた私は、密かに好きな人だった伯爵令息であるエイン様の元に嫁いだその日に、エイン様と実の姉のミルーナに殺されてしまいます。 それからはなぜか、殺されては子どもの頃に巻き戻るを繰り返し、今回で11回目の人生です。 何をやっても同じ結末なら抗うことはやめて、開き直って生きていきましょう。 そう考えた私は、姉の機嫌を損ねないように目立たずに生きていくことをやめ、学園生活を楽しむことに。 学期末のテストで一位になったことで、姉の怒りを買ってしまい、なんと婚約を解消させられることに! これで死なずにすむのでは!? ウキウキしていた私の前に元婚約者のエイン様が現れて……。 ※web版になります。 ツギクルブックス様より2025年に2月刊行予定です。
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異世界[恋愛] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年01月22日
連載 完結済 37エピソード
 人づきあいが苦手で、植物を相手に日々をおくる陰気な姉のローズと、社交的で美しく、高慢な義妹のデイジー。  対照的な姉妹と、その周辺の恋の顛末。  ローズは王立植物園を管理しているガードナー男爵家の娘だ。幼い頃から人と関わるのが苦手で、学園の片隅にある古い温室を安息の場にしていた。  ある日そこに、義兄のルイスとその友人のセドリックが訪れる。  ローズは徐々にセドリックの陽だまりのような笑顔に惹かれてゆくが、彼は義妹のデイジーに想いを寄せているようで……。  そんな時、ガーデンパーティーをきっかけに突然ローズに縁談が持ち上がる。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年01月15日
連載 完結済 21エピソード
騎士である夫アルバートは、幼馴染みであり上官であるレナータにいつも呼び出され、妻であるナディアはあまり夫婦の時間がとれていなかった。 さらにレナータは、王命で結婚したナディアとアルバートを可哀想だと言い、自分と夫がどれだけ一緒にいたか、ナディアの知らない小さい頃の彼を知っているかなどを自慢げに話してくる。 しかしナディアは全く気にしていなかった。 何故なら、どれだけアルバートがレナータに呼び出されても、必ず彼はナディアの元に戻ってくるのだから―― 偽物サバサバ女が、ちょっと天然な本物のサバサバ女にやられる話。 ※頭からっぽで ※思いつきで書き始めたので、つたない設定等はご容赦ください。 ※夫婦仲は良いです ※私がイメージするサバ女子です(笑) ※他サイトでも公開しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年01月13日
連載 完結済 31エピソード
夫にも息子にも義母にも役立たずと言われる私。 それなら私はいなくなってもいいですよね? どうぞみなさんお幸せに。 ※連載に伴い短編部分を加筆・修正し、ジャンルを恋愛(異世界)に変更してあります。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年01月21日
連載 完結済 22エピソード
婚約破棄を目論む第二王子アルフレッドによって冤罪をかけられ、家族諸共死の間際に追い込まれたベアトリス。 アルフレッドが盗難の罪を捏造した際、ベアトリスの荷物に紛れ込ませた王家の秘宝を使って時を逆行し、ベアトリスは復讐を決意する。 二周目の私でニューゲームの令嬢が、自身と家族を死に追いやろうとした者達にとことん復讐していきます。ざまぁによるハピエン前提。  カクヨム様でも公開中です。 2025/2/12 電子書籍化に伴い、誤字と曖昧な言い回しの修正を行っております。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年04月29日
連載 完結済 48エピソード
第二部 第三部 あらすじ追加します! デボラは侯爵の愛人の娘だった。しかし本宅から彼女の暮らす別宅に、侯爵家の跡取り娘のマリアが命がけで逃げ出してきたため、母とともに彼女をかくまう事にした。だがそんなお人好しのデボラを待っていたのは、マリアを愛人宅の使用人にした、と言う事実無根の濡れ衣を着せられるという事だった。醜聞になるマリアいじめを全てデボラに着せた侯爵夫人と連れ子のユリアは、デボラを処刑するのではなく、領地の外れに追いやると言う事で、マリアを愛する怒り狂った王子を納得させた。デボラの生き残るための生活が、ここに始まったのだった……(第三部 あらすじ) ヘンリエッタはとある王国の第三妃の娘だった。だが母が病に倒れてこの世を去り、第三妃の座に新しくついたのは、王の四番目の愛人であり、新たに姫となったのは溺愛されているヴィオレットだった。ヘンリエッタはヴィオレットの影として彼女のために動く事を強いられ、悲惨な扱いを受ける毎日だった。だが遊学に来た王子様に対して、ヴィオレットの無知が衝撃的な事件を引き起こす。怒り狂う王子様達だが、父国王はヴィオレットを守るために全ての責任をヘンリエッタにかぶせ、ヘンリエッタは単身流刑となったのだ。……誰の助けも借りられず、絶望して死を望んだ彼女の前に現れたのは、魚の民という海で生活する種族の、よく笑う雑な男だった……(第二部 あらすじ) まともな淑女教育の結果、いじめは良くないと、愛人の娘である義妹を庇ってきて、自分のほうが痛い目にあっていたサマンサ。だが義妹は高貴な人々から愛されて大事にされ、ハッピーエンドまっしぐら。手放しで喜んてしまっていたお人好しのサマンサを待っていたのは、母や姉と共に、義妹を虐げたというありもしないデタラメによる、鉱山での過酷な労働だった……。何もかも違う生活の中、ある日無罪だと解放される。だが連れて行かれた先でわかったのは、人間違いで解放されたという事実で…?!(第一部あらすじ)
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年04月25日
連載 完結済 48エピソード
大好きな婚約者に誕生日をすっぽかされたフローラはそのショックでパン職人だった前世を思い出してしまう。しかも前世でハマっていたファンタジー乙女ゲームの悪役令嬢に転生してて…… ※ざまぁないです。ヒーローが情けない感じなので苦手な方ご注意ください。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年12月24日
連載 完結済 24エピソード
「リリエッタなんかより、君と結婚できたらいいのに」  侯爵令嬢リリエッタは、ある日舞踏会で婚約者がそう言って、他の少女と口づけを交わしているのを目撃してしまう。  ショックを受けたリリエッタは声が出なくなり、婚約も破棄となった。  声を失ったまま沈んだ気持ちで毎日を過ごすリリエッタの前に、新たな求婚者が現れる。それは、三大公爵家の一つラトリッジ公爵家の嫡男のアルフレッドだった。  それまでかかわりのなかったアルフレッドの求婚の理由や復縁を求める元婚約者と向き合いながら、リリエッタは前を向き、二人は絆を強めていく。  婚約者に裏切られ傷ついた侯爵令嬢が、新たな婚約者に出会い失った声を取り戻して幸せになるまでの物語です。  誤字報告ありがとうございます。  助かります!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年01月10日
連載 55エピソード
【全50話+番外編 完結済み】 【コミカライズ企画進行中!】 【短いあらすじ】 奪われ続けた『対価』は貰う。両親も妹も婚約者も、ざまぁみろ。 【長いあらすじ】 欲しがりのリリーシアはあれもこれもと、姉のウィスティリアのモノを奪っていく。 誕生日のプレゼント。ドレス。そして婚約者のグレッグまで。 両親は面倒なリリーシアのことはウィスティリアに押し付けて、無関心。身勝手なことばかりを言ってくる。 ウィスティリアに気を配ってくれるのは、使用人たちだけ。 奪われ続け、病気となり、神の国に召されることだけを望んでいたウィスティリア。漆黒の翼を持つガードルフはウィスティリアに告げる。 「神などいない。善人も悪人も、死ねば等しく無になるだけだ」と。 しかも、ウィスティリアが死んだことで、使用人たちも不幸な未来を歩み始める。 「わたしのせいで、使用人のみんなが……」 ガードルフの手を借りて、ウィステリアは過去に戻る。 もう一度人生をやり直す。 二度目の人生で、リリーシアや父親たちに『復讐』を、奪われたモノの『対価』を支払わせることを決意する。 二度目の人生でウィスティリアが、父親と母親に、妹のリリーシアと婚約者であるグレッグに行った『復讐』。そして、『復讐』を果たした後のウィスティリアの未来。ハッピーエンドです。 ・カクヨム様にも投稿中 ・ [日間] 異世界〔恋愛〕ランキング - 完結済     2024年12月5日 4位 → 6日 2位! →7日 1位‼    ありがとうございます
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年02月07日
連載 完結済 84エピソード
〝攻略対象〟に優しくして断罪回避?  〝乙女ゲームの知識〟を使い平民になって隠れ暮らす?  ……くだらない。 婚約者よりもいい男を恋人にして、仕返ししてもらう?  ――他人に自分の運命をゆだねるなど笑止千万。 友情も愛情も不要。復讐のためとあらば頭も下げるが、あとで必ず蹴散らし、まとめて踏み潰す。 復讐特化型悪役令嬢グロリアのお話。 卒業パーティーで婚約者の王太子が真実の愛を捧げた聖女を傷つけた罪に問われ、その後、さらに身に覚えのない罪を着せられて処刑されたコードウェル公爵家のグロリア。自分を陥れたこの世の全てを呪って死んだが、気がつけば十歳になって生き返っていた。 同時に「ここは乙女ゲームの世界で、グロリアは悪役令嬢だ」と言うどこかの世界の亡霊がとり憑いていたが、無視するどころか屈服させて、二度目の人生を復讐のために生きることにした。 《!》 ・残酷描写、暴力描写、性描写は予告なく入ります。ご注意ください。 ・他サイトにも掲載中
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年10月13日
連載 完結済 81エピソード
地方出身の魔法使いユールは、努力の末、宮廷魔術師に上り詰めた。 令嬢エミリーと恋仲になり、彼女の父親で王国騎士団長であるガイエンに挨拶することになる。 さて、その結果は―― 「交際など認めん! あくまで“仮認め”だ!」 「子供の名付け親など絶対引き受けんぞ!」 「……また来るがいい。家に来たら相手をしてやる」 こんな具合であった。 しかし、ユールは彼を疎んじる第二王子と宮廷魔術師によって、罠に嵌められ、田舎町に追放されることになる。 そんな彼に、エミリーとガイエンもついてきてくれることになった。 田舎町では名ばかりの閑職を与えられるユール。 それでも彼は得意の魔法で活躍し、町での生活を楽しみ、次第に彼を慕う仲間や友人も増えていく。 一方、王都では悪しき者たちが暗躍を始め……。 ユールは恋人のエミリー、手強くも頼もしい最強お父さんガイエンと共に、町のため、国のために奮闘する!
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2023年07月13日
連載 71エピソード
「この俺が召喚してやったんだから、ありがたく思ってこの国のために働け」 ――もともとは日本で暮らしていた美亜を「聖女」として召喚した王子は、あまりにも高圧的にそう言った。 美亜が転移した異世界の王子と王女は、それ以外にも暴言や失礼なことばかりで、こんな奴らには従うわけにはいかない、と美亜は命令を拒否する。 「あなた達がそんな態度なら、私は聖女の力を使いません」 「聖女のくせに命令に従わないなんて、処刑してやりますわ!」 「聖女である私を処刑したら、困るのはあなた達ですよ」 そんな美亜をわからせてやりたいと、ある日王女は美亜の足元に、死にかけの騎士を転がす。 「さあ、聖女の力を使いなさい! それともあなたは、この騎士に死ねと言うんですの?」 自分で手当てや処置をするわけでもなく、ただ美亜を従わせるための道具として騎士を利用する王女に、美亜の怒りは限界に達する。 そうして美亜は王女に、聖女の特殊な力を使い、とある反撃をするのだった―― ※短編版の続きは5話からです! ※書籍化決定しました! 詳細は追々ご報告いたします!
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年05月03日
連載 完結済 35エピソード
 ◇こちら長編版になります!  婚約破棄をされて、持参金のあてがなくなり没落寸前の貧乏伯爵令嬢のセシリアは、公爵家当主であり騎士団長のアルフォンスから『白い結婚』を持ちかけられる。  内容は、1年間婚姻を結ぶこと、報酬はウィンターズ伯爵家が持ち直すほどの大金。しかも、アルフォンスは遠征で、契約期間中は家を空けるという。 (あまりに好条件すぎない……!?)  『白い結婚』を二つ返事で了承したセシリアは、遠征で旦那様不在の屋敷でゴロゴロと毎日を過ごし、彼と顔を合わせることもなく、結婚期間を終えると思っていた。 「それは何だ」 「……焼きたてのキッシュです」 「……腹が減った」 「えっ」  予定より早く遠征帰ってきた彼から、キッシュをねだられるまでは。  これは、田舎料理しか作れない貧乏伯爵令嬢セシリアと冷酷無慈悲だと噂されるアルフォンスの、白い結婚期間最後の1か月から始まる恋のお話。 ※【中編版】『白い結婚』の旦那様と紡ぐ、最後の1か月の加筆・修正・続編を加えた連載版です。 ※中編と少し流れは違いますが、続きは17話からです。 ※最終話まで書き上がっています。毎日更新です。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年09月28日
連載 完結済 91エピソード
戦地から戻り、聖剣を得て聖騎士として英雄になった夫エリオットから、帰還早々に妻であるフローラに突き付けられた離縁状。 戦場で傍に寄り添い、その活躍により周囲から聖女と呼ばれるようになった女性エミリーを、彼は愛してしまったのだと告げる。安全な王都に暮らし日々祈るばかりだったフローラは、居場所を失くしてしまった。 反論も無く粛々と離縁を受け入れ、フローラは王都から姿を消した。 その日を境に、エリオットの周囲では異変が起こり始める。 一方でフローラは旅路で一風変わった人々と出会い、祝福を知る。 ―――――――――――――――――――― ※他サイト(アルファポリス)で2024年7月30日より掲載の作品です。同時更新、本編完結済み。 ※ファンタジー要素強め、やや群像劇寄り たくさんの感想をありがとうございます。質問以外は返信を控えておりますが大切に読ませていただいております!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年10月28日
連載 完結済 17エピソード
「お母様、どうしてお父様と結婚したの?」ルティエが尋ねた時、母は「顔」と即答した。確かに父は美しい。しかし配偶者を選ぶのに父のような浮気性の男はごめんである。学生時代に浮気者の恋人と別れた経験を持つルティエは卒業後就職し、強面のため令嬢に敬遠されている副騎士団長と知り合う。体躯が良くて頼もしい。好みである。嫋やかな外見と裏腹に行動的な彼女が彼にロックオンし、手に入れようとする話。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年10月26日
連載 完結済 32エピソード
結婚まであと数か月。それなのに、王命で婚約が解消された。次の婚約者は没落一歩手前のオベット公爵。しかも、社交界では平民の愛人を常に側に置いていると噂されている。評判の悪い結婚相手でも、一度は歩み寄ろうと覚悟を決めてた。 それなのに。 結婚初夜で。彼は愛人を連れて寝室にやってきた――。 これは流石に受け入れられない。離婚に向けて動くことに。 ※リブラノベル様より電子書籍化しました。 シーモア様で2月25日先行発売、他書店3月20日発売。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年10月25日
連載 完結済 6エピソード
 貧乏子爵令嬢が、親から売られるように次期侯爵の後妻として嫁がされた。  しかし両家の親達は知らなかった。二人が顔合わせのときに、この婚姻は三人の子供を育てるためのもので、白い結婚しようという契約を結んでいたことを。  妻にとっては理不尽としか言えない契約だったが、前世で息子から「生まれてきたくなかった」と言われた記憶のあった妻は、子供を産まずに済むことにホッとしていた。それに転生前の夫を今も思っていたので、白い結婚は望むところだった。   領地に引きこもって前妻との思い出の中で暮らす夫に代わって、妻は子育てと家政と社交に励んだ。  彼女は夫のことをただの名目上の夫だと思っていたので彼に何も望んではいかなったが、三人の子供達に全く関心を持たないことには腹立たしく思っていた。その中でも特に、理不尽な理由で末娘を蔑ろにすることには怒りまで覚えていた。  そしてある日、娘に暴言を吐いた夫に謝罪するように妻が要求すると、夫は激昂して彼女に暴力をふるった。このときから、彼女を実の母親だと慕っていた子供達は、父親を敵と見なすようになった。  そして二人の結婚から八年後、子供達は母親の幸せのために父親に対してざまぁを展開させたのだった。    妊娠、出産、お産による死というセンシティブな話が頻繁に出てくるシリアスな話なので、苦手な方はブラウザバックをしてください。  恋愛は後半に出てきてハッピーエンドです。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年10月13日