宿屋兼食事処、宵闇亭。
元冒険者の主人が自ら仕入れた素材で作る絶品料理は、数多くの常連に愛されている。
そこで働く幼い看板娘、エルは……転生者である。
異世界の言語は全く理解できないけど、元気と笑顔があれば意外となんとかなる!
何故か異世界の人々にやたらと可愛がられるけど、今日も元気に接客だ!
エル視点:
(常連さんが主人を指差しながら「ーー」と繰り返している。もしかして、主人の名前かな? 真似して呼んでみよう)
「ーー!!」
異世界言語視点:
「ぱぱー!!」
「おっ……い、今……エルが……俺のこと……パパって……!!」
「いかん! 刺激が強すぎて主人が倒れたぞ!!」
大体こんなノリ。
基本的に12:00更新です。
(4/25)ストック残量の関係で、暫くの間は隔日投稿になります。宜しくお願いします。