三人称書きの作者様なら、読者様からの感想で「何故、この解釈をされたぁぁぁー!!」と葛藤したり、悩んだりした事が一度はあるかと思います。そんな風に葛藤した筆者の心境を綴ったエッセイ。逆に読者様側が読まれると「何それ? そういう小説の読み方あんの?」という、新たな発見があるかもしれません。三人称寄りで読むか、一人称寄りで読むか。その違いで同じ作品なのに人によって解釈がガラリと違ってしまう感想をよく頂く筆者が、その解決策はないかと目を付けたのが『一人称書き作品』と『三人称書き作品』の比較でした。さて、あなたは一人称派? それとも三人称派? ちなみに筆者は三人称作品の方が読みやすい人間です。