ふと自分が「処刑される不遇公爵令嬢に転生してる」と気付いてしまったローズマリー。
スキル授与式で超レアスキルを授かった後は第三王子の婚約者として王城に軟禁され続け、あげく公爵家の罪のせいで連座処刑される運命…。
周りにバレる形でレアスキルをゲットすると、そのまま軟禁・処刑コースになってしまう。
なので、スキル授与式には出ずに、こっそり自力でスキル獲得を目指す事にした。
後は「マリー」と名乗って冒険者として(ローズマリー・ウィングフィールドとは別人として)生きていけば良いのだと思った。
ーーのだが…。
*異世界モノの物語です。こことは違う常識で、ここでは犯罪だと見做される行為が犯罪とも見做されずに行われていたとしても犯罪等を助長する意図はありません。ご了承ください。
*ファンタジーなのでコレ書いておく必要はないかも知れませんが
「この作品はフィクションです。実在の人物・団体などとは関係ありません」
と書いておきます。
*物語は基本的に主人公の独白・独り言形式で進行します。