公爵令嬢のキャサリンは、婚約者であるベイル王子から、婚約破棄を言い渡された。その瞬間、「この世界はゲームだ」という認識が流れ込んでくる。そして私は「悪役」らしい。ところがどう考えても悪役らしいことはしていないし、そんなことができる器じゃない。
どうやら破滅は回避したし、ゲームのストーリーも終わっちゃったようだから、あとはまわりのみんなを幸せにしたい!……と思いきや、そこへ攻略対象達や、不遇なヒロインも絡んでくる始末。立ちはだかる「ストーリー」の壁に立ち向かおうと、博愛主義の「悪役令嬢」が奮闘します。
※アルファポリス様でも投稿しています。
※多少の改稿を加えたものを、9/5よりノベルアップ+様に公開しています。