ブックマーク一覧 未完 全219件
連載 18エピソード
子爵令嬢のリリス・ノルスコットには伯爵令息で騎士見習いのシン・ジョードという婚約者がいる。甘いマスクで多くの女性に人気があるシンは、いつも幼馴染の男爵令嬢であるミフォンを優先し、リリスにはミフォンと仲良くするように言い続けていた。 ミフォンの婚約者は辺境伯家の次男で騎士団の副隊長でもあるディル。ミフォンは口は悪いが美形であるディルに満足していたが、リリスにマウントを取りたいがためにシンを誘惑する。 誘惑に負けるシンとそんな彼を弄び、そういう関係ではないと否定しつつリリスの辛そうな姿を見て楽しむミフォン。リリスに勝ったと思うたびに感じる高揚感を欲するミフォンは、ついにシンと一線を越えてしまう。 そんな二人に我慢の限界がきたリリスと、ミフォンを見限ったディルは、手を組んでシンとミフォンを自分たちの人生から捨てることにした。 ※全部で41話。 ※アルファポリス様で完結済分を改稿しています。規定により、アルファポリス様では削除済です。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年07月26日
連載 85エピソード
『樹 天馬』は、気付けば、見渡す限りの草原に立っていた。誰かに呼ばれた異世界、チートスキル。でも、前説もイントロダクション無し。呼んだ相手も目的も分からない。そんな彼の冒険譚? 粛々と改稿中 現在 038まで改稿終了
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月02日
連載 45エピソード
小椋 結珠(おぐら ゆず)が亡くなった祖母 小椋 璃奈(おぐら りな)から相続した家は、祖母が亡くなる直前まで住んでいた古い家。 そこは祖母が道楽でやっていた雑貨屋兼住居である。 親戚一同からは不良物件と言われた家だが、ハンドメイド作品を手掛ける結珠にとっては、ついに自分の作品を販売することが出来る、素晴らしい場所である。 結珠は喜んで相続したが、実はある秘密が隠されていた。 魔術師? 魔女? 魔石? 一体何のこと!? 果たして結珠は、祖母から相続した古い家を守り切ることが出来るのか? 短編「祖母から相続したお店がとんでもなかった件について」の長編版。 長編に伴い、短編とは人物等少々設定が異なります。 また、現実の問題とはかなりのズレがあると思いますが、「これはフィクションである!」と思って読んでください。(正直想像で書いている部分が多々あります。現実との差異を考えてはいけませんw) 拙い点も色々と多いとは思いますが、どうぞご了承ください。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月21日
連載 44エピソード
イリス王国の王女リーディは、停戦の条件として敵国に嫁ぐことになった。 結婚式は、1年後。 それまで敵国で、人質のような生活を送ることになる。 そんな生活の中、婚約者の敵国の王が、ある女性に夢中になっているという噂を聞いた。それは、異世界から迷い込んできた女性らしい。 リーディは噂の真相を探ろうと、王城の侍女に扮して、調査を開始する。 ※カクヨムさまに掲載していたものです。それを少し改稿して、こちらにも掲載しております。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月19日
連載 50エピソード
死に際に「来世では美しい花にでもなりたいなぁ」と願った花園美咲はマンドラゴラに転生してしまった。 しかし生まれた場所は魔物だらけで危険がいっぱい。美咲は魔物として成長しながら平和な人間の世界で暮らすことを夢見て、人型になることを決意する。 そうしてようやく人として不自然でない姿になったころ、彼女は気付いた。マンドラゴラにはその声を聞いた者を呪い殺す力があるということに。 「私の声を聞いたら人が死ぬのでは……?」 一言も喋らなければなんとかなるか、と人里に降りた彼女は、喋れないせいであらゆる勘違いを巻き起こし、やがて花の魔女と呼ばれてあがめられるようになっていく。 気が付けば魔女の噂を聞きつけた王国騎士や宮廷魔導士など、正体を知られれば即討伐されかねない人間が出入りし、不審な魔女を監視するように ……。 (待って、魔物ってばれたら討伐されちゃう!?) 魔女として人々の役に立つことを証明しながら、正体は隠し続けなければならないマンドラゴラの綱渡りな生活が始まる。 ※毎週水曜更新予定 ※書籍化&コミカライズ化企画進行中。ありがとうございます!
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月23日
連載 34エピソード
ご覧いただきありがとうございます 電子書籍化とコミカライズが決まりました。 応援のおかげさまです。ありがとうございます!引き続きお楽しみいただければ幸いです 一つ、力があること 一つ、子ども好きなこと 一つ、家事全般が得意なこと――治癒魔法が使えるとなお良い。 辺境伯家の侍女。それは神殿での聖女を引退することになったウェンディにとって、願ってもない求人だった。しかしその求人は、中央神殿で『縁結び老師』と呼ばれる神殿長から紹介されたものだ。 「よく来てくれた。今日から君は俺たちの家族だ」 「……ありがとうございます?」 これは緑豊かな辺境伯領で繰り広げられる侍女かと思ったら花嫁募集だったという勘違いラブコメディ&幸せ大家族のいろいろあっても平和な日常のち愛は重めに溺愛物語
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年04月15日
連載 43エピソード
【オーバーラップノベルスf様より、第2巻2023年12月25日発売しました】 義理の姉に虐げられていたエルナはこの国の守護竜の生まれ変わりであることを思い出した。初代国王である勇者を背に大空を飛び回ったのだが、義姉は、自分こそが守護竜の生まれ変わりであると主張する。 「自身でもまさかという思いもございましたから、今日まで誰にも告げることはできませんでしたが、私は竜としてこの空を羽ばたいた記憶がございますの!」 (こ、ここまで堂々とするのは逆にすごい、なんというアドリブ力!) そして、どうやら勇者も生まれ変わり、王様になっているようだ。 ※短編版題名【竜が花嫁】の連載版です。 ※短編と序盤はほぼ同じではありますが、一部キャラが増えるなどの変更点あります。ゆっくり更新です。 ※カクヨム様でも公開中です。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月24日
連載 81エピソード
バレステロス公爵令嬢であるイザベルは、性格が悪く嫌われ者で、悪女と名高い。 社交界でなにかとトラブルを起こす彼女を見かねた父親は、さっさと嫁に出したいと画策。ちょうどそのとき、アンドレウ侯爵のアレックスが後妻を探しているという話を聞きつけ、爵位を笠に半ば押し付ける形でイザベルを嫁に出す話を進める。アレックスは公爵家からの申し入れを断ることができず、悪女と名高いイザベルを娶ることに。 結婚した当日、この結婚に納得していなかったイザベルは新郎であるアレックスに対し「屋敷がぼろい」「気の利いた言葉も言えない朴念仁」「顔も見たくない」などと罵倒する暴言を吐く。その直後、まさかのタイミングで前世の記憶が復活。ここが乙女ゲーム『グランハートファンタジア~スランの乙女~(略称:グラハン)』の世界であることに気付く。さらにイザベルは、自分に虐待されて育ったせいで愛着障害になりヤンデレと化した報われない当て馬──ルイスの継母になっていた。 まずいと思ったイザベルだが、あとの祭り。 アレックスはイザベルの態度に(噂どおりの悪女だ)と思い、とても冷ややかな目でイザベルを見ている。 (私、一体どうすれば?) そんなある日、イザベルが出会ったのは天使のように可愛らしい男の子で…。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年03月21日
連載 87エピソード
二人の子持ち27歳のカチュア(主婦)は家計を助けるためダンジョンの荷物運びの仕事(パート)をしている。危険が少なく手軽なため、迷宮都市ロアでは若者や主婦には人気の仕事だ。 夢は100万ゴールドの貯金。それだけあれば三人揃って国境警備の任務についているパパに会いに行けるのだ。 そんなカチュアがダンジョン内の女神像から百回ログインボーナスで貰ったのは、オシャレながま口とポイントカード、そして一枚のチラシ? 「モンスターポイント三倍デーって何?」 「4の付く日は薬草デー?」 「お肉の日とお魚の日があるのねー」 神様からスキル【主婦/主夫】を授かった最弱の冒険者ママ、カチュアさんがワンオペ育児と冒険者生活頑張る話。 ※他サイトにも投稿してます
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年05月11日
連載 123エピソード
 大国エストライア帝国にある五大公爵家の一つ、ラングハイム家の長男として生まれたヨナは、生まれつき膨大な魔力が原因で寝たきりの生活を強いられていた。  ある日、ヨナは偶然にも一冊の本に出逢う。  それは、失われてしまった古代魔法の全てが記された本。  その日からヨナは、古代魔法の習得に心血を注ぐ。  本に記されていた一文……『物体を操る魔法』があれば、いつかきっと普通の人のように歩けるようになれると信じて。  努力が身を結び、ヨナは自分の力で立ち上がることができるようになった。  歓喜に震えたヨナは、自分がもう出来損ないではないのだと知ってもらうため、父のもとへ向かう。  ……だが、そんな彼の努力を、奇跡を、父は認めてはくれなかった。  それでもいつか家族が見てくれると信じて必死に生きるヨナは、十一歳の誕生日を二週間後に控え、残酷な現実を突きつけられる。  ――自分に残された命が、あと一年しかないことを。  絶望に打ちひしがれるヨナは、死ぬ前の最後の望みとして世界中の伝説を求めて旅に出る。  だが、彼は知らない。  旅の先で、彼の古代魔法がたくさんの奇跡を起こすことを。  ――たくさんの大切な人との出逢いと、たくさんの幸せが待っていることを。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年03月26日
連載 250エピソード
【SQEXノベル様から書籍化決定しました!&コミカライズ企画も進行中です】 「おまえとの婚約は破棄させてもらう」 前は病弱だったものの今は現在エリート街道を驀進中の婚約者に捨てられた、Fランク錬金術師のカレン。 病弱な頃、支えてあげたのは誰だと思っているのか。自棄酒に溺れたカレンは、弾みでとんでもない条件を付けてとある依頼を受けてしまう。 それは『血筋の祝福』という、受け継いだ膨大な魔力によって苦しむ呪いにかかった甥っ子を救ってほしいという貴族からの依頼だった。 依頼内容はともかくとして問題は、報酬は思いのままというその依頼に、達成報酬としてカレンが依頼人との結婚を望んでしまったことだった。 王都で今一番結婚したい男、ユリウス・エーレルト。 前世も今世も妥協して付き合ったはずの男に振られたカレンは、もう妥協はするまいと、美しく強く家柄がいいという、三国一の男を所望してしまったのだった。 ともかくは依頼達成のため、錬金術師としてカレンはポーションを作り出す。 仕事を通じて様々な人々と関わりながら、カレンの心境に変化が訪れていく。 錬金術師カレンの新しい人生が幕を開ける。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月25日
連載 155エピソード
※2025/5/3タイトル変更しました。 電車に乗っていたら異世界に集団召喚され、全力でステータス偽装をして逃げた主人公と。 ちょっとズレてるけれど、優しくて強い最推しファンタジーヒーローのような竜人族のグレン。 ズレてるグレンさんに振り回されているようで、溺愛されて主導権を握っている主人公。 そんな二人の、タイトル通りのお話です。 実は彼女が召喚されたのは、この世界の過去の出来事が絡んでいます。 基本明るい感じの話ですが、主人公の設定などで、一部シリアスです。 そしてハッピーエンドの予定です。 ※残酷描写とR15は念のためです。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月25日
連載 13エピソード
『やっと幸せを掴みかけたのに、また私は選んでもらえなかった』 学生時代のお見合いは姉に負けてしまうし、王宮で侍女として王女のお輿入れについていくはずが、そこでも選ばれない……マリアナはいつも後一歩で幸せを掴み損ねる残念女子。 目の前の婚約者は、幼馴染の公爵令嬢に目を奪われてなんだか色っぽいことを囁いている。 『もういいです。婚約解消しましょうよ』 踏ん切りをつけたい、自立女子と、慌てて後を追いかける騎士のお話。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年02月24日
連載 59エピソード
仕事と私、どっちが大切なの? ……なんて、本気で思う日が来るとは思わなかった。 彼は、王族に仕える近衛騎士だ。そして、婚約者の私より護衛対象である王女を優先する。彼は、「王女殿下とは何も無い」と言うけれど、彼女の方はそうでもないみたいですよ? 婚約を解消しろ、と王女殿下にあまりに迫られるので──全て、手放すことにしました。 お幸せに、婚約者様。 私も私で、幸せになりますので。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年11月01日
連載 44エピソード
辺境伯家の三男に異世界転生した主人公が、神様にカリスマに極振りされた事に気づかず暮らす話。 主人公フーシャンクランは最上級の錬金術スキルで自分の生まれた荒野の辺境伯家を富ませていこうとしますが、彼の本領は錬金術などではなくその超弩級のカリスマでした。 敵も味方も超重力を持つ彼目掛けて飛び込んできて、次第に大変な事になっていきますが…… ハーメルンとカクヨムにも投稿しています。 ------ 書籍版第一巻が24年12月25日に発売されます! 何卒よろしくお願い致します!
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年01月14日
連載 92エピソード
ドアを開けるとそこは異世界だった。あるのは川と森と自分の部屋、そして異世界を生きていくためのマニュアルノート。森を抜ければ街らしいけど、なにをするのも自由というなら、私はここで暮らそう──。事件もざまあも起こらない、寝る前に穏やかに読める(はず)の異世界転移小説。たき火にあたって美味しいものを食べよう。一二三書房サーガフォレストより第二巻発売中。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年07月23日
連載 66エピソード
グラシアーナ国の王立高等学院に通うカミーユは、前世の記憶持ちだ。 前世では海外香料会社での研修を終え、これから日本へと言うところで記憶が途絶えている。 そんな記憶から、今世でもカミーユは調香術師を目指していた。 そう。調香術。転生したここは魔法も魔術もある世界だった。 研修予定だった工房からドタキャンされ、募集があると聞いてやってきた辺境。だが、求められたのは魔生物対策の香水⁉ そんなの習っていないんですけど⁉ 二生に渡っての夢をつかむため、がんばる女の子のお話です。 カクヨム様にても公開中です。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2024年09月04日
連載 63エピソード
☆お知らせ☆SQEXノベル様から書籍1巻発売中です!イラストは雪子先生です!書籍2巻は2025年7月7日発売予定です(*^^*)  わたし、スカーレットは燃費が悪い神殿暮らしの聖女である。  ご飯は人の何倍も食べるし、なんなら食後二時間もすれば空腹で我慢できなくなって、おやつももりもり食べる。というか、食べないと倒れるので食べざるを得ない。  この調子で人の何倍ももりもり食べ続けたわたしはついに、神殿から「お前がいたら神殿の食糧庫が空になるから出て行け」と追い出されてしまった。  もともと孤児であるわたしは、神殿を追い出されると行くところがない。  聖女仲間が選別にくれたお菓子を食べながら、何とか近くの町を目指して歩いていたわたしはついに行き倒れてしまったのだが、捨てる神あれば拾う神あり。わたしを拾ってご飯を与えてくださった神様のような公爵様がいた!  神殿暮らしで常識知らずの、しかも超燃費の悪いわたしを見捨てられなかった、二十一歳の若き公爵様リヒャルト・ヴァイアーライヒ様(しかも王弟殿下)は、当面の間わたしの面倒を見てくださるという。  三食もりもりのご飯におやつに…とすっかり胃袋を掴まれてしまったわたしは、なんとかしてリヒャルト様のお家の子にしてもらおうと画策する。  しかもリヒャルト様の考察では、わたしのこの燃費の悪さには理由がありそうだとのこと。  ふむふむふむ、もぐもぐもぐ……まあ理由はどうでもいいや。  とにかくわたしは、この素敵な(ごはん的に!)環境を手放したくないから、なにが何でもリヒャルト様に使える子認定してもらって、養女にしてもらいたい。願いはただそれだけなのだから!  そんなある日、リヒャルト様の元に王太子殿下の婚約者だという女性がやってくる。  え? わたしが王太子殿下の新しい婚約候補⁉  ないないない!あり得ませんから――!  どうやらわたしの、「リヒャルト様のおうちの子にしてほしい」と言う願望が、おかしな方向へ転がっていますよ⁉  わたしはただ、リヒャルト様の側で、美味しいご飯をお腹いっぱい食べたいだけなんですからねー!   ※書籍化に伴い「燃費が悪いと神殿から厄介払いされた聖女ですが、公爵様に拾われて幸せです(ごはん的に!)」から「燃費が悪い聖女ですが、公爵様に拾われて幸せです!(ごはん的に♪) 」に改題しました。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月25日
連載 70エピソード
【KADOKAWA/エンターブレイン様より3月28日(金)から書籍発売中! コミカライズ企画も進行中です!】 「魔力のないお前は俺たちの主人に相応しくない、契約破棄してくれ!」  契約していた精霊にそう告げられ、ミスティア・レッドフィールド男爵令嬢は呆然とした。 「精霊様方もこう仰っていますし、崇高なるお力をベストな状態で奮って頂かねば。お姉様、どうか契約主の御立場を私に譲ってくださいませ!」  精霊たちを自らの傍に侍らせながら、アリーシャ・レッドフィールド男爵令嬢が言った。  上位精霊に見劣りしない可愛らしい容姿に、愛嬌のある性格――そして潤沢な魔力量。なにもかもがミスティアとは正反対である。しかしつたないながらも、ミスティアは精霊達のために身をなげうって努力してきた。だが全ては無駄だったらしい。 (――なら、差し上げるわ)  ミスティアは妹であるアリーシャに精霊達を譲ることを決意する。失意のミスティアだったが、そんな彼女にある救いの手が差し伸べられるのだった――。 ※第一部・第二部完結。第三部公開中。 ※カクヨムでも公開しています。 ※書籍化に伴い、タイトルを変更しました。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月28日
連載 35エピソード
ホンス伯爵家にはプリシラとリリアラという二人の娘がいた。 黒髪に茶色の瞳の地味なプリシラと、金髪で明るい色彩なリリアラ。両親は妹のリリアラを贔屓していた。 救いは、祖父母伯爵は孫をどちらも愛していたこと。大事にしていた…のに。 プリシラは幼い頃より互いに慕い合うアンドリューと結婚し、ホンス伯爵家を継ぐことになっていた。 それを。 あと一ヶ月後には結婚式を行うことになっていたある夜。 アンドリューの寝台に一糸まとわぬリリアラの姿があった。リリアラは、彼女も慕っていたアンドリューとプリシラが結婚するのが気に入らなかったのだ。自分は格下の子爵家に嫁がねばならないのに、姉は美しいアンドリューと結婚して伯爵家も手に入れるだなんて。 …そうして。リリアラは見事に伯爵家もアンドリューも手に入れた。 けれどアンドリューは改めての初夜の夜に告げる。 「君を愛することはない」 と。 わがまま妹に寝取られた物語ですが、寝取られた男性がそのまま流されないお話。そんなことしたら幸せになれるはずがないお話。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年06月17日