ブックマーク一覧 完結済み(恋愛)2 全156件
連載 完結済 49エピソード
【comico様にて6/20連載開始!】 リーリアは十六歳で聖なる力に目覚め、聖女になった。そして、前世もまた聖女だった。 前世での生を終えて十六年、聖女として神殿に舞い戻ったリーリアは、前世で一緒に過ごした二人の男の子と異常な再会を果たす。一人は、地下牢で死にかけていた。もう一人は、病院で死にかけていた。イケメンに成長した彼らに、感謝されたり憎まれたり愛されたりと慌ただしい日々。さらに、聖女を二度経験したことで「聖女の謎」に近づいてく。 果たしてリーリアは、「わがままに生きる」という今世の目標を果たすことはできるのか。 ※全43話・本編完結しました。 ※アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年02月19日
連載 完結済 26エピソード
アラフォー会社員だった私(芹奈)は、どうやらネット小説の中の雑魚悪女セレナ・ウィンスフォードに転生してしまったらしい。小説の中に転生ってどういうこと? 混乱の中で見つけた手紙には「あなたには死相が見えます」という恐ろしい言葉。しかもその手紙の送り主は小説の主人公である予言の聖女! 手紙によると、弟ギルバートの私への負の感情が上限に達すると私は弟に殺されるらしい。奴隷戦士ジードについても同様。こっちはさらに対応が難しいらしいけど、私、ついさっきその人の首を絞めてたんですけど!? 頼れるのは予言の聖女の手紙と、自分への負の感情が見えるというしょぼい特殊能力のみ。でも死にたくない。ダイエットに肌質改善、駆け引きに素直な謝罪、好感度を上げるためには何でもやります。そして「夏休み中に死ぬ雑魚悪女」という雑な運命(設定?)から逃れてみせる!【本編完結】 ※アルファポリス、カクヨムにも投稿しています
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2021年10月02日
連載 完結済 33エピソード
修道院入りが決まっていた、訳アリ伯爵令嬢のヘルジュ。 ある日公爵家から立派な馬車が迎えに来て、ヘルジュに嫁入りしろと言ってきた。相手は容姿端麗で社交界一の人気者、武人らしい体格と厳格な性格から『氷の騎士団長』と呼ばれている人物。 氷の騎士団長様は今すぐ結婚できるなら誰でもよかったらしく、ヘルジュとろくに顔を合わせることもないまま、慌ただしく式を挙げると、戦地へ出発してしまった。 「戦争から戻っても、私がお前を愛することはない」 そう言われていたため、ヘルジュは当然のように離婚されるものだと思っていた。 しかし、英雄として凱旋した彼はヘルジュと「離婚などしない」と前言撤回。無制限に甘やかしてきたかと思えば、次から次に可愛がり攻撃を仕掛けてくる。 戸惑いながらも旦那様のアプローチを受け入れ、幸せなイチャイチャ生活にも慣れてきたころ、実家から手紙が送られてきて―― ◇◇◇ 氷の騎士様×気弱令嬢の、古風な女性向け溺愛ものです。魔法なし異世界のヒストリカルで、後半に多少のざまぁがあります。 完結まで予約投稿済み。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年04月24日
連載 完結済 6エピソード
転校した初日。 新しい教室に足を踏み入れようとした途端、異変は起こった。 教室の床一面に現れた、眩しく光る魔法陣………………その時ちょうど教室に入ろうとしていた私は、魔方陣を跨いでいた。 戸惑う教師とクラスメート達を乗せた魔法陣が、空間をスパリと切り取る。 ……同時に、私の身体は真っ二つになった。 「40人揃ったところで異世界転移する予定が、あのタイミングで41人目が入って来ると思ってなくて」 突然の異世界転移に巻き込まれて肉体を引き裂かれ死んでしまった私に、現れた光の玉が提案したのは、ひとりだけ「異世界転生」だった。 王都に召喚された勇者たちは魔王を倒しに行くそうですが、僻地の田舎貴族三女に生まれ変わった私はのんびり暮らします。 ただひとつ気になるのは、あの日転校先の教室にいた、幼馴染みの子だけ……。 ※全5話完結 ※主人公の死に様だけ微グロかも ※アルファポリスにも ※誤字報告ありがとうございます
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年12月26日
連載 192エピソード
書籍1巻&2巻ドラゴンノベルスより発売中。 コミカライズが7/31よりFLOS COMIC様にて連載中です! 【一行あらすじ】 追放された元聖女の侯爵令嬢が、自由気ままにダンジョンでモンスターを食べて「おいしい!」ってするお話 【あらすじ】 侯爵令嬢のリゼットは、妹に聖女の力と婚約者を奪われ、更には身に覚えのない罪で身分も奪われダンジョンに捨てられる。 事実上の死刑宣告だったが初期スキル【貴族の血脈】で獲得スキルポイントが3倍になり、スキル【全体攻撃魔法】と【先制行動】でソロでさくさくとダンジョンを攻略していく。 そんなリゼットの前に立ちはだかったのは食料問題。 「……モンスターって食べられるのかしら?……――な、な、なんておいしいの! よし、私はダンジョンの恵みをおいしくいただくことにしますわ!」 モンスター料理の効果もあって探索は絶好調。リゼットは出会う冒険者たちにモンスター料理を振る舞いながら、ダンジョン生活をエンジョイする。 一方そのころ聖女になった妹は、力の謎の弱体化に苦しんでいた。 【旧題】「捨てられた令嬢はダンジョンで覚醒しました〜聖遺物の使い手?真の聖女?いいえ私はただのモンスター料理愛好家です!」 【第四章】7/31より不定期連載
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月23日
連載 59エピソード
【12/1小説1巻発売、コミカライズ連載中】【第二部はじめました】 普通の疲れた会社員。異世界転移した先にいたのは、巨大なドラゴン。 そのドラゴンに手をかざしたら、デフォルメされたかわいい姿に変化し、なついてきて―― 「なるほど、わかった。私は魔物をペットにできる」 そのとき偶然助けた、騎士団長に拾われて、生きることに。 が、時を同じくして、もう一人少女が異世界転移をしていたらしい。 そして、その少女が救国の聖女として王宮へ行き、私は置いて行かれてしまう。 なにやら、王位継承のごたごたがあるようで―― 【角川ビーンズ文庫様より発売、B's-LOG COMICほかにてコミカライズ連載中】
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年08月12日
連載 完結済 46エピソード
ごきげんよう。セリナ・レンフィールドにございます。 王宮の夜会でお花摘み(トイレ)に行った帰り道で、王女の浮気現場に遭遇してしまいました。 王女が婚約者に塩対応なのは有名な話。こんな目立つところで逢い引きしているのは、浮気の噂を広めて、婚約を破談に持ち込みたいのでしょう。 そんな不義理の片棒なんて、かつぎたくありません! 見なかったことにして、こっそり別のルートから広間に戻ることに。具体的に言うと、庭をつっきります。 足音がしないように靴を脱ぎ、絹の靴下も汚したくなくいので脱いで、「さあ、行きましょう!」というところで、人影に気付きました。 王女の婚約者のジェダオ公子です。 彼が足音もさせずにこちらに近付いてくるので、思わずしゃがみました。淑女として、身内でもない男性に素足を見せられないので! 「レディ、どこかおかげんでも?」 王女の姿が見えなかったはずがないのに、婚約者の不貞を糾弾するより、うずくまっている私に手を差し伸べてくる公子。 「足を挫いてしまって」と、とっさについた嘘を、彼は真に受け、私を抱き上げて控え室まで運び、手当ての手配をしてくれたのでした。 紳士ー! 本物の紳士がここに居ますー!! こんなに親切で優しい人が、悪く言われて婚約を破談にされるなんて、納得いかない! しがない伯爵の娘に何ができるかわかりませんが、ご恩返しに公子のお味方をいたします! 巨大なネコを被って淑女の振る舞いをしてはいるけれど、中身はかなり鈍い上に、だいたい早とちりしている残念令嬢が、恩返ししようと空回りするお話。 (アルファポリスでも公開しています)
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異世界[恋愛]
最終更新日:2022年03月30日
連載 完結済 72エピソード
 前世に高等学校の図書館司書として、たくさんの学生を送り出し、現役おばさんロリータで天寿を全うしたはずのゆり子が転生したのは、ロリータファッションを違和感なく着ることができる異世界。  王太子婚約者候補の筆頭を望まれてリーリアとして誕生するも、前世で読んだたくさんの恋愛小説をもとに、周りの人生相談にのっていく。自分のチートレベルの鑑定スキルを使いながら、人相をみて、気づけば恋愛相談の達人として有名に。もちろん王太子の婚約者候補としてのライバル令嬢にもエールを送る。あれ?私の幸せはどこ?とりあえず美味しい時間は女神様もお好きなようですわね。 「あなた、王太子の婚約者で悪役令嬢よ!」と聖女にいわれても何のその。耳年増女子は幸せを掴むことができるのか。人の恋路は蜜の味。恋愛相談やってこい。お菓子とともに口軽くなった会話を楽しむ耳年増女子にお任せあれ。 ※完結しました。誤字脱字のご指摘ありがとうございます。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年03月22日
連載 完結済 116エピソード
目が覚めると、記憶がありませんでした。 どうやら私は『稀代の聖女』で、かなりの力があったものの、いまは封じられている様子。ですが、そんなことはどうでもよく……。 「……私の旦那さま、格好良すぎるのでは……!?」 一目惚れしてしまった旦那さまが素晴らしすぎて、他の全てが些事なのです!! とはいえ記憶を失くす前の私は、最強聖女の力を悪用し、残虐なことをして来た悪人の様子。 天才魔術師オズヴァルトさまは、『私を唯一殺せる』お目付け役として、仕方なく結婚して下さったんだとか。 聖女としての神力は使えなくなり、周りは私を憎む人ばかり。何より、新婚の旦那さまには嫌われていますが……。 (悪妻上等。記憶を失くしてしまったことは、隠し通すといたしましょう) 悪逆聖女だった自分の悪行の償いとして、少しでも愛しの旦那さまのお役に立ちたいと思います。 「オズヴァルトさまのお役に立てたら、私とデートして下さいますか!?」 「ふん。本当に出来るものならば、手を繋いでデートでもなんでもしてやる。…………分かったから離れろ、抱きつくな!!」 ……でも、封じられたはずの神力が、なぜか使えてしまう気がするのですが……? ★『推し(夫)が生きてるだけで空気が美味しいワンコ系残念聖女』と、『悪女の妻に塩対応だが、いつのまにか不可抗力で絆される天才魔術師な夫』の、想いが強すぎる新婚ラブコメです。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2024年01月31日
連載 完結済 45エピソード
☆第10回ネット小説大賞で金賞いただきました! ありがとうございます。宝島社様から書籍化予定です」☆ ある日突然婚約者を従姉に奪われ、婚約破棄されたリデル・ドリモアは、悲しみが癒える間もなく実家の借金のカタにフリードリヒ・ウェラー侯爵に嫁ぐことになった。 彼は軍人で王家の覚えもよく誉れ高い人物であるが、その一方で戦争にしか興味がない戦闘狂と噂れる。冷たい眼差しに顔に刀傷をもつ氷の侯爵フリードリヒのもとに戦々恐々として嫁ぐが、夫の愛は期待できないものの予想以上の快適な暮らしが待っていて!? 新婚まもなく夫は戦場へ行き、リデルの領主代行生活が始まる。最終話まで予約投稿済みです。 全45話。感想返信は遅れます。誤字脱字報告ありがとうございます。 改題『雇用結婚した令嬢と記憶を失った軍神様』宝島文庫より2024/1/11発売予定です。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年03月22日
短編
オリビアは自分にできる一番の笑顔をジェイムズに見せる。それは本当の気持ちだった。強がりと言われればそうかもしれないけれど。でもオリビアは心から思うのだ。 好きな人が幸せであることが一番幸せだと。 「……そう。…君はこれからどうするの?」 「お伝えし忘れておりました。私、婚約者候補となりましたの。皇太子殿下の」 大好きな婚約者の幸せを願い、身を引いたオリビアが皇太子殿下の婚約者候補となり、新たな恋をする話。 ※シーモアさんで、電子書籍化することになりました!!!!(URLなどは詳細は活動報告をご覧ください。)2万弱加筆してます!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2022年02月20日
連載 完結済 49エピソード
【コミカライズ名は「ポジティブ令嬢フローラの幸せな契約結婚」です。漫画・小説ともに1巻はKindleUnlimitedでお読みいただけます。】 伯爵家の娘であるフローラは、父親と後妻によって屋敷から追い出され、婚約者だった男性もいつの間にか異母妹の婚約者になっていた。そんな状況でも不幸を嘆くこともなく、狩りをしながら森の入り口にある小屋で一人たくましく生きてきたフローラに、ある日父親が縁談話を持ってきた。相手は女性に冷たく同性愛者の噂まである辺境伯アルフレッド・グランヴィル。しかも一年で終わる契約結婚だという。それでもここにいるよりはとフローラはその話をあっさり受け入れた。アルフレッドには「君を愛することはない」と言われたが、待遇は悪くない。美味しい食事に24時間入り放題の温泉、お金も好きに使っていいというし辛く当たる人もいない。フローラは思った。ここは天国なのだと。そしてある出来事をきっかけに、アルフレッドとも徐々に心を通わせていく。 ※WEB版は書籍版と多少違います。 ※カクヨムにも投稿しています。
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2023年11月24日
連載 完結済 35エピソード
2025/3/5 ルージール文庫さまより電子書籍化します! 帝国の女兵士シャルロタは、家族を亡くし、国を失くした。 失意の中、とある縁をたどり遠国の貴族の元で養子となることとなったシャルロタは、貴族令嬢としてのマナーや言葉遣いを勉強し始めたのだが……。 平和な国で優しく明るい家族と隣人との出会いによって、傷付いたシャルロタの心が癒されてゆくお話。 ※コメディです! ☆毎日元気にAM11:00更新してました!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2022年01月13日
短編
冤罪をかけられた結果、人の住めない「穢れ森」に追放された聖女エヴリーヌは、お一人様サバイバルをしていた。のだが、毛嫌いされていると思っていた宮廷魔法使いの青年セルジュが、なぜか毎日のように訪ねてくる。 人が変わったような彼に戦々恐々とするエヴリーヌと、生真面目不器用青年セルジュの話。 診断メーカー「一台詞と一字でハピエン」(https://shindanmaker.com/941705)で出たお題「「痛いですか」という台詞と森という漢字からのイメージでハピエンになる作品を作ってください。」を元に執筆しました。 ※カクヨム、アルファポリスにも投稿しています。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2022年01月07日
連載 完結済 64エピソード
魔力があった、ただそれだけの理由で王女なのに捨て子として育ったマルガレーテは、隣国との政略結婚のためだけにある日突然王女として引っぱりだされ、そして追放同然に邪悪な国と恐れられるルトリアへと送られた。  そしてルトリアでの魔力判定により、初めて自分が白の魔力を持つ者と知る。しかし白の魔力を持つ者は、ルトリアではもれなく短命となる運命だった。  これでは妃なんぞには出来ぬとまたもや辺鄙な離宮に追放されてしまったマルガレーテ。  しかし彼女はその地で偶然に病床の王妃を救い、そして流れ着いたワンコにも慕われて、生まれて初めて自分が幸せでいられる居場所を得る。  もうこのまま幸せにここでのんびり余生を送りたい。そう思っていたマルガレーテは、しかし愛するワンコが実は自分の婚約者である王子だったと知ったとき、彼を救うために、命を賭けて自分の「レイテの魔女」としての希有な能力を使うことを決めたのだった。  不幸な生い立ちと境遇だった王女が追放先でひたすら周りに愛され、可愛がられ、大切な人たちを救ったり救われたりしながら幸せになるお話。  このお話は「独身主義の魔女ですが、ワンコな公爵様がなぜか離してくれません」のスピンオフとなりますが、この話だけでも読めるようになっています。※このお話 単独での書籍化許可済み です。打診お待ちしております!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2021年12月17日
連載 完結済 7エピソード
一生分の白パンを含めた報酬と引き換えに邪神討伐を見事成し遂げた聖女ユディタ。しかし、聖女の力の使い過ぎのせいで彼女は意識を失ってしまう。次に目を覚ました時、何故かユディタの身体は透けてしまっていて──?◆食い意地の張った愚直で明るいお馬鹿な女と、嘘が下手くそな頑固で堅物な男の、戦友以上恋人未満で不器用な関係が変わるまでのおはなし。本編3話+後日談3話の全6話+α。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2023年08月02日
連載 完結済 6エピソード
敗戦国の姫様が、戦勝国の軍人へ嫁ぐ話。 設定は重たい感じですが、全編通して悲壮感漂う感じではありません。たまにシリアス、基本ライト。 がっつり性描写は無しですが、行為をほのめかす表現が出てくるためR15とします。
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ノンジャンル[ノンジャンル] R15
最終更新日:2012年06月25日
連載 完結済 8エピソード
年の離れたオドネル伯爵家の跡取りであるブライスと結婚が決まった。 ブライスは数年前に婚約寸前の恋人が国外留学に行って、戻ってこなかったという過去を持つ。そのため、なかなか婚約者が見つからなかった。今回、とある事業の一つとして、シンシアは彼と婚約することに。 色々な問題があると身構えていたが、ブライス自身は少し押しに弱いがとても優しい人だった。政略結婚だがブライスはとても穏やかで、幸せになれそうな気がする。 結婚するまでの間、少しずつお互いの距離を縮めている矢先のこと。 二人で訪れた庭園で、一人の女性が婚約者に親し気に話しかけてきた。ブライスを捨てて他国に留学した元恋人がいた。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2021年10月30日
連載 372エピソード
大陸中央煌国。 うちは貧乏なので16歳で嫁に行けと言われている。そして明後日16歳。つまり私は近いうちに誰かの嫁になる。 誰だろう? 長屋の年頃の男性? と思っていたのに衝撃的な結婚お申し込みが来た。 上級公務員の家系、中流層である卿家の跡取り息子からの結婚お申し込み。 竹細工職人の次女、貧乏長屋娘には2度とない幸運な縁談。両親は結婚お申し込みの日に、よろしくお願いしますと頭を下げた。 運のよい格差婚なので本来のお見合い手順はすっ飛ばされた。 ぼんやり、覇気がない、もたもたした娘だから誰も嫁にもらってくれなそうと困っていたらしいのに、無事にお嫁に行けることになって安堵。 結婚お申し込みでは美しい簪を贈られ、結納用の着物一式を贈られ、指定された花嫁修行後には花嫁道具一式も贈られた。 簪以外は本来嫁側が用意するものらしいのに全て相手持ち。 身分差があり、うちは得しかないというとても不思議な縁談。 こうして、私リルは苗字のない平民から卿家ルーベル家の嫁になった。 【15Rは念の為です。山も大したオチもなく、ライバルの登場もなし。ほのぼの暇つぶし系恋愛話として書きました】 【本編完結後に感想をいただいて旅行編を書いて終了。感想をいただけて嬉しいのでおまけ編を投稿し続けています】
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異世界[恋愛] R15
最終更新日:2025年07月22日
連載 完結済 41エピソード
【書籍化・コミカライズ企画進行中】 「私は父に疎まれておりました。妹に婚約者を取られても父は助けてくれないばかりか、『醜悪公』と呼ばれている評判最悪の男のところへ嫁ぐよう命じてきたのです。ああ、なんて――楽しそうなんでしょう!」 幼いころから虐げられすぎたルクレツィアは、これも愛ゆえの試練だと見当外れのポジティブ思考を発揮して、言われるまま醜悪公のもとへ旅立った。 しかし出迎えてくれた男は面白おかしく噂されているような人物とは全く違っており、様子がおかしい。  ――あら? この方、どこもお悪くないのでは? 楽しい試練が待っていると思っていたのに全然その兆しはなく、『醜悪公』も真の姿を取り戻し、幸せそのもの。 一方で、ルクレツィアを失った実家と元婚約者は、いなくなってから彼女がいかに重要な役割を果たしていたのかに気づくが、時すでに遅く、王国ごと破滅に向かっていくのだった。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月01日