1751年江戸時代中期にタイムスリップした文系Fラン大学生。最初はタテボシ貝の養殖から始まった。ただ生きるのに必死だった。琵琶湖の小さな三角州の貧乏藩に生まれた大溝小太郎。特別な力も地位も知識もない。あるのは令和の日本での一般知識と、大学の琵琶湖生物サークルで培ったタテボシ貝の養殖技術。洪水と火事に借金の利息に苦しめられながら生きる男の行く末は――。
※異世界検討士〜上級国民の増税メガネは異世界に追放されたようです。でも書いているので見てやってください!
※大溝藩は実在しますが、大溝家は架空の人物です。実在する人物と架空の人物がおりますので、ご了承ください。また世の中の出来事は出来るだけ史実を元にしておりますが、私の調べ不足によって全てを書くことはできませんし、旧暦の計算違いにいよっては誤差が生じているかもしれません。その際はこういう世界観なんだ、と読んでいただけると幸いです。
ここから下はネタバレあり。
感想間違えて消しちゃいました。ごめんなさい。
指摘された内容への返信としましては、まず主人公の論説であるロシア脅威論と蝦夷開拓は、当時の田沼を中心とする幕府中枢も同じ認識をもっていることと、日本統一論についても徳川家が中心となっていること、また豊臣家の朝鮮出兵への批判と、それを出汁にして蝦夷開拓に乗り出すべきだという田沼達の方針を擁護している内容となっています。軍事力強化に関しても、将軍と天皇を守ると言う大義名分を掲げており、単純に思想をばらまくのではなく、幕府の政策方針を歴史的事実と個人的思想を交えながら擁護しているので、幕府としても咎めにくい状況になっています。