第12回オーバーラップ文庫大賞 第2ターン 1次選考通過作品
スラム街のゴミ山で掘り出し物を漁って生計を立てる少女アミは、ある日壊れた人工知能を搭載したロボットの頭部を見つける。
アミはロボットを家に持ち帰り、修理をする。人工知能は記憶を失っていたため、アミは人工知能にイオという名前を与えた。
アミはイオの能力を活用し、新しい商売を始める。安全な水が不足しているところに目を付けてゴミ山の資材を使ってろ過フィルターを作ったり、読み書きの出来ないスラム街の子と一緒に塾を開いたり、少ない資材で小さな水の浄化装置を作ったりした。
アミとイオは共同生活を通じて信頼と友情を深め、巨大企業の陰謀に立ち向かう。
この物語は人とロボットの希望の話