ブックマーク一覧 現代ファンタジー 全2件
連載 20エピソード
ふと気がつくと全身が激痛に襲われ、その激痛が終わった後も、目が見えない、体も動かせないと言う事態に陥った俺。 どうしようもないので、そのまま我慢していたのだが、しばらくすると、自分の体が赤ちゃんになっていると言うことに気づく。 そのまま成長を続けていった俺は自分がなぜか大金持ち、九条家の長男、九条英明という人物であることを知る。 記憶にある自分自身は海外旅行にも言ったことのない庶民であり、女性経験だってないインドアチキン野郎。 そんな俺がパーティーだって? 無理無理、無理ですってば! とはいえ、今の俺は大企業の子息であり、それを無視するわけにもいかない。 クソッ、こうなったらせめてそういう場で恥をかいたりしないように今からコツコツ準備を進めていくぞ! まずは運動神経を良くするために、赤ちゃんの頃からしっかりと動き回ることだ! それから、勉強ができないとかっこ悪いだろうし、礼儀作法もきっちりとしなくては。 それから情報収集もしていかないといけないし……あぁ、何でこんな子どもの頃から忙しくいろいろとやらなくてはいけないんだ! まぁいい、後で恥をかくよりは今つらいほうが何倍もましだ。 よし、この名前に恥じないような男になれるよう明日もがんばりますか!
作品情報
ノンジャンル[ノンジャンル]
最終更新日:2015年02月01日
連載 19エピソード
 楠恭弥は優秀な兄の凍夜、お転婆だが体が弱い妹の沙耶、寡黙な父の利徳と何気ない日常を送ってきたが、兄の婚約者であり幼馴染の倖月朱花に裏切られ、兄は失踪し、父は心労で急死する。  妹の沙耶と共にひっそり暮そうとするが、倖月朱花の父、竜弦の戯れである条件を飲まされる。それは竜弦が理事長を務める高校で卒業までに首席をとること。  倖月家は世界でも有数の財閥であり、日本では圧倒的な権勢を誇る。沙耶の将来の件まで仄めかされれば断ることなどできようもない。  こうして学園生活が始まるが日常的に生徒、教師から過激ないびりにあう。  ついに《体術》の実習の参加の拒否を宣告され途方に暮れていたところ、自宅の地下にある門を発見する。その門は異世界アリウスと地球とをつなぐ門だった。  恭弥はこの異世界アリウスで鍛錬することを決意し冒険の門をくぐる。
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2016年08月31日