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連載 完結済 66エピソード
 ——地球にダンジョンが発生してから数十年。ダンジョンと共に才能やステータスという新たな概念が芽生え、世界はそれらを中心としたシステムに切り替わって行った。  そんな世界で生まれた、ダンジョン資源を求めダンジョンへと潜る"ダンジョンハンター(DH)"という職業。  そして、ここ東京にDHに生きる為の最後の望みを懸けた少年が居た。だが、彼は戦いに関する才能どころか、何一つ才能が芽生えない"無能"だった。  彼は教育学校での虐め、暴力に耐えながらDH学校へと通い続ける。だが、ある日……無能を理由に強制退学となってしまう。  その時に投げつけられた物。それは古い箱と呼ばれランダムにアイテムを入手出来る、通称"ガチャ"の最下級品。  最下級品はゴミ同然のアイテムしか出ない筈だったのだが。——何故か少年が手にしたのは、唯一無二で、ユニークレアの"聖剣"だった。  そこから、人間同士の争いや過去を乗り越え、無能の少年は、才能の世界を駆け上がって行く。 ■ジャンル別の日間、週間、月間一位になりました。(6/4、6/12)ありがとうございます! 前『現ダン無能のラック・アップスタート』 アルファポリス 様でも投稿中です。 ※方向性を決めたら改稿予定。
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年09月30日
連載 169エピソード
コミカライズ(白石識先生)は双葉社「がうがうモンスター」。 書籍版は集英社ダッシュエックス文庫、イラストは100円ロッカー先生です。 13歳になったソーンマルクス——愛称「ソーマ」は、かねてより憧れていた騎士養成学校《ロイヤルスクール》に通えることになった。入学式で行われるのは学生の天稟《アビリティ》(神の与えた才能)とスキルレベルの判定、それによるクラス分けだ。 王族も通う貴族のための「白騎《ホワイト》」 実力至上主義「蒼竜《ブルー》」 少女中心の「緋剣《スカーレット》」 美男美女の「黄槍《イエロー》」 地味ながら堅実な「碧盾《エメラルド》」 どれにも当てはまらない——つまり問題児の「黒鋼《ブラック》」 という6クラスが用意されている。 実はソーマには「日本」という国で暮らしていた、前世の記憶がある。ソーマは技能レベルを数値で確認できる希有な能力「試行錯誤《トライアル・アンド・エラー》」があり、技能レベルを上げまくっていた。 平民でも実力があれば入れるトップクラス「蒼竜」は、合計技能レベル「200」を越えていれば確実。 ソーマが念には念を入れて、上げまくったレベルはなんと、「1,012」。 今年のロイヤルスクールは沸いていた。3大公爵家の1つ「ラーゲンベルク」による技能レベル「300」超えを筆頭に、「200」台が10人と大豊作。すでに「栄光の世代」とまで囁かれていた。 そしてソーマの判定の番となる。 「次、学力試験首席、ソーンマルクス=レック——」 それはソーマの誤算だった。判定機は「4ケタ」のレベルを確認できない仕様だったのだ。 ソーマはレベルを上げすぎたせいで誤判定され、問題児クラス「黒鋼」へと放り込まれることになった。 だがそこでへこたれるソーマではない。天稟「試行錯誤」を武器に貴族偏重の学園の意識をどんどん変えていく——。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2023年11月07日