寒村を追放された冒険者ユーインは、勇者パーティを追放されたアルトに、残酷な事を告げられる。 「君、パーティを抜けてくれない？」 その衝撃的な言葉に、冒険者ユーインは半生を振り返り、無気力になるのだった。 個人的に書いてみたかった、追放系の話です。

「これは貸しだ」 うだつの上がらない下っ端冒険者ロイは活躍の機会を増やしつつある実力派冒険者であり、獣人でもあるルイゼの任務に同行していた。その最中、強大な魔物に遭遇した事でルイゼは重傷を負う。 普段の言動と高慢な性格から他の冒険者に見捨てられそうになったルイゼに、治癒術だけが取り柄だったロイはただ恩を売る為だけに危険を冒し、手を差し伸べる事を決意する。 ※全四話予定です。

風変わりな同居人と慎ましく暮らす青年、鈴原遊里。 しかし彼には、ユーリ・クリフタナス・ベルフィールドというもう一つの名前があった。 穏やかすぎる日常になじめない彼は、話題のＶＲＭＭＯ『ＤＧＯ』で、最強の剣士ユーリとして今日も剣を振るうのだが……。 これは魔法陣から始まる、勇者召喚の物語。

学校のアイドル、白崎ミナにはある秘密がある。それは、彼女は白魔術師だということだ。それに気がついてるのは黒魔術師の黒瀬レイだけ。しかし、ある日そんな彼女が黒瀬の元を訪れると、ある《依頼》をお願いした。「黒瀬くん！　《惚れ薬》を作ってください！」と。黒瀬は白崎の依頼通り《惚れ薬》を作ることになるが……。

俺の学校にはたった1人とんでもないお嬢様がいる。日本トップの資産を持っている財閥長の1人娘で、甘やかされて育ったためとにかく我がまま。なんでも自分の思い通りになると思っている。そんな彼女に放課後呼び出され、「私と付き合いなさい！」と言われた俺だが、接点がなかったので断ると「なら、友達からでも！」と引き下がられて納得してしまう。すると、そんな彼女は「友達」として俺に迫ってきて。 　これは、とあるお嬢様の告白から始まるラブコメディ。

『十で神童、十五で才子、二十過ぎれば只の人』 アーニャは私の幼馴染である。彼女は天才で、成績はいつもトップクラスで学校中の憧れの的であり、将来有望な少女である。でも彼女が挑んでくる勝負に私は1度も負けたことは無く、いつも悔しそうに泣きべそをかくのは彼女の方である。 それは何故か。それは私が『転生者』であり、前世の記憶を持っているためだ。 ―――この物語は『転生者』である平凡な私と、『天才』である無謀で有望な少女との闘争のお話である。　　 ＊　＊　＊　＊　＊ ヒーロー文庫から書籍作品が発売されております。 この作品を読み、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。