ユリシア・ルピナスは、神に愛されし神子だ。 そのユリシアはある日唐突に婚約者である王子に、婚約を破棄される。 その結末は── ※後半視点が変わります。 ※カクヨムやアルファポリス、エブリスタでも連載しています 作:皐月乃　彩月　

花売りの少女と、とある青年の薔薇が繋いだお話。 ――全ての始まりは、この物語から。

山奥で魔術の修行を積み、下山した少年は成り上がりを夢見て王都を目指していた、その途中で身なりはボロボロだが、やけに育ちの良さそうな少女と出会う。 流行りの悪役令嬢ものを書こうとしたら、なにやら妙な方向に向かってしまいました。

世界は魔物の恐怖に満たされていた。この事態の転換を求めるべく、王国は25年ぶりの聖女召喚を試みる。 呼び出されたのは……？ 聖女のお話の第二弾です。前作とは全く無関係です。 お話の後半で残酷な表現がありますので、ご注意ください。

婚約破棄もの、その基本は自爆。その一点に注目してみました。 婚約破棄の上に国外追放になった令嬢。もっともその運命を小さな頃から知っていた彼女はこっそり努力を重ね、何とか無事に国外で自活に成功、自分なりの生活を確立した。 反面、彼女を追いだした国は次第にモラルが低下し、悪がはびこり……。

アルストリア王国の王子、ベルナール。彼の大切な婚約者レティシアはなぜか「悪い令嬢」を目指しはじめた。その裏で糸を引くのは男爵家令嬢のマデリン。 あっさりさっくり裏取りされたレティシアとマデリンは、ベルナール達に学園の中庭に呼び出され、そこで婚約を破棄するかどうか決断を迫られることになる。

シンデレラのように王子様と結ばれる恋ではなかった。 顔も知らない魔法使いは魔法をかけてくれたが、大きな代償が必要だった。 だから用意された終盤の物語の舞台に立ち、私は本物の王子様に別れを告げる。 皆見ている。 皆望んでいる。 貴方は望んでいない。 私は苦しいけれど、貴方の未来を想って言葉を紡ぐ。 最後には貴方は理解してくれることは知っていたから。

　勇者ケインは、魔王との最終決戦に勝利するが、魔王は消滅の直前、ケインに「一日の半分は魔王として活動する」呪いをかける。 　ケインは大賢者アレクに解呪を依頼するが、すぐには解けないといわれ、魔王として戦い続けることになる。 　元の仲間たちとの戦いに負け続け、心が折れたケインは、半年後、アレクに調査状況を訊ね、呪いの条件を変更してもらうが…

※本文には残酷な描写があります。苦手な方はご注意ください。 澄まし顔の駄女神によって選ばれた勇者達は魔王に辿り着く前に敗れ、国は滅びかける。 奇跡に願い世界を過去へ逆行させた王女シャルロッテだが、今度は彼女が勇者に選ばれてしまう。元勇者一行とは異なるメンバーでいざ魔王の元へ。 しかし聡い彼女は気づいていた。どうせこのポンコツ女神が全部悪いのだと。 最後にちょこっと恋愛要素っぽいものがありますが、基本的にはコメディです。

水鏡　凪（みかがみ　なぎ）には役目があった。彼ら一族と契約を結んだ氏神である龍神の花嫁になるという役目である。加護への感謝を込めて、一族から力を龍神へと還す花嫁を捧げるというのが、古くから続いている契約だった。 けれど、ここ数代嫁取りは不成立。龍神は花嫁を拒否してきた。その理由は。 「花嫁ならば未婚の乙女が良い！」というもの。 「ふざけんな！消滅と引き換えにフェチ炸裂させんな！」と龍神に罵声を浴びせる凪は、どうしようもない氏神の押しかけ花嫁になるためにやってきたのであった。それもこれも、氏神様を消滅させないため。いつまでも首を縦に振らない龍神様と、殴ってでも言うことを聞かせようとする花嫁候補（成人男子）のいつものコントめいたお話。 ※便宜上、恋愛ジャンルでボーイズラブに分類していますが、物凄く生温いと思います。なんかこう、もしかしたら将来芽生えるかも知れない何かを、感じ取ってください← ※しきみ彰先生の「ドラゴン愛企画２」に参加しております。よろしくお願いします。

あるところに、偉大なる魔術師がいました。畏怖と尊敬を一心に集める魔術師でした。そんな魔術師があるとき豹変し、人々の脅威へと変わり果てたのです。やがて、魔術師は世界の敵として討伐される事となりました。

百年に一度行われる生け贄の儀式。 神が贄に望むは齢十六の乙女。 その身を神に捧げよ。村の礎となれ。 その残酷な言葉を聞かされたのは二人の少女。 少女達は身を清め、北と南の祭壇に向かった。 かたや心優しき温かな少女。 かたや甘やかされ疎まれた少女。 選ばれたのは―――。

気がついたら乙女ゲーの世界に転生したけど、実はこのゲームは開始から３０分でリタイアしたからほぼ内容は知らない。そんな事より、ここはファンタジーの世界だから前世、乙女ゲーとは別のゲームではまったアレをリアルに体験できるんじゃね？目指せ錬金術師！！

失恋して部屋で筋トレしてたら、いつの間にか私は異世界召喚された。 しかも自分の他にもう一人少年が召喚されている。 どうやら聞こえてくる話から察するに勇者と巫女を召喚したらしい。 異世界トリップで巫女と言えば、溺愛逆ハーコースと喜んでいたのに、なぜか状況は可笑しい方向へ。

騎士であるミーアは、妹の結婚資金のために惚れ薬を使って玉の輿に乗ろうとしていたが、その肝心の惚れ薬を魔女のもとに取りに向かえば、「嫌われる薬」と取り違えてしまったという事実を知る。 肝心の惚れ薬は、隣国の王子であるリベルデが持って行ってしまったらしい。 それを追いかけるミーアだったけれども、事態は妙な方向に。

魔王討伐に赴いた勇者と仲間達は目的を達した後、その姿を消してしまった。しかしそれから十年後のある日、勇者からの手紙が届いた───。

不思議な森に住まう魔女を恨む騎士。だが真実を知ったとき彼は……

腐った姉がやっていたBLゲームの世界に生まれ変わっていた私。 記憶を思い出したときには遅かった。 我儘で愛想のない嫌われ王妃様。彼女は主人公の為に存在する悪役王妃だった。

桜玉葉は王宮料理人の17歳。ある日いつものように夜食を作っていたら、桜の枝を持った美青年が現れた。 夜食のうどんのかわりに桜をもらった玉葉だが、なんとその桜は受け取った者を問答無用で花嫁にする、呪われた、いや国宝「玲紀桜」だった！ バレないように一年花嫁をやることになった玉葉だが……。 鯉は捌けますが恋はしたことありません！ 期間限定花嫁生活スタート！

前作『ヒロイン要素満載の男爵令嬢は背景モブの様に生きたい』の続きの続きとなります。霊感体質の男爵令嬢と憑りつかれやすい王子とその苦労性な取り巻き達の日常です。前作を読んでないと分かり辛い仕様です。（すみません）遂に王子の秘密が明らかに！（笑）お楽しみ頂ければ幸いです。