ブックマーク一覧 作者死亡説 全7件
連載 106エピソード
花のように可憐な少年は、宝石のように美しい竜に飼われることになった。 ――食事として。 「惚れたんだ。キミの体に。肉の味に。血のにおいに。骨の形に。……だから、私に飼われてくれないかい?」 少年は、百年に一度しかこの世に現れないとされる「竜のごちそう」だった。 そんな「ごちそう」を拾った真紅の竜は、彼に呪いをかけて不老不死にしてしまう。 「永遠にキミを食べ続けられるように。食べても死んでしまわないように」 と。 ――これは、美しき真紅の竜と彼女に飼われた少年が、どこか歪んだ関係を築きながら、永遠を探す物語。 *第一部(五十話まで)は一話あたりの文字数が少なめ。第二部から増えます。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2018年06月30日
連載 49エピソード
ちょっぴりダンディ、ちょっぴりハードボイルド。 その男、確かな実力と実績あり。 切り札・マクシミリアン・マクスウェル。 亡き師匠との約束を果たすため、二年間の休暇を願い出た主人公・マックス。 だが、特務部隊の切り札を二年間も休ませる余裕など王国騎士団にはなかった。 返ってきたのは国境騎士団への異動辞令と密命。 師匠との約束を守ることだけは死守したが、抵抗虚しく密命を帯びて国境の町へと向かうことに。 数日後。マックスの姿は国境へと向かう駅馬車の出発地に。 国境の街へと向かう駅馬車の出発地点である英雄の街・ランドールにはマックスの他にも一癖も二癖もある者たちが集っていた。 剣も魔術も一級品の魔道具職人、情報通の女薬師、魔術師として比類なき素養を秘めた姉妹、聖教教会の重鎮にして『神の盾』と謳われた英雄とその幼な妻、切れ者の奴隷商人。 彼らを乗せた駅馬車は国境の街を目指す。 道中、護衛に数倍する戦力の盗賊団や厄災クラスの魔物を軽々と撃退しながら馬車は進む。 しかし、時を同じくして目的地である国境の街では、幾つもの戦乱の火種となる陰謀が繰り広げられていた。 その一つが『ゴブリンの暴走』。 普通は自然発生するはずのそれを意図的に引き起こした者がいた。 暴走するゴブリンの軍団が国境を守備する拠点の一つ、アロン砦を強襲する。 幾つもの陰謀が絡み合う乱戦のアロン砦を主人公・マックスとその仲間たちの活躍で守り抜き、目的地である国境の街へ到着する。 国境の街へといたるまでが第一部。 第二部は国境の街を舞台としたお話です。 そこは『炎の都』と呼ばれる街。 『陥穽の魔術師』『善良なる暗殺者』『正義の死神』『勢炎の魔女』『紫電の女神』『復讐者』等々が跳梁跋扈する国境の街を舞台に主人公が縦横無尽に駆け巡る。 普通に生活しているだけなのに、気が付けば隣接する他国は国境線を自主的に後退していた。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2018年06月03日
連載 284エピソード
 就活に失敗し、大学卒業後も何をするでもなくひきこもっていた相楽黒彦。そんな黒彦はある台風の日、死に場所を求めてやって来た山の中腹でまばゆい光に身体を包まれ、そのまま意識を失ってしまう。目を覚ますと、そこは見知らぬ土地だった。聖なる大樹を信仰しているという見たことも聞いたこともない国……どうやら、異世界に飛ばされてしまったらしい。しかも十代半ばまで若返っている。そんな黒彦は、長きに渡って誰も読むことができなかった『禁呪』の記された呪文書を、なぜかいとも簡単に読み上げることができてしまう。さらにそのことが原因で、国が管理する『聖樹士』を育成する学園へと半ば強制的に入学させられてしまい……。学園でただ一人の『禁呪使い』となった相楽黒彦。彼の新たな人生は、こうして幕を開けた。※書籍版が現在1~9巻まで発売中です。Web版と書籍版は内容が一部異なります。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2018年06月01日
連載 66エピソード
 我が家は代々、庭の端に鎮座するお社を守ってきた。お社には毎日お揚げを2枚、週1日稲荷寿司を2個お供えすることになっていた。  何を思ったか俺はある日お揚げと稲荷寿司以外のもを供えてしまった。  これが俺の静かな生活の終わりの始まりだった。  これは俺とおきつねさまが、美味しいものを食べたり、食べに出かけたり、お取り寄せをしたり、ただそれだけのお話だったはずなのに・・・  この度、第5回ネット小説大賞を受賞しました。お読み頂いている皆様に感謝の言葉を申し上げます。今後ともご愛読のほどよろしくお願いいたします。
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2018年07月04日
連載 66エピソード
街中に突然現れたエルフコスチュームの女性。現実離れした美しい容姿から、徐々に注目をあつめていくことになる。どこかのイベントモデルか、映画か何かの撮影中かと思われたが……、挙動不審な態度が目立ち、駆けつけてきた警察にすぐに連行されていくことになった。後日わかったことは、本物だったということ。コスチュームでもなんでもなく、身につけているもの、その容姿全てが本物の異世界に住むエルフ族の女性であった。その後も次々とあらわれてくる異世界転移者たち。混乱を避けるため情報を隠そうとする政府と、いち早くファンタジーな匂いを嗅ぎつけたオタク達。徐々に現代社会に異世界文化が浸透し始めていく。そんな折、大学ボッチなとある青年は趣味がきっかけで、変わった能力を発見していくことになる。現代社会と異世界人たちとの関係性で社会が混迷していくなか、どこかマイペースな主人公とその周囲は魔境ライフをまったり爆進していく。
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ローファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2017年11月22日
連載 完結済 156エピソード
 僕の故郷には、狼の言い伝えがある。  東京から、帰郷したその日は十五夜。    まんまるなお月様が登る夜。銀色の狼様に会った。妖艶な、狼の姉様に。 「ここに人の子が来ることは、久しく無かったのう……かかっ」  彼女は艶やかな銀の髪の先から湯を滴らせ、どこか愉快げに笑っていた。  僕は、幻想物語が大好きだ。でもまさか、そんな僕がその幻想物語の登場人物になるなんて……夢にも思っていなかった。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15
最終更新日:2019年10月01日
連載 83エピソード
第3巻、現在、好評発売中!!    前世の記憶を持ったまま転生した青年、荒川功樹。  生まれてから母親の腕のなかでみた景色は前世の日本とまったく同じ世界。「あ、ここ日本じゃん。ファンタジー世界で剣と魔法にエルフの世界じゃねーのかよ!」そんな事を考えたが実際は……。  ちょっぴり違う歴史を歩んだ世界とほんの少し未来の日本を舞台に繰り広げられる青春ラブコメ勘違いストーリー。  作者は勘違い系が好きなので、王道勘違い系です。こんなのどう?みたいなネタがあればコメントにください。頑張って書かせて頂きます。
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ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2019年08月24日