ブックマーク一覧 お気に入り 全4件
連載 完結済 35エピソード
1日ごとに記憶がリセットされ、新しいことを覚えられないという症状を抱えた小説家の「俺」は、それでも過ぎていく日常のなかで足掻く。 可愛い女の子と出会っても、小説を書き進めても、そのすべてを明日には忘れてしまう。 昨日の記憶を持たない「俺」は、そんな状況のなかで恋をすることが、小説を完成させることができるのか? ※完結済。第6回ネット小説大賞受賞しました。双葉社様より書籍化されます。
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ヒューマンドラマ[文芸]
最終更新日:2018年09月13日
短編
『十で神童、十五で才子、二十過ぎれば只の人』 アーニャは私の幼馴染である。彼女は天才で、成績はいつもトップクラスで学校中の憧れの的であり、将来有望な少女である。でも彼女が挑んでくる勝負に私は1度も負けたことは無く、いつも悔しそうに泣きべそをかくのは彼女の方である。 それは何故か。それは私が『転生者』であり、前世の記憶を持っているためだ。 ―――この物語は『転生者』である平凡な私と、『天才』である無謀で有望な少女との闘争のお話である。   * * * * * ヒーロー文庫から書籍作品が発売されております。 この作品を読み、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2017年01月08日
連載 299エピソード
小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。 私に割り当てられた役は、庶民である主人公をいじめ倒し、主人公と恋に落ちる通称皇帝と呼ばれる御曹司との仲を引き裂く、典型的な悪役お嬢様、吉祥院麗華だった。 物語の最後で、麗華は皇帝から報復され家ごと破滅させられる。悪役は消え、主人公達は苦難を乗り越えて結ばれる。めでたしめでたし。 ってそんなの困るー! マンガはそれで終われるけど、私には没落後の人生があるんだから! 主人公達は恋だ、愛だとどうぞお好きに騒いでいてくれてて結構。私は皇帝の怒りを買わないように、存在消してます。 えっ?悪役がいないから物語が上手く進まない? でも私は没落後を見据え、貯金と勉強に忙しいんです。少しでも破滅を回避する為に、皇帝には関わりたくないんです。運命のカップルなら、障害がなくても自力で盛り上がって下さいよ。 前世はド庶民。現世はお金持ちの家の悪役お嬢様。ジャンクフードの味が忘れられず、こっそり家を抜け出して、ポテチ買いに行ってます。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2017年10月20日
連載 完結済 5エピソード
「おかえりなさい」 「あぁ、いらっしゃい」 同じマンションに住む陽介と実里は幼馴染。 最近では話すことさえなくなった二人であったが、ひょんなことから、実里は陽介のために毎晩家に通っておさんどんをすることになった。 「いただきます」 「はい、どうぞ」 手と手を合わせて、心を繋いでいく二人の、のんびりとしたお話。
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2015年05月17日