ブックマーク一覧 カテゴリ5 全9件
連載 289エピソード
 始まりは名前も知らない異世界の地だ。そこの薄汚れた下水道で、俺は浮浪児共に抱き着かれた格好で目を覚ました。  チート? んなもんねえよ。あるのは、朧気な『ディートハルト・ベッカー』とかいうガキの記憶と、そいつにあったアスクラピアの『神官』としての力。俺は生き残る為に、こいつを少しばかり使える力にしなきゃいけない。  アスクラピアの二本の手。  一つは癒し、一つは奪う。  彼の者は永遠に一である。  多に分かれても一である。永遠に唯一のもの。  一の中にこそ、多を見出だせ。  多を一のように感じるがいい。  そこに始まりと終わりがあるだろう。  そして――  風に揺らぐロウソクよ。一思いに死ね!  母によって作られたものは、皆、死を目指すのだ!  熱き血よ。お前はもう消え去れ、そしてそれを喜べ。  死は歓喜であり、全ての困難からの解放である。  心臓よ。お前の熱き血を天に飛散させよ。  潔く散れ!  青ざめた唇の女。本性は蛇。復讐と癒しを司り、自己犠牲を好むしみったれた女神、『アスクラピア』に永遠の祝福(災い)あれ!! 第一部少年期スラム編終了。第二部少年期教会編終了。第三部少年期『聖女』編終了。第四部青年期『使徒』編終了しました! ネトコン11小説賞入賞しました!
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月14日
連載 完結済 397エピソード
★「冬嵐記」新紀元社モーニングスターブックス様より、4巻目出ます! 8月20日発売です★ 【2400万PVありがとうございます】 福島勝千代は京に来ていた。 荒廃した街並み、戦火の匂い途絶えぬ時代。 無法地帯と化した京でも、人々は逞しく生きている。 しばらくは平穏な日々を過ごしていた勝千代だが、再び目まぐるしく物騒な時代の荒波に揉まれることになる。 前作「冬嵐記」と同じ主人公、視点固定です。 四年後からの再スタートです。
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歴史[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年02月20日
連載 205エピソード
 書籍化が決定しました。2023年2月10日、カドカワBOOKS様より発売いたしました。  この世界に産まれたものは、必ずその身に精霊を宿す。  いかなる生物であろうと例外なく、精霊は宿るはずであった。  しかし、高天原と呼ばれる島国で武家の長男として生を受けた雨月晶は、精霊を宿さずに産まれたため、家族から疎まれ、ついには故郷から追放されてしまう。  それから3年、晶は故郷から遠く離れた南の地で、穏やかに日々を営んでいた。  だが、平穏な日々は終わりを告げ、晶は自分を知る旅へと、一歩、足を踏み出す。  一話の文字数が大体5000超あります。  是非とも、読んでいただいたら嬉しいです。  2024年9月21日、五章開始に伴い章題を追加しました。  一章 華都奏乱篇  二章 聖教侵仰篇  三章 巡礼双逢篇  四章 帰月懐呼篇  五章 濫海浄罪篇
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ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月27日
連載 187エピソード
【シリーズ累計300万部を突破】 【双葉社Mノベルスさまより書籍3巻発売中】 【マンガがうがうにてコミカライズ配信中&コミカライズ9巻発売中】  人に迷惑をかけないこと、目立たないこと、そして出来れば役に立つこと。それが付与術師ヴィム=シュトラウスの信条だった。新進気鋭の冒険者パーティー、竜の翼《ドラハンフルーグ》のあらゆる雑務を一手に引き受け、雑魚の掃討を一人で担当し、大物との戦いでは皆が気持ちよく安全に戦えるよう、出来れば華を持たせられるようサポートに徹していた。  しかしある日、事件が起こる。階層主《ボス》との不意の遭遇によって竜の翼は壊滅的なダメージを受けたのである。  パーティーを守ろうとしたヴィム少年は空前絶後の火事場の馬鹿力(と本人は思っている)を発揮し、見事階層主の撃破に成功する。が、皆の無事に安堵したのも束の間、己の立場を守ろうとしたリーダーによりヴィム少年はパーティーを追放されるのであった。  途方に暮れるヴィム少年であったが、竜の翼《ドラハンフルーグ》というパーティーは彼の居場所ではなく、むしろ最強の戦士が世に放たれるまでの最後の楔であったことは、まだ知る由も無い。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年04月30日
連載 465エピソード
※アニメ化決定しました。 人生とは、たった一言で全てが変わることがある。 「英雄の傷跡」と呼ばれる呪いを受け、視覚を失って生まれたクノン・グリオン。 視界どころか生きる意味さえ見えない彼は、無気力な幼少期を送っていた。 そんなある日、身体に水の紋章が浮かび上がり、魔力があることが判明する。 だからどうした。 魔力があろうと、魔術が使えようと、見えないことには変わりない。 クノンには相変わらず生きる意味が見えなかった。 そんなクノンを、そんなつもりのない思いがけない一言が覚醒させる。 ※火曜日、金曜日、日曜日に更新しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年05月13日
連載 198エピソード
//書籍第7巻 電撃の新文芸より発売中! // 男爵家の長男、ロルフは、知勇ともに大いに優れた少年だった。その将来を疑う者はおらず、婚約者のエミリーや妹のフェリシアからも慕われていた。 当人も努力を怠らず、貴族家の嫡男でありながら騎士として叙任されることを夢見て真摯に文武を修めていた。 だがロルフは、十五歳の時に授かるはずの魔力を授からなかった。それは異例で、女神に棄てられたことを示していた。その日から、ロルフには侮蔑の視線が向けられることになった。 逆に婚約者のエミリーは最大級の魔力を授かり、即座に騎士に叙任された。彼女はロルフが優れた人間であると信じ続けたが、周囲は違った。 ロルフは男爵家を廃嫡され、婚約を破棄され、従卒としてエミリーに仕えることになった。さらに彼は騎士団で"煤まみれ"と呼ばれ、下男のような扱いを受けた。 しかしそれでもロルフは境遇を悲観せず、自分を信じて剣を振り続けた。その結果どのような未来が待ち受けるか、彼には知る由も無い。 ロルフは様々な出会いを経て、守るべきもののために、想像もしていない戦いへ身を投じていくことになるのだった。 ※カクヨム様にも投稿しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年04月19日
連載 完結済 236エピソード
【一行で分かるあらすじ】 才能はあるけどコミュ障なポンコツ魔女が、正体を隠して王子様の護衛をする話。 【まじめなあらすじ】 天才魔術師モニカ・エヴァレットは人見知りで、人前で喋るのが大の苦手。 そこで彼女は猛努力の末に、詠唱をせずとも使える無詠唱魔術を習得。〈沈黙の魔女〉として、弱冠十五歳で七賢人に選ばれた後は、森の中で静かに暮らしていた。 それから二年が経ったある日、モニカに一つの命令が下される。 その命令とは、学園に通う第二王子を、本人には気づかれぬよう秘密裏に護衛してほしい、というもの。 かくしてモニカは王子の護衛をするために、貴族の子女が通う煌びやかな学園へ潜入するのだった。 「いやだよぅ、怖いよぅ……うっ、うっ……胃がキリキリするぅ……」 と泣きべそをかきつつ。 書籍版1〜10巻と、書き下ろしの4巻after(実質4.5巻)、短編集の9巻extra、〈結界の魔術師〉が主人公のスピンオフanother上下巻が、カドカワBOOKS様から発売中です。 また、本編のコミカライズが、B’s-LOG COMIC様で連載中、単行本1~5巻発売中。 スピンオフであるanotherのコミカライズも、カドコミ様で始まりました。 ※書籍版は、WEB版とは異なる部分があります。コミカライズも書籍版に合わせているので、こちらもWEB版とは内容が異なる部分があります。 本編完結後の後日談的外伝は、タイトル上のリンクからとべます。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年10月03日
連載 249エピソード
ヴェルナー・ファン・ツェアフェルトは現代日本からRPGのゲーム世界に貴族の子息として転生したが、主人公でもそのパーティーメンバーでもない。 それどころかゲーム中には登場しない人物、しかもスキルも槍術ひとつと地味なので能力的には勇者一行のメインストーリーに参加しようもない。 僅かな利点は勇者と友情を築いたという事実と父親がそれなりの高位貴族の嫡子であるという事。ストーリーからみればまぎれもなく脇役だろう。 そんなヴェルナーはひとまず前世の知識とゲームストーリーを知っているという点、さらに貴族としての権利と発言力を生かし、まず魔軍に殺されないよう生き残りを目標に生きていく。 だがヴェルナーの前世知識とストーリーを知っているが故の行動は本人も意図しないところで様々に影響を起こしていき、死ぬはずの人物を生かし、本来ゲームでは起きなかったはずの事件にも対応しながらこの世界の歴史を刻んでいくことになる。 それは勇者の伝説とは異なる、若き貴族の努力と奮闘の記録。 これはとある異世界で記憶に残らなくても記録に残ったある人物の若き日の物語である。     ※回によっては死体描写などの微グロ描写があります。R15、残酷な描写ありはその保険。 ※不定期更新。リアルの都合上たまにものすごく間が開くはずです。  一応最後まで展開は考えてあるのですが。 ※一話ごとの長さがまちまちです。あらかじめご了承ください。 ※本作品の内容はフィクションです。実在の人物・集団等には一切の関係はありません。  また奴隷などの表現も出てまいりますがそのような行為を容認するものでもありません。 ※(●)マークは一話すべてが主人公以外の視点、  (◎)マークは一部に主人公以外の視点が入る話となります。 ※レビュー、感想、ブックマーク、評価、誤字報告など本当にありがとうございます。  励みになります。  ただキャラクターの台詞に関しては意図的に軽い言葉(ら抜き言葉とか)を使っているところもあり、そういった部分に関してはご報告いただいてもそのままにしてあります。申し訳ありませんがご了承ください。 ◆ご報告◆ 皆様からたくさんいただきましたご支持、評価、応援の結果、出版者様の目にとまり書籍化していただける事になりました! 応援してくださいました皆様、本当にありがとうございます!
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年06月29日
連載 545エピソード
魔術の本場、水の国でも有数の魔術学園であるミネオマルタ国立理学学園に、新たに転入生がやってきた。 彼女の名はロッカ=ウィルコークス。魔術についてはほとんど知識がないばかりか初等学校での教育もろくに受けていない、鉱山あがりの不良娘だった。 これは山育ちの田舎娘ロッカが大都会のミネオマルタで繰り広げる、努力と友情の物語。
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ローファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年07月20日