2013年02月13日 (水) 23:04
というわけで、ご要望にありましたキャラクター設定です。
とりあえず、数が多いので第一章の登場人物のみ。
まあ、容姿設定などがどこまで皆さんのイメージ力に力を貸せるか未知数ですが、ちょいちょい設定されているだけの小話などもあるのでご確認ください。
異世界でスバルは髪の毛とかどうしてんの?とか、エミリアたんって超可愛いけどシャンプーなに使ってんの?とか、ラインハルトってぶっちゃけた話どんなもんなのよ?みたいな部分の片鱗が見えれば幸いです。
では、どぞー。
《主人公:ナツキ・スバル》
年齢:17歳 身長:173センチ 体重:70キロ
容姿:黒の短髪に三白眼で、筋肉質のがっちりした体格の持ち主。足は日本男児の平均よりやや短い。髪の毛が短い状態に慣れ親しんでいるため、毛先が少しでも長くなってくると途端に気持ち悪くなる。おおよそ三週間ごとに髪の毛を切っていたが、この世界にきてからは主にレムの手で髪を切ってもらっている。
性質:特別人目を引くほど不細工でも美形でもない、平凡な顔立ち。三白眼の持ち主で目つきだけは異常に悪く、普段のとぼけた態度がなければ不機嫌だと他人に思わせるほど。シリアスシーンで初対面の印象が悪いのはそれも原因。ただし、コメディシーンでは目つきではなくふざけた態度が原因で印象が悪いので、基本的に誰からも受けが悪い。
人の神経を逆撫ですることに一種の快感を覚える悪癖があり、それが普段の行いの悪さを助長させている。他者に対する関心が薄く、自分のことしか考えていない――と今時の若者らしい自己判断をしているが、実際には自分が思うより情に厚く、理想が高い面がある。
能力:『死に戻り』。死ぬと記憶を保ったまま、一定の場面まで舞い戻ってくる。死んで戻って死んで戻って、求める未来を手に入れるまで頑張れ! そして死ね!
《ヒロイン:エミリア》
年齢:秘密 身長:164センチ 体重:羽のよう
容姿:銀色の腰まで届く髪に、抱きしめると折れそうなぐらい細い体つき。腰の高さは身長差があるのにスバルより高い。髪型は日々、パックとの制約によって彼の気分で変えている。最近のパックのマイブームは三つ編み。体型や美容については自分で気を遣っていないが、パックとの契約で食事制限や入浴後の運動などを義務付けられている。
性質:銀色の髪に、瞳の色は紫紺。種族的に美形揃いのエルフの血を引いている点を加味しても、作中で一番の美貌の持ち主。ただし、さる理由から鏡で自分を見ることを極度に嫌っており、自身の容姿には無頓着。普段の装いや身嗜みに関しては、全てパック任せ。
他人に自分がどう思われているか、という一点に関して一切の期待を持たない。それは環境の影響で、自身の境遇に諦めを抱いているからである。故にせめて自分だけは自分を嫌いにならずに済むよう、自分の心だけは裏切らないよう行動する。結果、損ばかりをする生き方をする羽目に。他者のためになにかをすることも、結果的に自分本位が先走った故のことだと思い込んでいて、これだけ損しておいてわがままだと思っている。ある意味、面倒臭い女の子。
能力:『精霊術師』。火を司る大精霊パックと契約し、低温の熱量による氷系統の魔法を好んで使う。他の微精霊とも契約関係にあり、四系統の魔法ならいずれも浅く使いこなせる。
《小さな大精霊:パック》
年齢:420歳 身長:9センチ(可変) 体重:5グラム(魂程度)
容姿:灰色の体毛をふさふさに生やした二足歩行の子猫。種族的に似ているのはアメリカンショートヘア。長い尻尾は尻尾を除いた体長と同じぐらいあり、パッと見だとネズミに見えないこともない。
性質:真っ黒の瞳と、ピンク色の鼻。愛らしい自分の姿形にはそれなりに愛着があり、鏡を見ない娘と違って日々きっちり自分の毛並みを整えたりしている。おっとりした性格で、かなりのマイペース。話せる人柄の持ち主に思えるが、揺るがない絶対の価値観が自分の中にでき上がっているタイプであり、融通は実は利かない。
《覚醒状態》
容姿:体長20メートルほど、体重は5グラム(魂程度)
性質:黄金色の瞳に、剣のように生え揃った牙。猫科の巨獣と化すが、落ち着いてみるとふわっとした毛皮の持ち主。
能力:『終焉の獣』。本気モードとなったとき、顕現に必要な大量のマナを周囲から強制的に徴収し、結果としてマナを吸われたものを凍りつかせていく。存在するだけで世界を少しずつ殺していく状態であり、エミリアの意思なくして変身することはまずない。
《路地裏プリンセス:フェルト》
年齢:14歳(サバ読んで15歳発言) 身長:153センチ 体重:猫みたいに軽い
容姿:金色の髪をセミロング、というより邪魔にならない程度に適当に自分で切っていた。体は細身というより栄養不足でか細く、肌は色白というより血色が悪い。小柄な体つきというより成長途中。ラインハルトが後見についてからは、ちゃんと職人が髪を整え、栄養に気遣った食事を食べ、生まれ持った美少女の片鱗をやっと垣間見せてきたところ。
性質:赤色の瞳に、笑うと目立つ八重歯がチャームポイント。つり目がちなところのある勝気な少女であり、ロム爺がいなければ女の子らしさの欠片もない育ち方をするところだった。
貧民街で育った経験から、損得勘定に非常にうるさい。卑屈になるわけではなく、負けん気の強い性格。学ぶ機会に恵まれていなかったが、頭の回転はかなり優秀な少女で、物事の本質を口さがなく突く恐いもの知らずなところがある。口が悪く、失うものがないという強みから誰に対しても対等な口を利く。ゆいいつ、ロム爺の存在だけが弁慶の泣き所。家族思い。
能力:『???の加護』詳細秘密。
《盗品蔵の主:ロム爺(本名秘密)》
年齢:100から先は数え忘れた 身長:220センチ 体重:160キロ超
容姿:ハゲで筋肉質のジジイ。薄汚れた服というよりボロキレをファッショナブルに着こなし、微妙に香ばしい臭いを漂わせるTHE貧民。
性質:皺だらけの顔の中、暴力的な威圧感を発する見た目の中、その眼差しにだけ理知的な光を宿したわりと常識人。ルグニカ王国で起きた内戦、亜人戦争によって数を減らした巨人族の数少ない生き残りであり、戦争終結後は王都の片隅でこそこそと盗品をさばく生業をしながら日々を過ごしていた。とある経緯で出会ったフェルトを孫のように溺愛しており、貧民街で生きる厳しさを教える反面、必要最低限の助力だけは欠かさずしていた。フェルトの出生、ロム爺の本名。亜人戦争での立場など、未公開情報多数あり。
能力:棍棒を振り回す程度の能力。字面通り、棍棒を使って戦います。それなりに強いですが、それなりで勝てる相手が少ないのも今作の悲しいところなのです。
《腸狩り:エルザ・グランヒルテ》
年齢:23歳 身長:168センチ 体重:奪った命の数だけ重い
容姿:珍しい黒髪を腰まで伸ばし、編むように束ねている。透き通る色白の肌の持ち主。目尻の垂れたおっとり系の顔立ちの腸美人。細身だけど、ボンキュボン。
性質:好んで黒装束に身を包んだ、暗殺者系の美女。平時から艶めいた雰囲気を漂わせる妖艶な美貌の持ち主だが、血臭の満ちる現場に立つとその艶っぽさがさらに際立つ変態。幼少時の体験から、生き物の腸を弄ぶことに生の実感を得る性癖の持ち主。蜘蛛のような執拗さと、異常な身軽さでトリッキーに戦う。戦闘力は作中でも屈指の実力者。
能力:『???の加護』詳細不明。ククリナイフに似た形状の刃物を獲物とし、二振りのそれを自在に操る。装束の下には投擲用のナイフも所持しており、全身これ刃物女。戦闘の快楽のためなら自傷もいとわない、その戦い方の方がずっとエロ恐い。
《剣聖:ラインハルト・ヴァン・アストレア》
年齢:19歳 身長:184センチ 体重:70キロ台
容姿:燃えるような赤の頭髪に、空を映したような澄み切った青の瞳。整った顔立ちはただの立ち姿ですら絵画の一枚であり、作中で一番の美男子。ユリウスとのツーショットは、特に理由がなくても女性が集まり出すほど。
性質:謹厳実直、清廉潔白、勇猛果敢、眉目秀麗。彼の人物を語ろうとすれば、それらの言葉を並べ立ててもなお足りない。それらに加え、弱気を助け強きを挫く勇気の持ち主であり、まさに騎士の中の騎士。おとぎ話に出てくる理想の騎士そのものであり、人民からの信頼も厚い国民的なスーパーヒーローである。本人も人当たりが非常によく、親しみやすい人柄の持ち主であり、まさに非の打ちどころがない……一見。
能力:『剣聖の加護』『矢避けの加護』『矢当ての加護』『退魔の加護』『先制の加護』『闇避けの加護』『火避けの加護』『風受けの加護』『早駆けの加護』『泥抜けの加護』『湖の加護』『蒼天の加護』『涙天の加護』『伝心の加護』『騎乗の加護』『騎獣の加護』『無手の加護』『流血の加護』『不死鳥の加護』『霧の加護』『解毒の加護』『初見の加護』『再臨の加護』etc……。
この活動報告でのエルザの項目、
>体重:奪った命の数だけ重い
が、直接的な能力ネタバレの意味を持っているように思えてきました。
……計測するタイミングによっては、実際の数値からしてロム爺くらい、下手するとそれ以上になっちゃうんじゃね?的な(第一章の時点では、ロム爺の棍棒に立ったところから見ると、それなりに軽かったようですが……)