ブックマーク一覧 恋愛:短編 全65件
連載 完結済 20エピソード
北の辺境伯の娘、レイナは婚約者であるヴィンセント公爵令息と、王宮で開かれる建国記念パーティーへ出席することになっている。 その為に王都までやってきたレイナの前で、ヴィンセントはさっそく派手に転げてみせた。その姿はよく転ぶ幼い子供そのもので。 彼は二年前、不慮の事故により子供返りしてしまったのだ――というのは本人の自作自演。 なぜかヴィンセントの心の声が聞こえるレイナは、彼が子供を演じている事を知ってしまう。 そして彼が重度の女嫌いで、レイナの方から婚約破棄させようと目論んでいる事も。 必死に情けない姿を見せつけてくる彼の心の声は意外と優しく、そんな彼にレイナは少しずつ惹かれていった。 だが、王宮のパーティーは案の定、予想外の展開の連続で……? ※設定緩めです ※他投稿サイトにも掲載しております
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異世界[恋愛]
最終更新日:2022年10月20日
短編
「ねえねえ、星凪さんはさ、好きな人いないの?」 「え? す、好きな人?」 「「「――!!」」」  とある昼休み。  ゴシップ好きで有名な黒川さんが、星凪さんに唐突にそう尋ねた。  その瞬間、クラス中の男子から息を吞む気配がした。  さもありなん。  星凪さんはクラス一の美少女で、大半の男子は星凪さんに片想いしていると言っても過言ではない。  その星凪さんに、好きな男がいるか否かという質問なのだ。  そりゃ気にならないほうが噓ってものだろう。 「う……うん。いないことも……ないような」 「「「っ!!?」」」  男子たちに電流走る――。  いた……、星凪さんに、好きな男が――!(倒置法)  これは世界を揺るがしかねない大事件だ。  今までまったくそんな素振りは見せなかったというのに。  やはり星凪さんも年頃の女の子。  そりゃ好きな男の一人や二人、いて当たり前だよな。  だがこうなると、俄然誰がその相手かというのが気になってくるが――。 「えー! そうなんだー! ねえねえ、誰か教えてよ、教えてよー!」 「そ、それは、流石にここじゃ……」  うん、そりゃそうだ。  こんなクラス中の人間が聞き耳を立ててるところじゃ、言えるわけないよな。 「あー、そっかー。じゃあゲームしようよ! 今から私が、『はい』か『いいえ』で答えられる質問を4回だけするから、それで星凪さんの恋の相手が誰か推理するよ! それならいいでしょ?」
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2024年03月22日
短編
たまたま隣の家に生まれ、同じ学校に通い、高校入学の引っ越しでしばらく疎遠になったが、同じ職場で再会した蓮と日葵。 幸せな生活が一年を過ぎた頃、突然日葵は倒れた。 病院で余命三ヶ月と宣告され絶望に落とされた蓮に不気味なソレが囁く。 『僕が彼女の寿命を延ばしてあげようか?』 蓮は自分の体の感覚と引き換えに日葵の寿命を一年、また一年と伸ばしてもらう。 蓮にとって何が幸せなのか。 答えを見つけられないまま、時間は止まることなく進んでいくのだった。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2022年05月05日
短編
「クリフ、ただ今をもって、お前との婚約を破棄する!」 「――!」  華やかな夜会の最中。  僕の婚約者であり、我が国の第二王子殿下でもあらせられるトリスタン様が、にわかにそう言い放った。  炎を彷彿とさせる深紅の瞳が、妖しく揺れる。  そ、そんな!? 「どういうことですかトリスタン様! 理由をご説明ください!」  僕は今まであなた様の夫となるべく、厳しい花婿修業にも耐え続けてきました。  それもこれも、あなた様を生涯お側で支えられる男になるため――。  だというのに、何故……! 「フン、みなまで言わせるな煩わしい。――オレはもう、自分の心に正直に生きると決めたのだ」 「……え」  それは、どういう……。 「――テリー、オレの夫となってくれるか?」 「はいトリスタン様! 喜んで! ボク今、最高に幸せです!」 「――!!」  男爵令息のテリーが、トリスタン様に甘えるように抱きつく。  少女のように可愛らしい容姿のテリーがそうすると、まるで男女のカップルのようだ……。 「……トリスタン様」 「見ての通りだクリフ。オレは今後は、テリーと共に真実の愛に生きる」 「えへへー、そういうことですクリフ様!」 「……」  仲睦まじくじゃれ合う二人の間には、僕の入る隙間は一分も見当たらない。  そうか。  そういうことだったのか……。  トリスタン様の心は、初めから僕には微塵も向けられていなかったのだ。  でもそれも、無理もないことなのかもしれない……。  所詮僕とトリスタン様は、政略結婚で結ばれた間柄。  心と心で結ばれている二人には、敵うはずがないじゃないか――。 「――だからクリフ、今後はお前も、自分の心に正直に生きろ」 「そうですよクリフ様」 「――!?」  な、何を……!?
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異世界[恋愛] ボーイズラブ
最終更新日:2022年05月06日
短編
中学の頃から毎日一緒に過ごしてきた、仲良し男女六人グループ。 そのうち四人がグループ内で付き合い始めてしまったため、余った修二(しゅうじ)と春亜(はるあ)は、激しい危機感を覚える。 このままでは自分たちだけがグループ内で浮いてしまうと焦った二人は、恋人のフリをすることにしたのだが……?
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2022年04月22日
連載 完結済 6エピソード
ある隠しキャラが攻略不能となった後で、学園の中庭にて発生した、鬼畜眼鏡な生徒会副会長のレアイベント。それを一般キャラの結子(ゆうこ)は、のほほんと眺めていた。 女性向け学園オンラインゲーム『ラズベリー☆レッド』で繰り広げられるイベント……の裏側なお話。 ※読み切りでしたが、増殖したので連載版として括りました。 ※本編全3話、番外編3話にて完結です。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2015年04月14日
連載 完結済 4エピソード
音楽科に通う高校生の三代儀勇作には双子の幼馴染が居た。成績優秀な漆原恵。競泳選手の漆原佳奈。しかしあるときから突然相手にしてもらえなくなった。どうして相手をしてくれなくなったのか勇作は分からなかった。勇作はその理由を知ることなく、ウィーンへと飛び立った。  音楽の天才三代儀勇作、勉学の秀才漆原恵、水泳の天才漆原佳奈、そして勇作の妹三代儀菜々花。立場の異なる四人の心の内を書いた作品です。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2022年01月05日
短編
とある放課後の帰り道、河川敷で一人号泣している女の子を見掛けた僕。 それはクラスメイトの丸井(まるい)さんであった。 話を聞くと、丸井さんは同じくクラスメイトでイケメンサッカー部の鈴木(すずき)くんに告白したのだが、「デブは嫌い」とフラれてしまったという。 それを聞いた瞬間、ある理由から丸井さんの気持ちが痛いほどよくわかる僕の心に、炎が灯った。 「……丸井さん」 「ふえ?」 「だったら話は簡単だよ。――瘦せて鈴木くんを見返してやればいいんだよ!」 「ふえええ???」
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2021年12月17日
短編
今日もクラスメイトの巽(たつみ)さんに、電話で勉強を教えていた俺。 巽さんは理解が早いので、程なく今日の分は教え終わった。 「また明日学校で」とお互い挨拶し、電話を切る。 ――が、どうやら通話終了ボタンを押し損ねていたらしく、スマホから『今日の下野(しもの)くんの声も超イケボだった~』とか『将来は毎日下野くんに私の作ったお味噌汁を飲んでもらいたいな』といった巽さんの独り言が聴こえてきて……!? ※「なろうラジオ大賞3」の参加作品です。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2021年12月10日
短編
「メリッサ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」 「――!!」 親友だと思っていた男爵令嬢のアンジェラに無実の罪を着せられ、公爵令息であるドナートに婚約破棄されてしまったメリッサ。 呆然と夜の街を独り歩くメリッサの目に留まったのは、一軒の小さなパチンコ屋――。 自暴自棄になったメリッサは吸い込まれるようにそのパチンコ屋に入っていくのだが、そこで運命の相手、シルヴィオと出逢い――。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2021年11月05日
短編
殿下、これが最後の講義となります。 お心に留めておいてください。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2021年09月04日
短編
最近僕は一時間も早く起きて、通学用の電車で席を確保している。 何故そんなことをしているかというと、いつも同じ電車に乗っている、名前も知らない綺麗な女の子に、さり気なく席を譲るためだ。 今日も無事席を確保できたことに胸を撫で下ろした僕だが、この日電車に乗ってきた彼女は、明らかにいつもと様子が違っていて……!?
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2021年10月15日
短編
二つ年下の鰐渕さんは昔から先輩の事が大好きで、でも先輩は他の女の子に次々告白をしていて。 無口な鰐渕さんは無事に想いを伝えられるのか!? 寡黙なデスロール系ヒロイン、鰐渕さん参上!
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コメディー[文芸] R15
最終更新日:2021年09月18日
連載 完結済 2エピソード
城崎高校の天才少女こと"望月くるみ"はただ、生きることに飽きてしまっている。 優等生で人気者で、いつだってクラスの中心にいた彼女は、数ヶ月前を境に記憶喪失になって、すっかり冷たい性格へ変わってしまった。 「ごめんだけど、私、君のこと覚えてな……」 「記憶喪失じゃないでしょ」 「…………へ?」 「望月さんって、記憶喪失になったわけじゃないでしょ。その格好になる前から自傷してたじゃん」 記憶喪失の"フリ"をしていると気がついたのは、僕だけだった。 「毎日毎日つまんなくて、死んじゃいそうなの。だからさ、退屈に殺される前にモブくんが救ってくれる?」 天才故に疎外され、つまらない毎日に飽き飽きしている『孤高ちゃん』と、今まで非凡とは無縁の世界で平凡に生きてきた『モブくん』のちょっとしんどい青春ラブコメです。 少し重めに見えますが、ちゃんとハッピーエンドです。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2021年08月20日
短編
好きな人の前だと緊張して上手く話せない。 今日もまともに霧島と話せなかった主人公は、ガード下の出店で老婆から怪しい眼鏡を買った。 その眼鏡をかけると、霧島はもうボブにしか見えなかった……。
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コメディー[文芸] R15
最終更新日:2021年09月05日
短編
馬賊の女頭目の補佐の男が、女頭目に一戦所望したらエロい展開になっちゃう話。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2021年08月29日
短編
『なるべく早くお願いします』が口癖の鳴早さんは、俺の二つ下の後輩だが、俺よりも仕事が出来るスーパーウーマンだ。 どんな仕事もテキパキ捌き、納期に遅れたことはただの一度もない。 それどころか、三ヶ月はかかると見積もっていた仕事を、一ヶ月で終わらせてしまったことさえある。 ――そんな鳴早さんの唯一の欠点は、病的なほど『せっかち』なこと。 鳴早さんはとにかく待てない人なのだ。 ある日、とあることがキッカケで鳴早さんと二人で焼肉屋に来た俺だが、そこで鳴早さんからとんでもない要求をされ……!? ※コラボ作品です。 【原案】しいたけ 【文】間咲正樹
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現実世界[恋愛] R15
最終更新日:2021年08月06日
短編
学校1の人気者である、神に二物も三物も、才能を詰め合わせパックで与えられた完璧な美少女、三峰 彩葉。 まさに『神に愛された少女』である彼女の自殺現場に、マイペースで平凡な男子高校生である俺が遭遇してしまったからには。 「なぁ。俺、学校抜け出して海を見に行くのが夢なんだけどさ。今から一緒に行ってみようぜ」 「はぁ……?」 「だって、どうせ死ぬなら俺に付き合って徳を積んでから死んだほうが良くないか? 俺は女子と学校を抜け出して海を見に行く夢を叶えられる。お前は死ぬ前に徳が積める。WinWinだろ」 「……別に、徳なんて今まで死ぬほど積んできたからもう積み足りてるんだけど」 「本当にそう言い切れるのか? あと少し足りなくて、地獄に落ちた後で後悔しても知らないけどな!!」 「くッ……。脅すとか最低! 卑怯者!!」 今日も絶対に、君を死なせない。 完璧な人気者じゃないと生きていけないような生活に疲れて自殺しようとした美少女が、平凡ハイテンション主人公と出会って、美味しい空気が吸えるようになるまでのラブコメです。 他サイトにも投稿しています。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2020年11月29日
短編
僕はクラスメイトの花守(はなもり)さんに、淡い恋心を抱いている。 だがヘタレな僕は、告白する勇気を出せないまま毎日を過ごしていた。 ――そんなある日、学校の校門を出たところで、花守さんにそっくりな大人の女性に声を掛けられる僕。 その女性は、未来から来た花守さんで、僕の奥さんだと言い出し……!? ※MBSラジオ「寺島惇太と三澤紗千香の小説家になろうnavi-2ndbook-」の、2021年6月の朗読作品として採用していただきました。 詳しくはなろうのトップページにある、MBSラジオのバナーからご確認ください。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2021年04月09日
短編
10円玉ゲームという遊びがある。 YESかNOで答えられる質問をして、YESなら10円玉を表に、NOなら裏にして下敷きの下に隠し、全員が隠し終わったら下敷きを開いて、YESとNOがいくつあるか確認するというゲームだ。 そんな10円玉ゲームに何故かクラスメイトの女子3人から誘われた僕だが、「この中に好きな人がいる」という質問でYESが1人いて……!?
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2021年01月02日
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