「誰が敵で、誰が味方だ」 前世筋金入りのケーキ中毒者だった彼女は、いつの間にか殺されて因幡藍という少女に転生していた。 しかし今世の記憶は一切なく、しかも彼女のいる環境は特殊能力者が集められた学園というあまりにも特殊で狂った場所だった。 誰を信じればいいのか。誰を信じてはいけないのか。記憶が無く何も分からない藍は、とにかく学園から“外”に出てケーキを食べられるその日を目指す。

テレージア＝サンドラ＝フォン＝ハイツマンは、婚約者である王太子とお互いに嫌い合っていることが有名な公爵令嬢だった。二人は出会えば口喧嘩不可避の関係、「婚約破棄待ったなし」と言われるまでである。 ところがある日、テレージアの顔を見た王太子が急に豹変し、口説いてくるようになった。どうやら惚れ薬を誤飲したことが原因のようだが……？ ツンデレ×ツンデレがお互いに「ツンなだけで両想いじゃん！」と気がつくまでの話。 ※pixiv転載中

高校二年生の春。私と瀬野慧斗が初めて違うクラスになった。 人気者でちょっと不良っぽい瀬野くんと、平々凡々で真面目な目立たない私は、六年連続同じクラスだったのに七年目にして縁が切れた。 特別仲が良いわけではない間柄。だから、このまま永遠に友だち未満の知り合い止まり――のはずだった。 クラスが離れてから、なぜか話す回数が増えて。やっとただの友だちになって。いつの間にか、瀬野くんを目で追うようになっていく。 元クラスメイトの二人の距離が変化していく一年間。

『全然似てない。 　でも、ありがと。』 オカルティックアクションホラーアドベンチャー＋現代ダークファンタジー＋ロマンス ※完結済

青春ホラー　青春多め 完結済

　アホで男みたいだった幼馴染みと三年ぶりに再会したら、美少女優等生になってて、めっちゃグイグイ押してくる。 　でも、コイツとだけは付き合いたくない。付き合わないと決めている。決めているんだけど……。 　しかし気がつくと手を繋がれていたり、気がつくと抱きつかれたり、デートすることになっていたりする、気がつくとうっかりイチャイチャしてる攻防戦系ラブコメです。

薫崎実綾（かおるざきみあや）、二十二歳。アイスを愛するごく普通の派遣事務です。ただし、運の悪さがカンストしておりますが！！ そんな彼女に忍び寄る、堅気じゃない系の車。 実綾の明日はどっちだ！ ファンタジーコメディー、前後編・蛇足の全三話です。

どこにでもいるコミュ障気味のボッチ女子・香津子（かづこ）は道端でネコに襲われていた自称悪魔を助ける。悪魔は助けてくれたお礼にと香津子のスマートフォンに「悪魔謹製・催眠アプリ」なるものをインストールする。普通であればスマホの肥やしになるだけのはずだったが、ささいな出来事からイジメの標的にされたクラスメイトを見ていられず、香津子は半信半疑ながら「催眠アプリ」を使う。その魔法のような絶大な効果を目の当たりにした香津子は、「催眠アプリ」を使えばボッチな自分の学校生活を変えられるかもしれないと考えて……。 ※2019/4/23：タイトル微変更。 ※他投稿サイトと重複掲載。

コミュ障の幸はオンラインゲームのＴＤＧにはまっている。 引っ込み思案でネガティブ思考のため積極的に他人とのかかわろうとしないけれど、ＴＤＧの中では本来の自分を忘れて、仲間たちと話ができる。 オフ会に来ないかと誘われて、本来の自分をさらしたくない幸は断ってしまう……。

睦美と康巳は家がお隣同士の幼馴染。 睦美にとって、四つ年上のヤスくんは、頭が良くて、足も速く、なんでも出来て、誰より強い、昔から憧れの人で、世界にたった一人のスーパーヒーロー。 そして康巳にとって、小さなムッちゃんは、自分が守ってあげなきゃいけない可愛い女の子。 ……だった。 2021.10「康巳編」追加。

　彼、葉山健吾は、私、日村こりすの初恋相手だった。 　でも小学校時代、葉山よりも２０センチも背の高かった私は「デカ女」扱いで最悪の失恋をした。そして中学３年で再会した葉山は、すっかり背も伸びてイケメンになっていた。 　小、中学生の胸キュンラブ小説です。３話完結予定。

ファミレスで再会したのは古馴染みの同級生。変わってねえなあと喉を鳴らした彼だって、美雪からしたら相変わらずちょっと意地悪で、それでもやっぱりいいヤツだった。

リラクゼーション店で働く『矢子つぼみ』は、ある日偶然入ったコンビニで、客に絡まれていた気弱そうな男性店員を助けた。 「えらく綺麗な男の子だな」 彼の顔を見た瞬間、矢子はふと気付く。 毎週木曜日、店に客として訪れる美少女と、彼が瓜二つだという事に──。 思い悩む女装男子×ドライな年上女性。凸凹なふたりは、愛し合った先で足りない何かを探す。 ★完結済★　後日談も無事完結いたしました。ありがとうございました。 ------------------------------------------------------------ ※女装男子とのノーマル恋愛です。 ※女装、三人称、エロ表現多め、反倫理的表現がございます。 ※また、同性愛、バイの要素あり。詳しい描写はありませんが、苦手な方はご注意ください。

「彼氏ができたら振ってやるから、彼女になって」 　偏屈だけど、イケメン高スペックな幼馴染の春紀は言った。 　千冬は、その頼みをきいてあげることにした。 　恋愛感情がよくわからない千冬と、そんな千冬に長い片思い中の春紀。 　二人の初恋の結末は？ 　全二十一話で完結します。 　よろしくお願いします。 誤字報告有難うございました！ 助かりました！ レビュー有難うございました！ 凄く嬉しいです！ 　

滑り込んで入学した高校は不良ばかりで女子がいなかった。衝撃を受けた真知は、もちろん女子の制服に身を包んで女子にしか見えない。よーし、それならこっちにもやり方がある。ちょっとズレてる女子のほのぼの高校ライフ。

──この人は、誰。 大学生の直は、二年の夏、祖母の遺した古い一軒家に住むことになる。 そこはギシギシなる廊下、ふろ場に現れるカマドウマ、庭の植木にたかる毛虫と都会っこの直には恐ろしい世界だった。 うんざりしながら飲み会で愚痴を言っていた彼女に、「じゃあ私が住む」と言いだしたのが同じ学部の少女、薫。 なぜか始まった同居生活は順調に進んでいたのだが、直は薫の存在に次第に違和感を感じ出す… ホラーテイストは前半、後日談は恋愛要素が強めです。

瀧川チハルは東京・下町にある昔ながらの不動産屋に勤めている。ある日、隣にある大手不動産会社のエリート・久我から変わり者の家主を紹介された。どうやら取り壊し寸前のアパートに何者かが住みついてしまったらしい。チハルと久我はその正体を暴こうとタッグを組むが、そのアパートが火事で燃えてしまう。放火か、事故か。狙われたのは誰なのか...？　※完結済み。R15、残酷な描写ありは保険です。

ユーロラン帝国の兵士であるイオルは、ある理由からお金のために婚活を始めようとしている。愛のない結婚を選ぼうとするイオルを助けたいと、イオルに密かな想いを寄せるルシェは行動を起こす。それをただ見守る二人よりも年上のベルロイだったが── イオルをめぐって真面目な年下のルシェと落ち着いた年上のベルロイが三角関係を繰り広げる！ ※このお話は拙作「あなたの本心は隠しても無駄です」のスピンオフ作品ですが、読んでいなくても楽しめるようになっています ※このお話は共通ルートの後にルシェルート、ベルロイルートに分岐する、両方が楽しめる作りになっています。気に入ったキャラとのお話のみ読むのもあり、両方読むのもありですので、お好きなようにお楽しみ下さい ※のんびり更新です

ある日のこと、朝起きたら……突然“兄”が出来ていました。 別世界から逃亡してきたスパイだと名乗った男、ライは一葉の兄に成りすまして勝手に凪野家に潜伏すると彼女に告げて来た。ばらしたら殺す、そう脅してくるライに一葉は渋々従う羽目になり、仕方なく兄として一緒に暮らすことになった。 ……しかし、ライは何故か一葉が夢に見た初恋の青年にそっくりだったのだ。

キスは挨拶、セックスは遊び……。 そんな男の行動一つに、泣いて浮かれて、バカみたい。 実咲は付き合っている彼の浮気を見てしまった。 もう別れるしかない、そう覚悟を決めるが、雅貴を好きな気持ちが実咲の決心を揺るがせる。 こんな男に振り回されたくない。 別れを切り出した実咲に、雅貴の返した反応は、意外な物だった。