「つまり、あんたのリザ様は死んだわけじゃ無いんだろ? だったら、アンタに出来ることをやれよ」
突然に姿を消した女神リザ。彼女を想い嘆き泣き喚く神の御使を放置できる程、私は人でなしではなかった。凄く、面倒だけど……。
緑川 緋乃は、ある日突然自宅に現れた白蛇によって着の身着のまま一人異世界に放り出される。神の御使と自称する白蛇に導かれて異世界転移の原因となった女神リザに会いに行くも、緋乃に力を与えてリザは姿を消してしまった。
心底面倒だと思いつつ、白蛇のシオと共にリザの復活を目指すが、ないない尽くしで異世界ライフは思うようにはいかず、試行錯誤を繰り返す毎日。
そんな中、緋乃は一人の貴族の青年に出会う。
「娘にならないか?」
「(お前、私より若ぇだろ!!)」
青年の導きで魔物を狩るギルドへ登録し、彼と親しい異世界の住人達との出会いが二人の活動を加速させる。
金策にお茶を作ってみたり、魔物と戦闘したり、貴族や王族と接触したり、貴族の養女になったり?!
後にあり得ない非日常は宗教対立にまで発展?!
何も知らされないまま、シオの思惑に振り回される緋乃は、果たして、リザを復活させる事ができるのか!?
そんな感じのお話です。
基本、不定期更新です。
始めての投稿作品になりますので、生ぬるく見守っていただければ幸いです。感想、レビューはウェルカムです。軽い気持ちでどうぞ。